面接官に好印象を与える営業職の転職理由とは?

面接官に好印象を与える営業職の転職理由とは?

面接で必ず聞かれる「転職理由」、面接官はこの質問であなたの何を知ろうとしているのでしょうか?

またどんな回答だと納得してもらえるのでしょうか?

この記事では、面接官が退職理由を聞くことの本当に理由や、面接で決して言ってはいけないことなどを紹介しています。

またよくある転職理由をパターン別に、例文付きで解説しています。ぜひ参考にして下さい。

2019年度の転職理由ランキング

dodaの調査によると、2019年の転職理由ランキングの結果は以下の通りです。

  1. 1位 ほかにやりたい仕事がある 14.7%
  2. 2位 給与に不満がある     11.0%
  3. 3位 会社の将来性が不安     9.7%
  4. 4位 残業が多い/休日が少ない 8.0%
  5. 5位 専門知識・技術を習得したい 5.3%
  6. 6位 幅広い経験・知識を積みたい 4.2%
  7. 7位 土日祝日に休みたい     3.6%
  8. 8位 U・Iターンしたい     3.6%
  9. 9位 業界の先行きが不安     3.5%
  10. 10位 市場価値を上げたい     3.4%

「ほかにやりたい仕事がある」では、事務から営業職、エンジニアからデザイナーなどのキャリアチェンジが1位という結果でした。

2位〜4位は現状への不満や不安で、5位と6位はキャリアアップ ・スキルアップのためという前向きな理由が上位にあがっています。

7位の「土日祝日に休みたい」は、サービス業や接客業などからの転職で多くみられる理由のひとつです。

参考:doda 転職理由ランキング2019〈総合〉
https://www.saiyo-doda.jp/lp/ma/reason/

面接官が営業職の転職理由を聞く理由とは?

面接では転職理由を必ず聞かれます。この質問を通して、面接官が知りたいことは一体何でしょうか?

働く上で重視していることを知る

会社を退社するということは、その会社に自分が希望するものがなかったということですので、求職者が働く上で何を大切にしているかを知ることができます。

営業職の場合、成果への追及を求める社員でなければ、なかなか入社後も活躍することはできません。

そのため面接時に、仕事をする上で何を求めているのかヒアリングして、見極めることが重要なのです。

長く働いてくれそうかを判断する

面接官が採用にあたり重要視するのが、「採用したら出来るだけ長く働いてほしい」「入社してすぐに辞めないだろうか」ということです。

転職理由が「残業が嫌だった」「ノルマがキツかった」などの場合、また同じ理由で退職する可能性があると判断されます。

特に営業職の場合、転職回数の多い人は、すぐにやめるリスクが高いと判断されやすいです。

そのため何度か過去に転職をしている方は、しっかりとした退職理由を考えておく必要があります。

責任を持って働いてくれるかを判断する

転職理由というのはどうしてもネガティブになりがちですが、ネガティブな理由がないと転職しようと思わないので仕方がないことです。

面接官はこの質問で求職者にストレスを与えて、ストレス耐性を確認するということもあるようです。

話す内容によって、責任能力があるか、周りのせいにする被害者タイプではないかを判断しています。

【パターン別】営業の転職理由の回答例

面接では聞かれることが決まっていて、代表的なものが「転職理由」「志望動機」「自己PR」です。

志望動機や自己PRは前向きなことが話せるため、それほど注意する必要はありませんが、転職理由はどうしてもネガティブになりがち。

そこでネガティブをポジティブに変える転職理由の回答例をまとめました。

給与に不満があった場合の回答例

例文:
「前職は年功序列の文化が残っており、トップの営業成績を残しても思うような評価が得られず、モチベーションを維持するのに苦労しました。

営業職の魅力は、自分の努力や人間関係の構築が成果につながる仕事だと思っております。

年齢に関係なく、実力を評価する御社の評価制度に魅力を感じ、志望させていただいた次第です。」

年収や待遇に対する不満で退職する人は多いのですが、そのままストレートにいうのはリスクが高いです。

「一体どのくらいの給与を望んでいるのだろうか?」と、採用側も困ってしまうので、仕事への意欲や仕事ぶりに自信があることを伝えるのが得策です。

残業が多い・休日出勤が多いときの回答例

例文:
「同じチームの営業が同時期に2名退職し、これまで5名で行っていた業務を3名で行うことになりました。そのため毎日深夜までの勤務が常態化してしまい、チームのメンバーで考えた業務改善を提案したものの、上司に受け入れられませんでした。これから自分自身が成長していく上で、より効率的に働ける環境に身を置きたいと考え、転職を決意しました。」

現状を打破するために業務改善の提案をしたというところがポイントです。

また具体的な人数を説明することで、面接官が状況をイメージしやすくなり納得感があります。

キャリアチェンジの回答例

例文:
「これまで営業事務として営業をサポートする立場で仕事をしておりました。そのためお客様と接することが多く、「お客様のために自分ができることは何か」を常に意識しながら働くようになり、営業として直にお客様に接していきたいと思ったのが転職を決めたきっかけです。前職の上司に相談しましたが、ポストに空きがないと言われたため、転職を決意しました。これまで自動車部品の受発注に携わっていたため、この知識が活かせる御社で活躍したいと思い志望させていただきました。」

前職ではどうしてキャリアチェンジができなかったのかを具体的に説明することで、面接官の納得も得られやすいでしょう。

営業職への転職ではどんな志望動機が好ましい?NGな転職理由とは?

