営業職は40代でも転職できる?企業が欲しがるミドル層とは?

営業職は40代でも転職できる?企業が欲しがるミドル層とは?

営業職は他の職種に比べて、求人募集が多い職種です。

しかし20代や30代前半での転職と違って、40代で未経験からの転職はポイントを抑えなくては上手くいきません。

ここでは、40代で転職する上で必要なスキルや営業職の魅力、未経験でもチャレンジできる業界などを紹介していきます。

営業職の求人が増加する年齢層は40代って本当?

以前は考えられませんでしたが、現在ではシニア層の転職市場が活発です。

転職は35歳を過ぎるとむずかしいと言われ、「35歳の壁」という言葉もあるくらいでした。

しかし団塊世代が次々と退職していくなか、とくに中小企業の人手不足は深刻なようです。

人材大手のenジャパンが行った求人動向のアンケートによると、85%近くの各分野のコンサルタントが「ミドル人材を対象とした求人募集が増加する」と回答しています。

求人募集が増加すると思われる、年齢層別のデータがこちらです。

年齢層 割合
30代後半(35〜39歳) 57%
40代前半(40〜44歳) 70%
40代後半(45〜49歳) 40%
50代前半(50〜54歳) 21%
50代後半(55〜50歳) 11%

30代が多いかと思いきや、40代前半が70%も占めています。このような結果になった理由として、「若手層の不足で採用人材の年齢幅を広げざるを得ない」「既存事業拡大に伴う経験者募集が増えている」などが挙げられます。

参考:enミドルの転職(2018年の転職市場予測「ミドル人材の求人動向」について)
https://mid-tenshoku.com/enquete_consultant/report_49/

営業の仕事には法人営業と個人営業がある

営業の仕事は、自社商品・サービスを顧客に提供し利益を生むことです。

顧客が法人なのか、個人なのかによって営業スタイルも大きく変わります。

法人営業とは

法人営業は企業に営業をするため、BtoB営業とも呼ばれています。

他社にとってみると、営業はその企業の顔となるわけですので、会社の代表であることを自覚し営業を行わなくてはいけません。

法人営業の活動内容は、見込み客をリストアップして訪問し、自社商材のプレゼンを行います。

そのなかで顧客が業務で困っていることに対し、相談に乗ったり改善の提案をしながら、解決できるためのアプローチをしていきます。

個人営業とは

法人ではなく個人(消費者)に対し営業活動を行うことを個人営業、またはBtoC営業と言います。

主に不動産や金融、車、小売業界が活躍の場となることが多いです。

法人営業に比べて売り上げる金額は少ないものの、インターネットや広告を通じて大々的に宣伝できる手法があります。

近年は個人情報保護法の影響で顧客情報の取得がむずかしく、SNSやブログを利用して商材をアピールするなど、さまざまなアクションを行う企業が増えているようです。

営業職の転職におすすめの業界!転職先選びのポイントを解説

40代からの転職で知っておきたい営業職の魅力

営業職は他の職種に比べて求人が多いため、40代未経験から営業を目指す人も少なくありません。

そんな人に、営業職の魅力をお伝えします。

結果が数字に現れるため評価されやすい

営業ほど結果が分かりやすい仕事はありません。

普段の活動や顧客からの評価が、すべて数字となって現れますので、人事や事務職、技術職では得られない魅力があります。

仕事ができる人ほど売り上げも大きく会社に貢献でき、「会社を支えているのは自分だ!」という大きな責任感も生まれます。

しかし成績が悪いと肩身の狭い思いをすることになり、それが営業職へのハードルになるといっても過言ではありません。

インセンティブや社長賞などで高収入や出世が期待できる

営業職は利益を生み続けることで、年収も上がり出世もしやすい傾向にあります。

とくに不動産営業や保険のセールスマンは、売り上げがよければ年収2,000万以上を稼げるいわれている業種です。

また結果を出している営業は、勤務時間に何をしていても許される傾向があります。

数字を持っているため、上司も口出しができないといった会社も多いでしょう。

しかし売り上げが悪いと上司や役員に毎日つつかれ、精神的にも大きなプレッシャーがかかる職種だといえます。

顧客に感謝される

営業職の志望動機で多いのが、「誰かの役に立ちたい」「感謝される仕事がしたい」というものです。

感謝されることやありがとうと言われることは誰にとっても嬉しく、やりがいにつながる魅力的な仕事です。

顧客との距離が近ければ近いほどその傾向は強くなり、飲食店や販売職などは1日に何度も感謝される機会に恵まれます。

BtoB営業であれば、顧客の問題や課題を解決しビジネスが成功すると、顧客はもちろん自社からも称賛を得られるでしょう。

転職して年収アップする営業職の特徴!どんな人がうまくいく?

40代で営業職に転職するための5つの必須スキルとは?

