営業の転職に必要なスキル・有利になる資格とは?

営業の転職に必要なスキル・有利になる資格とは?

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未経験者でも門戸が開かれている営業職は、スキルやどんな資格を持っているかで転職が成功するか否かが決まります。

またこれまでの経験や実績も、転職においては大切な要素です。

この記事では、営業として必要な4つのスキルや転職で有利になる資格、転職を失敗させないために確認しておきたいポイントなども紹介しています。

営業としてキャリアを積んでいきたい人は参考にしてみて下さい。

営業職の転職でスキルが必要になる理由

営業職の転職活動では「実績を伝えればいい」と思っている方も多いですが、経験からどんなスキルを得られて所持しているかを説明する必要があります。

たしかに実績だけ伝えるだけでも十分にみなさんの凄さは伝わるでしょう。

しかし採用担当者に自分を売り込むためには、成績だけではなく成績を出すまでにどんな試行錯誤をしてスキルを獲得したかの説明も必要です。

成績だけを伝えても「はあすごい」だけで終わってしまい、皆さんのスキルの実態がわからないままです。

企業はもちろん実績を求めていますが、スキルを見て自社が今欲しい人物像に即しているかをチェックしています。

営業として自分の実績だけではなくより具体的に、採用するメリットを伝えることが重要です。

そのために営業として企業から求められるスキルを把握しておきましょう。

営業職の転職で求められる9個のスキル

営業職は初対面の人や社外の人に対して自社の商品を売り込んでいくことが仕事。

そのため求められるスキルも多種多様です。

営業職として転職活動をしていくのであれば、下記のスキルをアピールしておくことをおすすめします。

  • 課題発見力
  • コミュニケーションスキル
  • ヒアリング力
  • 情報収集力
  • マネジメントスキル
  • 分析力
  • クロージング力
  • タイムマネジメントスキル
  • 論理的思考力
  • 交渉力