営業職で絶対言ってはいけない転職理由

面接では人間性を見られていますので、いくら転職理由が正当だからといって、言ってはいけないNGワードがあります。

前職の悪口や内部事情

面接官に転職理由を肯定してもらいたいからと言って、前職の上司のことを悪く言うことや、社内体制の不備を突くようなことはNGです。

同業界であれば、面接官の知り合いが前職にいないとも限りませんし、「うちを退社したときもこんな風に言われるかもしれない」と危機感を覚えられてしまいます。

さらに、まだ社外に公開されていない社外秘の情報は決して口外してはいけません。

口が軽いと信頼されませんし、ライバル会社であれば大きなトラブルに発展しかねませんので注意しましょう。

退職理由は面接を受ける会社と関係ない理由にする

「営業先が遠く通うのが大変だった」「事務処理の量が多く営業職に集中できなかった」というような理由も気をつけましょう。

転職先でも同じようなことがあるかもしれません。

人間関係のトラブル

「前職は風通しが悪い職場だった」「上司の考えが古く、意見の食い違いが多かった」など、人間関係に問題があったことを強調するのもマイナス評価です。

トラブルを起こすような人材を企業は避けようとするので、たとえ本当のことだとしても発言は控えましょう。

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面接官に好印象を与える3つのポイント

面接では転職理由も大切ですが、見た目も重要視されます。

清潔感のない営業は顧客にも良い印象を与えません。

一方で面接官に好印象を与えることができれば、「営業として活躍できそう」と思ってもらえます。

第一印象の改善に努める

面接では最初の10秒が勝負ともいいます。以下の点に注意して、好印象を与えましょう。

  1. 表情
  2. 身だしなみ
  3. 姿勢
  4. 清潔感
  5. 笑顔

営業は人と接する仕事ですので、表情が明るいことや身だしなみがキチンとしていることは基本のマナーです。

また猫背はそれだけで自信がないように見えてしまうので、胸を張って堂々と振る舞いましょう。

スーツは前もってクリーニングしておき、匂いやほつれなどに注意して下さい。

面接では誰だって緊張しますので、笑顔でいることを心掛けましょう。

転職理由を話すときは自信をもってハッキリと

転職理由を話すときは、内容を前向きに変換して笑顔でハキハキと答えましょう。

内容によっては、ついつい声が小さくモゴモゴとなりがちですので、自宅で鏡を見ながら練習するのがオススメです。

「前職を辞める」ということにスポットを当てず、「自分のやりたい仕事へ向かって挑戦する」という気持ちで面接に臨みましょう。

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こんな時はどうする?説明しづらい転職理由の場合

「給料が低い」「残業が多い」などの理由は言い回しが効きますが、どうしても隠せない「転職回数の多さ」や「早期退職者」はどうしたらいいのでしょうか?

そのような人の面接対策をご紹介します。

転職回数が多い

20代で3回以上、30代で5回以上の転職経験がある場合、「人間性に問題はないかな?」「腰を落ち着けて働く気はあるのかな?」と思われてしまいます。

しかし面接できちんと説明することができれば、マイナスに評価されることはありません。

それぞれの仕事を通して学んだ知識やスキルをアピールし、それをどうやって活かせるか、また柔軟性や強調性をアピールすることでマイナスイメージを払拭できます。

面接では「この人が欲しい!」と思ってもらえることが重要ですので、豊富な経験を糧にしてやりたいことを具体的に述べると好印象です。

1年未満の短期間で退職した場合

短期間で転職してする人は、第一印象でどうしてもマイナスのイメージを持たれてしまいます。

「採用してもすぐに辞められそう」と思われては、内定を勝ち取ることができません。

面接官を納得させるには、入社した時の条件と実際の労働条件が違っていたことや、転職するしか問題を解決する選択肢がないことを説明することが大切です。

結婚で転職する場合

結婚を機に転職を考える女性は少なくありません。

これまでのようにバリバリ残業をせず、家庭と両立しながら仕事をしていきたいと考えることは自然なことです。

しかし面接では「結婚」というワードをだすのは控えた方がいいでしょう。

結婚を理由にすると、どうしても楽な方へ流れて行こうとしているという風に捉えられてしまいますし、妊娠したらまた穴が空くと思われるからです。

面接官が納得する転職理由を用意して、面接に挑もう

営業職は会社の顔になるわけですので、面接で好印象を持たれることは非常に重要です。

「この人ならうちで活躍してくれそうだな」と思わせるために、見た目の印象を良くすることと、面接官が「それは仕方ないな」と思う転職理由を用意しておきましょう。

転職理由を考えるときは、一度すべてリストアップしてから、これなら納得してもらえそうだなと思うものを選ぶのがオススメです。

面接は相手も緊張しているものです。自信を持って堂々とアピールしていきましょう。

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