精神保健福祉士へ転職するには?おすすめ転職サイト・転職エージェント

精神保健福祉士は、精神障害者の生活面、社会面でのサポートを行い、社会参加の手助けをする仕事です。

精神科ソーシャルワーカー(PSW:Psychiatric Social Worker)とも呼ばれます。

精神保健福祉士になるには、福祉分野の国家資格の1つである精神保健福祉士試験に合格する必要があります。

ここでは、精神福祉士への転職を考えている人に向けて、おすすめの転職サイトや精神福祉士の仕事内容、年収等をご紹介します。

精神保健福祉士への転職におすすめ転職サイト・エージェント

コメディカルドットコム

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コメディカルドットコムは、医療介護の求人なら日本最大級といわれています。

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「精神福祉士」の欄をチェックするだけで、精神福祉士の資格を持っている人向けの求人がすぐに検索できます。

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ジョブメドレー

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医療業務の経験があり、復帰したいという人や、別の事業所に移りたいという人に向いているサイトです。就職に成功すると、数万円のお祝い金がもらえます。

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はたらいく

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地域密着型の求人サイトはたらいく。地元で就職したい人や、Uターン転職、Iターン転職を考えている人におすすめです。

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カイゴWORKER

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精神保健福祉士に必要な資格・条件

“精神保健福祉士になるためには、資格試験に合格し、公益財団法人社会福祉振興・試験センターに登録される必要があります。

試験を受けるには、一定条件を満たす必要があり、受験資格を得るためのルートは次の4つがあります。

  1. 福祉系大学・短大で指定科目を履修する
  2. 福祉系大学・短大で基礎科目のみ履修し、さらに短期養成施設に6か月以上入る
  3. 社会福祉士の資格を取得した上で、短期養成施設に6か月以上入る
  4. 一般の大学・短大を卒業し、一般養成施設等に1年以上入る

短大などで4年間の履修ができていない場合は、相談援助の実務経験が同じ年数分必要になります。

精神福祉士の試験は、年に1回、1月下旬~2月上旬に実施され、精神保健・福祉・障害者関連の領域から16科目163問が出題されます。”

精神保健福祉士の仕事内容

精神に障害を負った人やその家族が、日常生活を問題なく送れるようサポートし、社会復帰のための手助けを行います。

精神保健福祉士は、精神障害がある人と、社会との橋渡し役を担っているといえるでしょう。精神保健福祉士が働く場所は、

  1. 医療機関(精神病院、総合病院の精神科、メンタルクリニック)
  2. 生活支援施設(地域活動支援センター、グループホーム、児童養護施設)
  3. 福祉行政機関(地域の自治体、保健所、精神保健福祉センター)
  4. 司法施設(保護観察所、矯正施設)
  5. その他、ハローワーク、一般企業、介護保険関連施設、教育機関

など、多岐にわたります。メンタルヘルスの重要性が認識されるようになり、精神保健福祉士の需要は年々増しています。

精神障害者やその家族への支援

“精神保健福祉士は、精神障害者に直接面談し、あらゆる面で手助けを行います。

医療機関においては、おもに入院サポートを行っています。

精神科の病院は、本人や保護者の同意なしに強制的に入院させられることもあります。

けれども、患者さん本人の自由を制限する行為でもあるため、入院させることに問題がないか、人権擁護の観点で精神保健福祉士がチェックを行う必要があるのです。

主治医、看護師、作業療法士、臨床心理士と連携をとりながら、精神保健の専門家として支援を行っていきます。

生活支援施設に配置されている場合は、施設によってサポート内容が異なってきます。

日常生活を滞りなく行えるよう、一緒に家事をしてアドバイスを与えることもあります。

また、就労前訓練を行う場所では、就職活動に向けてのアドバイスや作業に関する相談などを行います。”

関連部署との情報共有や連携

行政機関で働く場合は、法律に基づいて支援事業や手続きを行います。

地域の福祉事業の発展のため、現状の問題点を洗い出したり、分析したり、将来に向けての計画をたてることもあります。

地域への啓発活動や、精神障害者に居場所を与え落ち着いて暮らせるような環境を整えること、また自立して生きていけるよう就労支援などを行っていきます。

介護施設や教育現場、一般企業でも精神保健福祉士を配置する施設が増えてきています。

ハローワークでも精神障害者の雇用を支援するようになりました。罪を犯した精神障害者が社会復帰できるよう支援するため、専門知識のある精神保健福祉士に応援を頼むケースも増えてきました。

最近では、保護観察所で社会復帰調査官として精神保健福祉士が働く機会も増えています。

精神保健福祉士の仕事はきつい?

