ベンチャー企業への転職はリスクもありますが、将来性のある企業へ転職できれば、今後のキャリアを大きく飛躍させることもできます。
そのため、どのベンチャー企業へ転職するのか、企業選びが非常に重要となります。
そこでおすすめしたいのが、ベンチャー企業の転職に強い転職サイト・エージェントです。
会社の評価制度や今後の業績など、ベンチャー企業は公開されている情報が少なく、なかなか予測することはできません。
そこで各企業の内部事情に詳しい転職サイト・エージェントを利用して、ブラック企業や将来性のない企業はうまく回避してください。
まずは当サイトがベンチャー転職におすすめする転職サイト・エージェントを、ランキング形式で紹介します。
目次
1位 マイナビエージェント
マイナビエージェントは、総合転職支援サイトです。
求人数は他の大手の転職サイトよりは若干少なく、主に中小企業をメインに求人をそろえています。
また求職者の登録も少ないので、それをデメリットに感じる方もいるかも知れませんが、実際は一人ひとりの求職者をしっかりとサポートしてくれるため、利用した方の評判は高いです。
丁寧な対応で転職を支援してくれるため、ひとりでの転職に不安だったり、初めての転職でどうしたらいいのか分からない方におすすめです。
また、独占求人が多いのも特徴で、マイナビエージェントにしかない求人も多く扱っているので、他の転職サイトで良い求人を見つけることができなかった方にも、おすすめの転職サイトです。
マイナビエージェントを実際に利用した人たちの口コミ・評判
2位 doda
dodaは大手の転職エージェントで、求人数も最大級を誇ります。
募集をしている企業も大手企業はもちろん、中小企業からベンチャー企業まで、幅広い求人をそろえています。
また地方での転職にも強く、日本全国で転職を支援してくれます。
もちろん書類選考に関しての具体的なサポートから、面接での対応の仕方など、転職に関係するあらゆるサポートを受けることがでるため、転職に不安を感じている方にはおすすめです。
また非公開求人の数も多いので、dodaに登録しないと分からない優良企業の求人も探すことができます。
そのため転職活動をサポートしてくれて、非公開の求人の中から自分の希望通りの求人を探したい方に、dodaはおすすめです。
dodaを実際に利用した人たちの口コミ・評判
3位 JAIC
JAICは大手から中小企業まで、様々な業種との太いパイプを持っていて、年齢層も20代を中心として営業職を中心に転職をサポートしてくれます。
特に研修に力を入れていて、2週間の研修期間があり、社会人経験のない人や営業系での転職を考えている方には、社会人としての基本的な挨拶や、ビジネスマナーなどのノウハウをしっかりと学ぶことができます。
また転職サイトによっては利用を断られて、求人を紹介してくれないこともありますが、JAICではどんな条件の人でも求人を紹介してくれます。
そのためフリーターや転職に自信がない人、他の転職サイトの利用を断られた方や営業系での正社員を目指している方におすすめする転職サイトです。
JAICを実際に利用した人たちの口コミ・評判
4位 キャリトレ
キャリトレは2014年から始まった転職支援サイトです。
特徴は20代前半~20代後半の比較的若い人材の転職を支援しており、人工知能(AI)がコンサルタント代わりとなり求人紹介をしてくれます。
キャリア分析では、仕事感や働き方などの質問があり、人工知能(AI)が求職者の希望や条件を学習していき、マッチング能力を発揮して求人情報を探し出してくれます。
1日5分のキャリア分析で、自分好みの企業を人工知能(AI)が紹介してくれるため、短時間で希望の転職先を探すことができるメリットがあります。
もし他の転職サイトのエージェントの対応に不満だったり、紹介してくれる求人に納得いかなかったりした人にとって、キャリトレはおすすめの転職サイトです。
キャリトレを実際に利用した人たちの口コミ・評判
5位 ビズリーチ
ベンチャー企業への転職で、管理職やスペシャリスト職など、ハイクラス求人を探すならビズリーチがおすすめです。
ビズリーチは年収600万円以上をメインとした、ハイクラスの求人を紹介しており、ベンチャー企業であれば管理職や役員候補の求人も多く紹介されています。
現時点である程度の年収がなければ、なかなか求人を紹介してもらえませんが、ある程度の実績を積んだ人のキャリアアップにおすすめです。