40代で営業職として活躍するためには、必要不可欠なスキルが5つあります。

それぞれのポイントを理解し、転職に役立てましょう。

営業職の経験

40代の転職は即戦力や経験値が求められるため、営業としての経験が必要です。

これまで顧客に対してどんな提案をしてきたか、どのくらい実績を残してきたかなどが重要視されます。

業界によって営業スタイルや商材が変わるので、出来るだけ経験のある業界の方が転職もスムーズです。

営業の中でも、情報やサービス、金融商品や人材などの無形商材を扱う営業はむずかしいとされているため、重宝されます。

コミュニケーション能力

転職でもっとも重要視されるであろうポイントが、コミュニケーション能力です。

「この人にならお金を出してもいい」と思われることが大切ですので、どれだけ信頼を勝ち取るかが重要になってきます。

人と接するのが得意な人、ロジカルに物事を話せる人は、顧客から信頼される傾向が強いです。

またヒアリング力も大切で、顧客との会話の中から問題点を汲み取ったり、社内の情報を聞きだしたりするトーク力も、営業にとって大切なスキルといえます。

マネジメント力

40代であればマネジメントの経験を持っている人も多いと思いますが、マネージャーの経験がなくても、部下を指導した経験やチームリーダーとしての経験は転職で有利です。

営業としての「即戦力+マネジメント力」の2つの武器があると、転職先で課長など役職のポストが用意されるケースがあります。

マネジメント経験は20代や30代前半にはない能力ですので、ここをどれだけアピールするかで採用されるか否かの分かれ道になることだってあります。

人脈

応募企業が40代の採用に期待することのひとつが、これまでの社会経験で培ってきた人脈です。

極端なはなし、「私を採用したら、A社とB社を新規の取引先にしてみせます」と言うとどうでしょうか。

社長や役員、営業部長などにとっては、新規顧客は喉から手が出るほど欲しいはずです。

それが大口となると尚更です。

100%顧客にできるという保証はどこにもありませんが、それだけのプレッシャーを自分に与えて仕事をするという意気込みが伝わってきますよね。

一方で、40代で全く人脈がない人は、「これまでどんな仕事をしてきたの?」「どんな人間関係を築いてきたの?」と思われてしまいます。

営業職にとって人脈は「宝」でもあり、転職においては駆け引きの武器にもなるのです。

語学力

ベンチャーや外資系企業でなくても、英語や中国語ができるとアピールポイントになります。

現在は国内だけの取引をしているが、いずれは海外進出をしたいと考えている企業は非常に多く、海外留学の経験やTOEICのハイスコアは転職で武器になるでしょう。

具体的にいうと、TOEICであれば750点以上のスコアは欲しいところです。

また中国語を話せる人材は稀ですので、入社すると年収アップのスピードも早いかもしれません。

営業に向いている人の共通点を徹底解説!自己適性チェック

40代で営業未経験でも応募できる3つの業界

やはり40代での転職は経験が必要です。

では未経験での営業職は無理なのでしょうか?

実は40代でも未経験歓迎の業種が3つあります。

それぞれの業界や仕事内容について詳しく説明していきます。

IT業界

IT業界では人手不足が問題になっていて、経済産業省の調査によると、2030年には約45万人の人材が不足するといわれています。

転職サイトなどでもIT営業の募集案件は多く、40代で未経験であっても採用される可能性が高い業種です。

IT営業の仕事内容は、情報システム開発や新しいソフトウェア導入の提案、WEBマーケティングやITを活用したビジネス全般です。

IT業界の経験がない人にとってはイメージしにくいかもしれませんが、自社で使用しているパソコンやプリンターの営業マンも I T業界のくくりです。

パソコンの中には自社システムのソフトやアプリがインストールされていると思いますが、それらもIT営業が販売した商材になります。

そう思うとかなり身近なものですので、未経験でも取り組みやすい業界だと思います。

保険業界

保険業界が顧客に提供するサービス・商材は金融商品です。

生命保険や年金、企業福利厚生制度などが当てはまります。

40代になると誰もが老後のことを考える機会が増え、年金について学ぼうとしますので、営業になった場合にイメージがつきやすい職業です。

顧客も30代〜60代が多いため、年が近く親近感をもたれやすいでしょう。

保険業界は教育制度や商品についての研修などが充実していることが多いので、未経験からでも知識を習得しやすい環境です。

不動産業界

不動産業界の場合、商材は住宅や土地、マンションなどの不動産全般です。

顧客が30代や40代の家族持ちであることが多いため、顧客の求めているものが把握できる40代は採用されやすい傾向です。

20代の若者層に「こちらのマンションがお勧めです」と言われても、「不動産を買ったことのない営業マンに勧められても……」ということがありますが、40代ですと営業マン自身も所帯持ちであることが多いため、説得力があります。

ただし平日よりも休日のほうが忙しい仕事ですので、週末勤務が増えることがデメリットになるかもしれません。

そのため常に人材不足で、求人が多いのが特徴です。

未経験でも営業に転職できる?営業職への転職のポイント

40代ならではの強みを活かして転職を成功させよう

40代はビジネスマンとしての経験も長く、若手にはない経験や人脈が武器になります。

それらをうまくアピールできると、未経験の業種への転職も成功しやすいでしょう。

営業職が未経験の場合は、人が足りずに困っている業界を狙うのがベストです。

自分のこれまでの経験からくる強みをアピールして、転職を成功させましょう。

50社から詳細条件で絞り込み検索
地域
性別
希望職種
正社員経験
年齢
希望年収
人気条件こだわり条件