理学療法士が使える転職サービスはたくさんありますが、「多すぎてどこに登録すべきか分からない…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は理学療法士の求人が掲載されているサイト別に、どんな特徴があり、どうオススメできるのかを解説します。
実際に利用した方の口コミも載せていますので、サイト選びの際の参考にしてください。
目次
1位 マイナビコメディカル
掲載数は圧倒的!業界最大手のマイナビが運営する専門サイト
人材業界大手のマイナビが運営している、医療系職種専門の転職サイトです。総求人数は18,000件を超え、理学療法士に絞っても6,000件以上が掲載されています。キャリアアドバイザーの質に関しても申し分なく、長年培ってきたノウハウを元にアドバイスをしてくれます。転職成功事例や転職支援情報などのコンテンツも豊富で、情報収集にも適しています。目立った弱点がないので、とりあえずどこかに登録しておきたいという方にはオススメです。
マイナビコメディカルを実際に利用した人たちの口コミ・評判
2位 PTOTST WORKER
PTOTST WORKERは、リハビリ職業界最大規模の求人数を誇る転職サービスです。このサービス経由でしか紹介されていない非公開求人が多く、好待遇の求人を多く紹介しています。利用者満足度も4年連続ナンバーワンに選ばれており、信頼できる転職サポートが人気です。全国に支社があり、各地方の求人も多く紹介しているので、求人探しに困っているリハビリ職の方は絶対に登録しておくべき転職サービスです。
3位 PTOT人材バンク
PTOT人材バンクを実際に利用した人たちの口コミ・評判
4位 ジョブメドレー
『医療・介護福祉・歯科の総合求人No.1サイト』をうたっているだけあり、総求人数は約20万と圧倒的。エリアも都市部だけでなく地方までカバーできています。もちろん転職エージェント機能もあるので、求人探しから入社までを手厚くフォローしてくれます。また入社祝い金制度もあり、求人によって異なるようですが、高いもので25,000円もの祝い金が支給されるケースもありました。
ジョブメドレーを実際に利用した人たちの口コミ・評判
5位 メドフィット
医療・介護系の職種に特化したメドフィットは、理学療法士の求人が3,000件近く掲載されています。その求人数の多さはさることながら、お友達紹介キャンペーンを行っているのも魅力。友達を紹介すると、あなたと友達の双方に2,000円分(現在は期間限定で4,000円分)の商品券がそれぞれプレゼントされます。
メドフィットを実際に利用した人たちの口コミ・評判
6位 コメディカルドットコム
コメディカルドットコムは転職エージェントサービスではなく、自由応募型の転職サービスです。理学療法士をはじめ、医療関係職種はどうしても転職エージェント型が多いのですが、自分のペースで転職活動を進めにくいというデメリットもあります。自由応募であればそういったストレスもなく、自分が興味を持った企業に応募ができます。加えて企業側にとっても転職エージェント型のサービスよりも安価で利用できるため、採用に踏み切りやすいという事情があります。
コメディカルドットコムを実際に利用した人たちの口コミ・評判
7位 doda
DODAを実際に利用した人たちの口コミ・評判
8位 リクナビNEXT
DODA同様、大手サイトとはいえ理学療法士の求人は10数件程度とかなり少なめ。メインで使うサービスとしては厳しい印象です。しかし転職成功のためのノウハウなどは活用できます。コラム記事で履歴書や職務経歴書の書き方や面接のマナー、退職時のあれこれなどが解説されているため、こうした点は活用できそうです。
リクナビNEXTを実際に利用した人たちの口コミ・評判
9位 ミラクス介護
総求人数は15万件と業界内でもトップクラスですが、理学療法士に絞ると100数十件です。求人数は少ないですが、お役立ち情報では履歴書の書き方なども紹介しています。とはいえコンテンツが大手サイトと比べて豊富ではなく、理学療法士よりも介護系職種に寄り添った内容のため、ポイントは低めです。
ミラクス介護を実際に利用した人たちの口コミ・評判
10位 MC-介護のお仕事
介護職に特化しているためか、介護士やヘルパー、ケアマネなどの求人は豊富。しかし理学療法士を含めたリハビリ関連職は30件程度と少なめです。とはいえ、転職準備から履歴書の書き方、面接対応、退職手続きまで総合的にお役立ち情報としてノウハウを掲載している点は活用できると思います。
MC-介護のお仕事を実際に利用した人たちの口コミ・評判
理学療法士が転職サイトに登録するメリット
キャリアアドバイザーにアドバイスをもらえる
エージェントなどのサービスに登録すると、専任のキャリアアドバイザーが付いてくれます。アドバイザーはたくさんの理学療法士の転職を支援し、企業側ともコミュニケーションを取っているため、理学療法士の転職に精通している人ばかり。あなた自身が見えていなかった観点から、転職についてのアドバイスをもらうことができます。
アドバイスはキャリアについてのことだけでなく、転職活動全般のことをフォローしてもらえます。仕事探し、履歴書や職務経歴書の書き方、面接での受け答え、面接などの日程調整、退職交渉のコツなど。
転職活動では悩む場面も多々あると思いますので、専門家がサポートしてくれるのは心強いでしょう。
たくさんの求人に出会える
サイトにもよりますが、求人が豊富なサイトの場合、理学療法士の求人だけでも6,000件近くが掲載されていることもあります。
自分で病院の採用情報などを調べるのは限界がありますが、転職サイトを活用することではるかに仕事探しが楽になります。
コラム記事などを転職活動の参考にできる
転職サイトには求人の検索機能だけでなく、転職活動に関する様々なコラムも掲載されています。
例えばこんな記事があります。
- 転職成功者の体験談
- 採用担当者が教える面接のポイント
- 選考に通過しやすい履歴書・職務経歴書の書き方
- 円満退職のポイントとは?
- 職種別 仕事選びで重視するポイント
こうしたお役立ち情報をサイトから得ることで、転職活動を有利に進めていくことができます。
理学療法士が転職サイトに登録するデメリット
転職活動をしていることが勤務先にバレてしまう
転職サイトの中には、企業が登録者の履歴書を読んで、スカウトメールなどを直接送れるものもあります。
あなたの勤め先の担当者があなた自身の登録情報を見てしまう恐れもあり、その場合は転職活動をしている事実がバレてしまいます。
転職活動は基本的に勤務先に内緒で進めていることのほうが多く、これが原因で問題になることも考えられます。
個人情報流出の恐れがある
発生件数自体は多くありませんが、登録した名前や住所を含め、あなたの個人情報が流出する可能性もなくはありません。
過去に業界最大手のリクルートも登録情報の流出事件を起こしたことがあり、確実に流出しないという名言はできません。
第三者の意見が入りやすい
転職エージェントを利用する場合は特に、自分自身で求人を探すのではなくコンサルタントが紹介をしてくれるケースが多くなります。
転職エージェント側は入社が決定して初めて報酬が発生するため、できるだけ入社してもらいたいのが本音。だからこそ悪い部分をあえて言わなかったり、多少合わなくても紹介してきたりというケースも。結果的にあまり自分に合っていない職場に入社してしまうことも考えられます。
転職サイトを活用してキャリアの選択肢を広げよう
求人サイトや転職エージェントは、上手に活用すればキャリアの選択肢が格段に広がります。今や転職サイトを使わずして転職をする人のほうが少ないほど。ぜひ自分にあったサービスを見つけ、上手に使ってください。
場合によっては、あなた自身も考えていなかったようなキャリアに出会えるかもしれません。