今、あなたは「営業の仕事つらいなあ」と感じていませんか?
はじめは期待や夢を持って就職したのだけれども、日々の業務をこなしていく中で、「こんなはずではなかった・・」と思うことも多いのではないでしょうか?
それはもしかしたら、あなたが営業に向いていない特徴があるからなのかもしれません。
今回は「営業に向いていない人の特徴」をご紹介。
本当に営業が合っているのか、もしくは転職したほうが良いかの判断材料になって頂ければと思います。
目次
1 PDCAがうまくできない人
PDCAとは「Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)」のことです。
このサイクルをうまく回すことができると業務効率が上がるといわれています。
以下が、PDCAの具体的な例です。
(例)
- Plan:月100万の売上を出すために、50件の新規開拓営業を行う
- Do:50件新規開拓営業を行った
- Check:売上結果は50万だった
- Action:来月からは100件新規開拓営業を行い、月100万の売上を目指す
もちろんではありますが、業務が複雑になればなるほどこのPDCAも複雑になってきます。
上記のようなPDCAサイクルがうまくいかないと、毎回同じようなミスを犯してしまい、成果につながらないでしょう。
2 何事に対してもルーズな人
重要な案件を期日までに終了することはもちろんのことですが、クライアントや上司との報連相(報告・連絡・相談)が遅い、または忘れてしまいがちな方は、営業に不向きといえるでしょう。
何度も約束を破っていれば、クライアントからの信頼は必ずなくなっていきます。
そのため、営業マンに対しても会社に対してもクライアントは取引したくないという心情になり、結果として売上低下にもつながってきます。
営業マンにとっては小さな出来事でも、クライアントにとっては大切な出来事だったというケースはよくあります。
「これぐらいやらなくてもいいや」と自分勝手に解釈し、行動してしまう方は営業には向いていないでしょう。
3 清潔感がない
ビジネスで営業として働くのであれば、必ず気にしてほしい項目です。
世間一般では、第一印象のわずか数秒で相手の印象の9割を決めてしまうという法則があります(メラビアンの法則)
また、商談の際でも、会社の代表としていっているのにも関わらず、営業マンが不潔だと、クライアント側の不安にもつながります。
「この会社はこんな不潔な人でも容認しているのか」このように思われてしまうと商談もうまくはいかないでしょう。
では、どのような身なりが不潔だと思われるのでしょうか?
不潔だと思われる身なり
髪型
- 長髪・金髪・茶髪(明るい)
- フケが多い
- ワックス等で髪型が整っていない
- 整髪料をつけすぎている
眉毛
- 整えられておらず伸び放題
- 眉毛が細すぎる
ヒゲ
- 処理を怠っている
- ヒゲを伸ばしている
肌
- 皮脂でテカっている
- イボ等が目立つ
爪
- 爪が伸びすぎている
におい
- 体臭
- 生活臭
- 香水臭
- 加齢臭が目立つ
ジャケット
- 派手すぎるものを着ている
- シワやフケ等がついている
シャツ
- 色や模様が派手すぎる
- シワがある
- 首回りが汗等で黄ばんでいる
ネクタイ
- 色や模様が派手すぎる
- シワや折り目がついてい
- クールビズでないのにネクタイをしていない
スーツパンツ
- 折り目が消えている
- シワがついている
靴
- 手入れをしておらず、汚れが目立つ
靴下
- 派手な色の靴下を履いている
- または素足
上記のことが、不潔と思われる身なりの例です
人によってはそこまで気にならない方もいらっしゃいますが、営業職では不特定多数の方々とお会いしなければなりません。
その中で、どんな人からでも良い印象を相手に受けて頂かなければ、仕事にも支障をきたす恐れがあるでしょう。
そのことから、奇抜なファッションも営業ではNGとされるケースが多いです。
自分ではおしゃれだと思っていても、周りがそのように思っていなければ、意味がありません。
このように、我が強すぎる人も営業には向いていないのかもしれません。
ただ、以上の事柄は気にしていれば、必ず直すことができるものばかりです。
常日頃、周りの人に自分がどう見られているのかを聞いてみても良いでしょう。
自分では気づかない改善点が人から知れるチャンスでもあります。
もし1つでも当てはまる方は直していきましょう。
4 人のせいにしてしまう人
「会社の福利厚生が良くない」「自分の担当している企業が悪い」「自社製品が悪い」、こんな文句を言っている人が周りにいらっしゃいませんか?