以下で詳しく解説していきます。

課題発見力

営業として活躍するためには、顧客がどんな課題や問題を抱えているのかを正確にキャッチする、課題発見力が必要になります。

商談の場や普段のやりとりの中で、お客様の性格を理解しニーズを読み取ることが大切です。

自分目線ではなくお客様目線で、企業が抱える本当の課題をつかまなければ、最適な提案はできません。

お客様ですら気づいていない課題に目を光らせておくことで、課題発見力を活かした提案営業が可能になります。

コミュニケーション能力

顧客は商品ではなく、営業する人に対してお金を出しているとも言われています。

とくに個人営業では顧客との信頼関係が何よりも重要ですので、日頃からコミュニケーションを絶やさず、競合よりも多くの信頼を勝ち取ることが大切です。

営業はよく話す人や積極的な性格の人が向いていると言われますが、実はそうではなく、口数が少なくても活躍している営業マンはいくらでもいます。

重要なのは嘘をつかない、信頼を裏切らない、立場が悪くなっても立ち向かっていく勇気を持っていることです。

性別や年代を問わず信頼される人は、仕事自体がやりやすく結果も残せます。

ヒアリング力

営業職において、聞く力は話す力よりも重要といわれています。

顧客の要望をしっかりと聞くことで、課題となっている問題を自分の力で解決できるのか、判断することができます。

顧客はなんとか課題を解決したいと思っていても、要望があいまいだったりするため、それらをヒアリングで適切に汲み取り提案しなくてはいけません。

また顧客のいうことを全て鵜呑みにしていては、予算をオーバーしたり競合他社との差別化がはかれなかったりします。

質のいいヒアリングをしながら、顧客が話しやすい状況を作ってあげることも営業の力です。

情報収集力

お客様と会話をしていく上で、最新の業界情報やニュースを収集しておくことは営業として欠かせません。

世の中のスピードに置いていかれないよう、常にアンテナをはり最新情報をつかんでおくことが大切です。

とくに自分の所属する分野では、お客様にとって有益な情報を提供したり、独自の考えを展開したりして、顧客に利益をもたらすことを意識しておく必要があります。

会うたびに新しい情報を提供してくれる営業マンは、顧客にとってもありがたい存在。忙しくてもアポイントのお願いがあればスケジュールを空けようと思われます。

マネジメントスキル

営業はただ商品を売り込んでいくだけではなく、マネジメントスキルがあると、転職を有利に進められることが多いです。

企業に所属している以上、スキルのある人間が上に立って、部下を指示していく必要があります。

そのため部下を管理・指導できるマネジメントスキルは必要なのです。

企業でも人材流出を止めるのは難しく、新規で営業経験もマネジメントスキルもある人材を求めています。

これまで部下を持って管理してきた経験がある方は、是非エピソードとともに伝えてみることをおすすめします。

分析力

営業は外回りだけではなく、営業先の情報を分析して営業に有利になるように事前準備をすることもあります。

得られた情報からどんな角度で攻め込むべきか、戦略を立てるのに必要です。

ヒアリングして得られた情報から、クライアントがどんな課題感を抱えているのか、現在どんな状況なのかを判断していきます。

分析から事実を抽出して、客観的に見た情報を使用して提案を行っていくことが求められるのです。

クロージング力

クライアントに話を聞いてもらうだけではなく、クライアントに自社の商品を導入してもらうところまで踏み込むことも重要です。

クライアントの状況に合わせて、提案するだけではなく臨機応変に課題感に寄り添い、自社の商品でどれだけ解決できるかなど寄り添った提案を行うスキルです。

徹底してクライアントの立場に立った思考が必要になるスキルです。

クロージング力が高いと、受付を突破して担当者に話を聞いてもらうところまで踏み込めた後の成約率を上げることが可能です。

タイムマネジメントスキル

営業は1日の中で様々な業務を同時並行でこなしていきます。

中にはクライアントの都合に合わせて急なスケジュール変更もあります。

タイムマネジメントスキルがあることで、作業間の調整ができるため効率的に業務を終わらせることが可能です。

論理的思考力

論理的思考力とは、ロジカルシンキングとも言われており、物事を体系的にとらえて課題を解決していく力です。

客観的事実から得られる情報を整理して、わかりやすく筋道立てて説明する力です。

事実をベースに話ができるので、説得力のある提案が可能です。

またトラブルが発生した際も、論理的に物事をとらえることで最短の解決策を見出すことも可能です。

交渉力

営業は必ずしもスムーズに着地するわけではなく、クライアントとの条件面で衝突する可能性があります。

お互いの条件を確認して納得できるうところに着地できるように、交渉するスキルは重要です。

そのためには場を読みながら適切な対応を心がける必要があります。

営業の転職に有利な資格

上記のような人材が2人いたときに、ライバルと差別化を図る上で有利なのが資格です。

営業職は資格がなくても問題ありませんが、経営やお金に関する知識があると、社内の売上を管理する役職者のポジションが与えられる可能性が高くなります。

ファイナンシャルプランナー(FP)

ファイナンシャルプランナーとは、主に保険業界や不動産業界で評価されやすい資格です。

家計に関わる税金や不動産、保険、住宅ローン、教育資金などの知識が身につきます。

最近では一般の人でも、仕事に関係なく取得するケースが目立ちます。

家計をしっかりと把握したい主婦層にも人気です。

FP資格には大きく2種類あり、国家資格である「FP技能士」と、民間資格である「CFPとAFP」です。

FP技能士は1級〜3級まであり、1級まで取得するとフリーのファイナンシャルプランナーとして独立することも可能になってきます。

CFPとAFPでは、CFPに方が、より難易度が高いようです。

こちらは日本FP協会が主催しており、CFPとFP技能士1級、AFPとFP技能士2級がほぼ同レベルになっています。

相続や事業継承などにまつわる税金の知識も身につくため、不動産の売買を行う営業マンは持っているとためになる資格です。

TOEIC

求人広告のなかにも英語力を必須とする企業があり、TOEIC800点以上というハイスコアを求める求人は年収も高い傾向があります。

語学力があると得することは、日本人以外の顧客と取引ができるというところです。そのため750点以上のスコアがあると評価されやすいでしょう。

中小企業診断士

ビジネスパーソンに人気の資格となっているのが、国家資格である中小企業診断士です。

企業の経営に関わる知識を見つけることができるため、経営に携わる管理職やコンサルタントらが保有しています。

中小企業診断士の試験合格率は5%程度と低く、難易度が高い資格です。一次試験は2日間かけて行われ、経済学や財務、企業経営理論などの7科目のテストを受けることになります。

合格すると2次試験と15日間にも及ぶ実務補習が待っており、簡単には取得できない資格のひとつです。

しかし企業の経営に関する知識が学べるため、持っていると履歴書に箔がつき転職でも非常に有利です。

営業としてのキャリアアップ先3選

未経験から営業を目指す人も、これまでに営業の経験がある人も、将来どんなポジションについていたいか考えたことはあるでしょうか?