ビズリーチを実際に利用した人たちの口コミ・評判
6位 レバテックキャリア
レバテックキャリアは、エンジニアやIT・WEB業界の転職に特化した転職エージェントです。
技術職に詳しいコンサルタントが転職をサポートするので、正確な市場価値を元におすすめの求人を紹介してくれます。
ベンチャー企業の求人も多く、若手向けからハイクラス向け求人まで、幅広く対応しているのが特徴です。
重要なポジションの非公開求人も多く紹介しているので、転職でキャリアアップを狙うエンジニアにもおすすめです。
レバテックキャリアを実際に利用した人たちの口コミ・評判
7位 Green
GreenはインターネットやIT、WEB業界を専門にした転職サイトです。
求人の数も数千件以上あるため、この業界での転職を考えている方におすすめです。
しかしそれ以外の業種での求人はほとんどないため、他の業界での転職を考えている方には向きません。
特徴は自分の気になる求人を見ていると、それを元にして似たような求人を紹介してくれます。
そのため気になる求人を探しやすく、無駄な手間を省くことができます。
この機能は求人を閲覧するほどに制度が上がっていくため、求職者にとっては有難い機能です。
またスカウト機能があるため、企業側からアプローチをされることもあり、自分の条件にあった求人を探しやすくなるため、転職活動が楽になります。
Greenを実際に利用した人たちの口コミ・評判
8位 Forkwell Scout(フォークウェルスカウト)
Forkwell Scoutは、自分のプロフィールを公開して興味を持った企業がスカウトするシステムです。
そのため自分で応募する転職サイトとは少し違います。またよくある転職サイトの一斉送信のスカウトメールではなく、本当に興味を持った人にだけメールを送るので、無駄なメールを受け取ることはありません。
実際にスカウトメールを受けると、面接を受けるのか、とりあえず話を聞くだけにするのかなどを選ぶことができます。
もちろんスカウトメールがきても、興味が無ければ断ればいいので基本的にはメールを待つだけです。
Forkwell Scoutは、転職活動にあまり時間を使えない方や、企業側からのアプローチを待ちたい方などにおすすめする転職サイトです。
Forkwell Scoutを実際に利用した人たちの口コミ・評判
9位 IT転職ナビ
IT転職ナビは、SEやウェブサイト制作、ウェブマーケティングといったIT業界に強い転職サイトです。
専門分野に特化した転職サイトのため、それ以外の業種の求人が少ないです。
そのため、エンジニアやクリエイターでの転職を考えている方に、おすすめする転職サイトです。
またIT業界の求人数も国内でトップクラスのため、他の転職サイトで納得のいく求人を探せなかった場合でも、IT転職ナビなら専門性が高いので、満足のいく求人を探し出すことができます。
IT転職ナビは、IT業界に興味がある方や、転職に不安のある方、時間をかけずに転職をしたい方などにおすすめです。
しかも他の転職サイトと同様に、すべて無料で利用することができます。
IT転職ナビを実際に利用した人たちの口コミ・評判
10位 プロコミット
プロコミットはハイクラスの求人を中心に、転職を支援してくれるサービスを行っていて、求人もベンチャーを始めとして、エグゼクティブ系の求人を多く扱っています。
転職支援をしてくれるコンサルタントも業界に精通していて、高いスキルでサポートをしてくれます。
コンサルタントは的確に求職者の条件と企業をマッチングしてくれて、希望通りの求人を紹介してくれます。
サポートも細かいところまでフォローしてくれるため、転職に不安な方も安心して利用することができます。
またハイクラスの求人の多くは非公開となっており、プロコミットに登録することで、条件の良い求人を知ることができます。
そのため自分のレベルを上げたい方や、実力を試したい方にとってプロコミットはおすすめです。
プロコミットを実際に利用した人たちの口コミ・評判
11位 アマテラス
アマテラスはベンチャー企業を中心とした求人サイトで、特に優良な企業を厳選して掲載している特徴があります。
アマテラスに登録すると、相手企業のCEOから直接連絡がありスカウトされることがあります。