もし、自分自身でこのように思っているのであれば、それは営業職を続けていく中で黄色信号です。
上記のように、他者等に問題の原因を求めてしまう方々は、結局のところ、自分の非を認めない方が多い傾向が強いです。
自分の非を認めない方は、問題の原因追及がうまくいかないので、結局、同じ失敗を繰り返してしまうのです。
そして、「ここではうまくいかないから…」と転職を重ねてしまい、自己成長しないまま、年を重ねてしまします。
後々、後悔をしてしまうという方が多いです。
何か問題が起きてしまった際には、「自分で防げることはなかったのか」と考える習慣をつけてみましょう。
自分が行動することによって問題を未然に防げるようになれば、それは後々、あなたの価値、財産になっていきます。
そのため、他責思考がある方は営業職に向いていないといえるでしょう。
5 チームワークよりも個人技を重んじる人
営業マンの中には「自分の売上だけやっていれば何の問題もない」、「自分の数字さえとっていればいいんでしょ」と思われている方もいらっしゃいます。
そのような方は社外でもそうですが、社内にも敵を作ってしまいがちです。
仕事とは、1人で行っているものではありません。
営業職、技術職、経理等、いろんな部署や人が仕事の効率を高めるために集まった1つの集団、それが会社なのです。
「自分だけやっていればよい、他人なんてどうでもいい」このような考えがある方は、自分が本当に困ったときに周りから助けをもらえる可能性は限りなく低いでしょう。
そのため、仲間を大切に思いやることができない方は営業職には向いていないでしょう。
6 自分のことがわかっていない人
要するに、自己分析が出来ていない人のことを指します。
「自分の長所・短所は何なのか」「得意、不得意は何なのか」等、自己分析がうまくできていないと、自分に足りないもの等がわからないため、会社の仲間にどのように助けを求めていいのかわからなくなります。
自分が今後、企業での将来ビジョンも描けないため、何のために働いているのかわからなくなってしまったりしてしまうのです。
自分の長所を生かして、企業に対してどのような利益を生み出せるのか、この将来ビジョンが自分の中でしっかりと定義されていないと営業職を続けていくのは難しいでしょう。
7 場違いなことを言ってしまう人
要するに空気が読めない方です。
営業職は社内外に関わらず、不特定多数の方とお会いする職業です。
その中で、場違いな発言を平気で行ってしまう方は周りから引かれてしまうのも無理はないでしょう。
また、空気が読めない方は相手との言葉のキャッチボールもうまくいかないため、クライアントに対して不快感を与えてしまったり、気分を害してしまったりしてしまうのです。
そこから改善しようと努力する方は良いのですが、人を気にしながら生きたくない!と自分の意見に固執し続け、改善を怠る方は営業職には向いていないでしょう。
8 何事にも自信がない、興味がない人
何をするにも自信がない人は、お客様にサービスや商品を売り込む営業職にとっては、非常に致命的になってきます。
自信がない方の主な特徴としては、「自社製品に関しての知識が足りていない」というのがほとんどです。
「クライアントから難しい質問されたらどうしよう」とか「とりあえず売ってこいと言われたけど、どう売ればよいかわからない」等、ここに関しては、自社製品のことを深く理解していれば、このような不安は生まれないと思います。
自社製品によって、クライアントにどのようなメリットを創造できるのか、さらには、相手に伝える努力を怠らなければ、このような問題はまず起きません。
また、何事にも興味がない人も営業職には向いていないといえるでしょう。
興味がないということは、探求心がないと言い換えることができます。
探求心がなければ、自社製品の研究もできなければ、世論に対する知識欲もないのです。
そのため、クライアントに対して、自社製品を売り込むことはおろか、クライアントとの会話もロクにできなくなるからです。
このような方は営業職に向いていないといえるでしょう。
9 何事も熱心に取り組めない人
「今まで生きている中で1つでも熱心に取り組んだことはありますか?」
面接の中でよく聞かれる質問の1つです。
なぜ、面接でこの言葉が良く聞かれているのかというと、どんな状況下においても全力で取り組めるかどうかを知りたいからなのです。
例えば、期日までのノルマが確実にいかないという状況の中で、それでも真面目に営業回りやクライアントに提案をしに、直接訪問できるかということです。
ノルマ達成が絶望的な状態で「頑張っても意味ないから」と諦めたり、もう少しで達成できそうでも「来月頑張ればいいから今月はここまでにしよう」とか、何かしらの理由をつけたりする人材ではNGだということです。
熱意をもって仕事をしている人は、万が一、予算達成できなかった場合でも、次は必ず超えてやろうという意識が生まれます。
その意識が生まれると、やる気に転換し、目標実現のために、能動的に動ける人物になれるのです。
そのため、熱意を持てない方は、営業職に向いていないといえるでしょう。
10 素直でない人
営業職だと、自分がやっていないミス、またはクライアントの勘違いで起きてしまったミスに対してクライアントから怒られることがあります。
その際に、謝罪もせずに「私は間違っていない!」と言ってしまう方は営業職に向いていないのかもしれません。
自分のミスでないにしろ、大切なクライアントの気分を害してしまったわけですから、まずは、そのことに対して謝罪の言葉を並べるのは営業マンとして必要になって参ります。
原因追及はそのあとに行えばよいのです。
何が原因だったのか、自分の説明不足が原因だったのではないか、自分でその問題は未然に防げなかったのか等、自分に対して非がなかったのかをまず考えることが出来ない方は、営業職に不向きだといえるでしょう。
以上が、営業職に向いていない特徴となります。
あなたは、いくつ当てはまったでしょうか?
当てはまった数が、多かった方は転職を視野に入れるのも良いでしょう。
転職は悪いことではありません。
一番大事なのは、「あなたが将来、自分の人生をどのように描きたいのか」が重要になります。
「お金持ちになりたい!」「自分で事業を立ち上げたい!」「安定した収入を得たい!」
人によって様々な夢があると思います。
自己の夢と会社の方針が合致してこそ、初めて理想の職場を見つけられるものだと思います。
そのためにも、自分のスキルを上げ、自分の夢に合致する企業の数を増やすことができてこそ、自分の人生を豊かにする可能性を上げることができます。
人生は1度きりです。
後悔のないように自分の持てるすべての力を活用し、自分の夢に向かって突き進んでいきましょう!
この記事によって、あなたの人生がよりよいものになれば、その手助けになれば!と思います。