営業職は顧客との関係を構築する力や数字に対する意識、交渉力など、ビジネスパーソンとして大きく成長できる職業です。

営業として活躍していると、数字に追われたり顧客の対応にも忙しかったりで、キャリアップがイメージしにくい人も多いかもしれません。

そこで営業としてこれからどんなキャリアを築いていくのか、ここで考えてみましょう。

マネージャーなど管理職への道

多くの企業では、営業成績がよく上司からの信頼を得られた営業マンは、管理職として昇格の道をたどります。

最初はチームリーダーとして部下を育てたりチームをまとめたりしながら、チーム全体のパフォーマンス向上に努めます。

次にマネージャーへとステップアップし、営業計画や組織全体の指導、人員の配置、営業戦略などに関わりながら、会社の経営に深く携わっていきます。

責任は重要ですがやりがいも大きく、結果を残すと年収も上がり、さらなる昇格も期待できるでしょう。

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プレイヤーとして活躍し続ける

営業としてバリバリ活躍する人の中には、役職を嫌がりプレイヤーとして活躍し続けることを願う人もいます。

こういった人は社内でもスーパープレイヤーと呼ばれ、予算を多くもつビッグクライアントを担当したり、ハイレベルなコンサルティングを行ったりしています。

特定の分野で営業として腕に磨きがかかると、その分野ではずっと生きていけるスキルが身に付き、経験や人脈もどんどん増えていくでしょう。

一生プレイヤーでいたいというタイプには、社内で部内の売り上げを計算したり、役員に報告したりということが苦手という人もいます。

外で伸び伸びと自由に飛び回りたいタイプの人材です。

経営企画へのステップアップ

営業経験を活かし、プレイヤーとしてではなく会社の経営に近い仕事をしていく方法もあります。

経営企画は企業の成長に欠かせないポジションで、会社の中長期的な計画や経営管理を行うのが仕事です。

企業ごとに名前も異なりますが、経営企画部や経営戦略室、社長室などの名称で経営企画を専門にするセクションが置かれています。

経営企画として活躍するには、ロジカルな思考や特定の分野に精通した知識、ハイレベルな事務処理能力などが求められることが多い職種です。

会社の中でも花形的なポジションで、有能な人材が所属することが多い部署でもあります。

現場の声を知っている営業経験者は、経営戦略においてリアリティが出ることはもちろん、経営戦略をする上でも知識や経験が非常に役に立ちます。

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営業として転職するときにチェックすべきポイント

営業として転職するときにチェックすべきポイントは、以下の通りです。

  • 市場価値がどのくらいあるのか
  • 同業種・異業種のどちらを選ぶべきか
  • 転職先の状況は

市場価値がどのくらいあるのか

自分の希望する企業への転職を成功させるため、自身の市場価値がどのくらいあるのかを把握しておくことが大切です。

なぜなら、市場価値が高い営業マンでないと、転職が成功しないからです。

有能な営業マンは転職活動をしなくても、「うちに来て欲しい」と声がかかることがあります。

そのような人材は市場価値が高く、どこに行っても活躍できる実力を持っています。

会社から言われた通りのことしかやらない、顧客からの問い合わせを受けたものにしか対応していない営業は、自分で仕事を見つけることができないため、現状よりもいい条件での転職は難しいでしょう。

転職活動をする前に、今の職場で何かしらの実績を残してから行動に移すことをお勧めします。

同業種・異業種のどれを選ぶべきか

現状と同じ業種への転職は、採用した側の企業も一から教育する必要がないため、比較的入社しやすい傾向にあります。

しかし不動産業界から美容業界、IT業界から金融業界など、異業種への転職はハードルが高いです。

異業種への転職を望むのであれば、転職したい企業を徹底的に調査し、必要なスキルや資格を身につけておいた方がいいでしょう。

大きな結果を残した営業マンであれば、高いコミュニケーション力や数字に対する意識が備わっていると判断されるので、採用される確率は十分にあります。

未経験でも営業に転職できる?営業職への転職のポイント

やりたいこと・進むべき方向を見定め積極的に動くことが大切

営業職は経験者・未経験者問わず、数多くの求人があります。

その中でも自分が目指したい方向を見定め、積極的に行動に移すことが大切です。

営業は商材や顧客、市場が変われば、全くもって違う仕事になります。

自分のアピールポイントは何か、どんなスキルを持っているかを再確認して、自分のレベルアップになるような仕事を選んでいきましょう。

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