よくある転職サイトだと、基本的に採用担当者が連絡することがほとんどですが、アマテラスの場合は企業のトップ自らが連絡することもあります。
また求職者の経験や実績が認められればプレミアム会員になることができて、相手企業のCEOに直接連絡することができるため、自分を売り込むことができます。
そのため、もし自分の経歴に自信がある方や、これから成長するベンチャー企業で自分を試したいと思っている方に、アマテラスはおすすめです。
アマテラスを実際に利用した人たちの口コミ・評判
12位 ギークリー
ギークリーは、ITやWeb、ソーシャルゲーム業界の求人を多く扱っている特化型の転職エージェントサイトです。
職種としては、システムエンジニアやSE、プログラマーといった求人が中心ですが、それ以外にも経理や人事の求人もあります。
求人内容も専門職のため、優良案件がたくさんあり、収入を上げたい方や自分の実力を試したい方におすすめです。
もちろん非公開求人も数千に及ぶため、ギークリー登録しないとそういった求人を見ることはできません。
募集内容も20代や30代だけでなく、40代の求人もあるため、キャリアのある経験者の転職も可能です。
またサポート体制もしっかりとしているため、求職者と企業とのマッチング力が強く、ギークリーを利用した方の満足度が高い特徴があります。
ギークリーを実際に利用した人たちの口コミ・評判
優良なベンチャー企業の見分け方
ベンチャー企業は新しい技術やサービスを元にして事業を進めていき、短期間で急速な成長が見込める企業のことです。
優良なベンチャー企業の見分け方はまず労働環境です。
ベンチャー企業は成長する可能性はありますが、それまでは苦労の方が多いため、一番見分けやすいのは労働時間です。
毎日残業で終電まで働き続けるような企業だと体を壊します。
優良なベンチャー企業は、労働環境にも気を配っているため、仮に残業があったとしても残業代は支給されるし、休みもしっかりと取れます。
また社内の雰囲気も大事です。社内に活気が無く沈んだ雰囲気だと毎日の仕事が大変で、気持ちが落ち込んでいる可能性があります。
そのため笑顔が無く、顔色が悪い従業員ばかりだと、優良なベンチャー企業とは言えません。
転職して後悔するベンチャー企業の特徴とは?
ビジネスモデルに独自性がない
ベンチャー企業は新しい技術やアイデアを元にして会社を運営していきます。
そのビジネスモデルがよくあるサービスだったり、聞いたことがある内容だとベンチャー企業とは言えません。
そのためベンチャー企業で働く場合は、その企業がどんなビジネスモデルを持っているのか、そしてそのビジネスモデルには、独自性があるのかを見極める必要があります。
差別化や専門性、拡張性や再現性といった部分が大きくかかわってくるため、そのビジネスが今後伸びるかどうかが決まります。
逆にあまり新しいことに熱心ではなく、現状維持を目的としている場合は、自分の実力を試して新しいことに挑戦したい人にとっては退屈になります。
コーポレートサイトに顔写真がない
コーポレートサイトとは「その会社が何をしているのか」「どんなサービスをしているのか」を伝えるためのものです。
そのためコーポレートサイトは、企業の顔となるため入念に作りこむ必要があります。
その中でも企業の代表者はもちろん、各事業者の代表の顔写真が無い場合は問題です。
事業内容やサービスについてのことを詳しく伝えるだけでなく、そのサービスをどんな人物が行っているのかを、相手に知ってもらうために顔写真があった方が印象が変わります。
企業の情報を公開することで、信頼性を高めることができるため、ビジネスにおいて主要なことであり、それを疎かにしている企業は信頼性が下がります。
オフィスが汚れている
ベンチャー企業の仕事はハードになることが多く、社内の整理整頓が疎かになることがあります。
しかし作業効率を上げて、新しいアイデアや発想を実現するなら、オフィスは綺麗で整然とした職場環境の方が仕事もしやすくて、人間心理としても働きやすい職場になります。
そのためオフィスが汚れていたり、書類等が散乱している場合は、仕事の効率も下がる可能性があります。
転職後に後悔しないために、成長し続けるベンチャー企業で働きたいなら、オフィスの清潔さも考えて転職をする必要があります。
オフィスが汚れているかどうかは、面接等で判断できるため、転職前に確認することが可能です。
【怖すぎ】ブラック企業あるある!一つでも当てはまったら転職を!
