初めて転職しようと思った時に、一番初めに思いつくのがハローワークではないでしょうか。
誰でも無料で利用することができるのが特徴ですが、ハローワークで転職する前にそのメリットやデメリットをよく知ってください。
今回は、さまざまな口コミや評判からメリット・デメリットを探り、どのような人にハローワークが向いているか解説していきます。
目次
一目で分かるハローワークの評判
サポートは手厚い? | △ |
---|---|
相談はしやすい? | △ |
嘘はつかない? | 〇 |
第二新卒でも使いやすい? | 〇 |
対応は丁寧? | △ |
色んな職種に転職できる? | 〇 |
求人量は多い? | 〇 |
たくさんの求人は紹介してもらえる? | 〇 |
サイトは利用しやすい? | 〇 |
在籍中でも利用しやすい? | 〇 |
電話連絡はしつこくない? | 〇 |
ハローワークの口コミ一覧
ハローワークのメリット
- 職員と相談しながら転職を進められる
- 各種手続きと並行して求人を探せる
- 地元での転職に強い!
- 新たなスキルを身につけられる
職員と相談しながら転職を進められる
ハローワークでは、どのような仕事がいいのか、転職における不安などを職員に相談することができます。
そのため、初めての転職の場合でも安心感が得られるでしょう。
面接のアポイントや日程もハローワーク側で組んでくれるので、楽に面接まで進むことができるのです。
各種手続きと並行して求人を探せる
失業保険の手続きなどもハローワークで行うため、それらの手続きと並行しながら求人を探せるのもメリットでしょう。
いちいち失業保険の申請をしてから別の職業紹介所へ行かなくてもいいので、手間がかかりません。
地元での転職に強い!
ハローワークには、転職サイトなどには掲載されない地方の優良企業や近所の中小企業の求人が多くある場合もあります。
地元や家の近くでの転職を目指している場合には、便利に使うことができます。
新たなスキルを身につけられる
ハローワークでは職業訓練も行っていて就職のためのスキルを身に着けることも可能です。
受講は基本無料でさまざまなコースがあるため、転職の前にスキルを身に着けてから望むという使い方もできるでしょう。
ハローワークのデメリット
- 待遇の良い求人が少ない
- 職場や仕事内容がわかりづらい
- 待ち時間が長い
待遇の良い求人が少ない
大手企業はハローワークに求人を出していることは少なく、中小企業がメインになります。
また、ハローワークへは無料で求人を掲載できることから、カラ求人と呼ばれる採用する気もないのに求人だけ出しているケースや、業績があまりよくない企業が求人を出していることもあり、見極めが難しくなっているのです。
職場や仕事内容がわかりづらい
求人を出している会社に関する情報や、仕事の詳細などがとても少ないということもデメリットです。
2~3行程度しか情報が載っていないので、求人情報のみでは企業風土や詳しい仕事の内容が分かりづらくなっています。
そのため、自分に合っているのかどうかわからない、入社してみたら想像していた仕事と違ったというような、ギャップを感じるケースが非常に多いのです。
待ち時間が長い
基本的には平日の朝から夕方にかけてしか空いていないため、休日を使った転職活動ということはできません。
時間帯や地域によっては混んでいるケースも見受けられ、相談するのに数時間待ちなどといったことも起こります。
ハローワークの求人数と質のレベルは?
ハローワークの求人数は、転職サイトや転職エージェントと比べるとその数は多くなっています。
無料で掲載できるので、転職サイトには載らないような、小規模の企業や個人商店などの求人も多いです。
また、出張所も含めて多くの事務所が各地にあるため地元の中小企業が多いのも特徴です。
求人の質については、転職エージェントなどに比べれば良くはない、と言わざるを得ません。
ハローワークの求人は無料で掲載できるため、ブラック企業や粗悪な求人も存在しています。
もちろん掲載に当たって審査はしていますが、書類での審査のみで実際に企業に出向いての調査などはしていません。
そのため、カラ求人やブラック企業を見極められていないケースも多くあります。ほとんどはきちんとした企業ですが、中には悪質な求人もあるのです。
ハローワークはどんな人に向いている?
ハローワークでの転職は、地元で転職したいと思っている人がまず向いているでしょう。
地域の求人に強いのがハローワークですので、中小企業でも、地元の優良企業の求人があったり通いやすい距離の職場が見つけられます。
キャリアがあまりない人なども向いています。転職サイトなどではこれまでのキャリアが重視されますが、ハローワークの場合は未経験者歓迎というような求人も多いですし、新しい職種に就きたい人なども利用してみるといいのではないでしょうか。
ハローワークで転職するまでの流れ
まずは総合窓口へ
ハローワークで転職する場合にはまず、総合窓口にいきましょう。
そこで求人を探したいと言えば何をすればいいのか教えてくれます。
初めての利用の場合は、求人申込書を書いて提出することになります。
この求人申込書には氏名や年齢、住所などの基本的なプロフィールに加えて、今までどのような職業をしてきたのか、どのような仕事を希望しているのかなどを記入することになります。
職務経歴書などは必要ありませんが、記入する際に間違えないように、準備してきたものを書き写してもいいでしょう。
求人申込書を提出すると、ハローワークカードが発行されます。発行されたハローワークだけでなく、全国どこでも使えますので失くさないようにしてください。
登録が完了したら求人検索
登録が終わったら求人検索をします。専用のパソコンで検索して、希望のものがあれば備え付けのプリンターでプリントアウトしましょう。
その後は、職業相談窓口で職員と相談しながらどの企業がいいか、不安があれば相談などして、最終的に応募する企業を決めます。
この時、予約をしておくとキャリアカウンセリングなどを受けることもできますので、必要でしたら予約をしてみてください。
多くの場合は職員が応募したい企業に電話して、条件の確認や面接のアポイントを取ってくれます。
ハローワークから紹介状を受け取る
段取りが終われば紹介状が発行されます。ハローワークの紹介の場合は、この紹介状がなければ面接を受けることができませんから、失くさないように面接当日は必ず持参しましょう。
あとは、履歴書や職務経歴書などの必要書類を揃えて面接に行きます。
面接の結果めでたく合格することができたら、ハローワークにも合格の報告をします。
失業手当などを受給していた場合は手続きが必要になるので、ハローワークに行って手続きの仕方を聞いて行うといいでしょう。
充実した転職サポートが必要なら転職支援サービスがおすすめ
ハローワークは窓口が取り次いでくれるのは応募のみで、応募してからの企業とのやり取りは自分で進めなければいけません。
しかし転職エージェントや、転職支援サービスであれば、あなたの代わりにアドバイザーが企業と交渉してくれるので、転職が不安な方にもおすすめです。
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ハローワークの運営会社はどんな会社?
ハローワークは、その正式名称を公共職業安定所といい、国によって運営されている職業紹介機関です。
1947年に職業安定法に基づき設置され、全国に約550か所展開しています。
ハローワークは公募で決まった愛称であり、1990年から使われはじめ広く浸透しています。
民間の職業紹介事業などではなかなか就職することができない就職困難者を中心に幅広く支援しており、就職の最後のセーフティネットとしての役割を担っているのです。
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