ベンチャー企業への転職で転職エージェント・サイトを利用するポイント
ベンチャー企業への転職で転職エージェント・サイトを利用するポイントは、以下の通りです。
- キャリアアドバイザーに希望条件をはっきり提示する
- キャリアアドバイザーにまかせっきりにしない
- 相性が悪いなら担当者変更
以下で詳しく解説していきます。
キャリアアドバイザーに希望条件をはっきり提示する
ベンチャー企業への転職のために、転職エージェント・サイトを利用するのであれば、きちんとキャリアアドバイザーに希望条件を伝えるようにしましょう。
ベンチャー企業は業界で日々誕生していますので、ただ「ベンチャーに転職したいんですけど」と伝えるのはNG。
どんな企業に転職したいのか、雇用条件は何を希望しているかなど、条件をはっきり提示することを忘れないようにしましょう。
ただし条件を高望みせずに、自分の身の丈に合ったものに設定することを忘れないでください。
余りにも条件が良すぎると、紹介できる求人が0件になることもあり得るので、条件の優先度も同様につけておきましょう。
キャリアアドバイザーにまかせっきりにしない
転職エージェントやサイトを利用する人に多いのが、キャリアアドバイザーにまかせっきりにしている状況です。
ベンチャー企業は企業規模の拡大を狙っている段階が多く、積極性のある人材を求めている傾向にあります。
転職出すら消極的な姿勢を見せていると、キャリアアドバイザーからの信頼を獲得できません。
「あ、この人ベンチャーに行っても大丈夫そうだな」と思わせられるように、転職に熱心な姿勢を見せていきましょう。
目安としては定期的に求人の紹介を依頼する、転職の進捗状況を逐一報告するなどが当てはまります。
面談前に自分で自己分析をしておくのも◎
キャリアアドバイザー都の面談前の事前準備も、信頼を獲得するのには重要です。
面談前に自己分析など転職に関連する準備をしておいて、相手に印象付けておきましょう。
自己分析をするときには、転職サイトなどで無料のサービスが提供されているので、積極的に活用してみてください。
相性が悪いなら担当者変更
転職エージェント・サイトの担当者には当たりはずれがあります。
中には皆さんの転職活動のサポートに対して消極的な人もいるかもしれません。
また求人の紹介を依頼しているのに、無視されるなんてこともあるかも。
キャリアアドバイザーは皆さんが運営側に伝えることで、変更が可能です。
万一初めに当たったキャリアアドバイザーに満足できない場合は、変更を依頼してみましょう。
もしも変更が決まずいのであれば、他の転職エージェントを利用することも検討してみましょう。
年収アップには大企業だけでなくベンチャー企業も狙い目!
年収アップを考えているなら、大企業で働くだけでなく、ベンチャー企業も狙い目です。
ベンチャー企業は成長する可能性が高く、今後の状況次第で売り上げを伸ばす可能性を秘めているからです。
しかも大企業と違って、ある程度の実績や経験、やる気で採用されることもあるため、比較的転職しやすいと言えます。
採用後の給与があまりよくなくても、実績や結果を出すことで収入がアップすることがあるため、その点においても大企業よりもチャンスが多くなります。
そのため年収をアップしたくて転職したいなら、大企業などの有名な企業だけでなく、ベンチャー企業を転職先として選択肢に入れてください。