精神福祉士の仕事は、とてもやりがいのある仕事ですが、専門性が求められることもあり、きついと感じる人も多いようです。

20代で仕事を始める場合、人生経験が浅い状態で、色々な精神障害のある人を理解する必要があり、戸惑うこともあるでしょう。

障害の度合いや家庭環境はまちまちで、1つとして同じケースはありません。

そのため、ひとくくりにパターン化することができず、それぞれのケースで難しい判断を強いられることもあります。

苦しんでいた人が自分の支援によって回復し、社会復帰ができると嬉しくなる一方で、人間の暗い部分に触れて精神的な疲労が起こりやすくなります。

再入院を繰り返し、いい結果が得られず心が折れそうになることもあるでしょう。

仕事にあたっては、共感しすぎて自分まで疲れてしまわないよう、冷静に状況を観察する目を持つ必要があります。

個人の裁量にゆだねられる仕事なので、手ごたえはあるものの、色々な部署と連携をとっていく必要があります。

精神障害者、家族、医療機関などの板挟みで苦労をすることもあるようです。

精神保健福祉士の年収事情

基本給は約16万円~20万円(年収は350万円~400万円)程度で、国家公務員に準じた額ではあるものの、国家資格を持つ職種としては低い方です。

日本ではまだ、福祉系の職種はあまり高収入が得られないケースが多く、精神保健福祉士も例外ではありません。

各施設における平均年収は、以下の通りとなっています。

精神病院 420万円~450万円
心療内科 380万円~400万円
保健福祉センター 400万円~420万円
障がい福祉センター 380万円~400万円
一般企業 350万円~440万円

まれに、独立し直接企業や病院、行政機関と契約を結んでいる人もいて、年収約600万~900万を実現しているケースもあります。また、年代ごとの平均年収は以下の通りです。

20代 約250万円
30代 約320万円
40代 約410万円
50代 約460万円
60代 約310万円

どの年代においても、年収は低めとなっています。ただし、行政が委託しているところは、住居手当や、通勤手当など福利厚生が充実していることも多いようです。ボーナスは80万円~100万円程度で、平均よりもやや高めになっています。

行政機関の方が年収は高め

精神保健福祉士の年収は、役職がついたとしても500万円以下で、医療従事者にくらべてもかなり低めです。

精神保健福祉士として年収をアップさせるには、公務員として行政機関で働くのがよいでしょう。

病院や民間企業では昇給を望むことは難しいですが、公務員なら勤続年数とともに昇給することも可能です。(公務員なみの年収を得ることができれば、40代で600万円程度の収入が見込めます)

公務員として勤めることができれば、福利厚生も充実しており、安定した生活がのぞめます。

ただし、行政機関では実務経験者を優遇しているケースが多いようです。民間施設で精神保健福祉士の経験を積みながら、行政機関で募集が出るのを待つのもよいでしょう。

規模の大きい病院では給与も高く、福利厚生が充実しているケースもあるので、求人情報をしっかり確認することが大切です。

年収をアップする方法

精神保健福祉士と同じ福祉関連の資格に、「社会福祉士」があります。

社会福祉士は、サポート対象が「精神的・肉体的・経済的に問題を抱えた人」と規定されていて、高齢者や子供、障害者、低所得者と多くの人の支援を行っています。

社会福祉士の年収は400万円~550万円程度となっており、精神保健福祉士よりも高めです。

年収を上げるには、社会福祉士の資格もとって、キャリアアップを目指すのもいい方法です。

両方の資格をとっておくと、精神保健への知識も深まり、より多くのケースに対応できるようになるため、業務の幅が広がります。

さらに、介護福祉士の資格もとって、ケアマネージャーとして活動できるようになれば、介護サービス計画も自分でたてられます。精神疾患を抱えた人のサポートをより効率的に行えるようになります。

精神保健福祉士はどんな人に向いている?

精神保健福祉士は、人の心理や精神疾患について興味を持ち、向上心をもって勉強できる人に向いています。

また、人と接することが好きな人にも合っている職業といえます。(当事者だけでなく、家族や、連携をとる関係各所の人など、多くの人とコミュニケーションをとる必要があるため)

また、相手の話をしっかり耳を傾けて聞くことができる人も精神福祉士に向いています。

精神疾患を抱えている人は、時に支離滅裂な話になったり、極端な結論を出すこともあるので、こちらの意見を押しつけず傾聴することが大切です。

また、精神が弱っていることもあるので、上から目線ではなく、相手と同じ視点に立って考えることが必要になります。

計画をたて、不測の事態が起きたら冷静に計画の立て直しができる能力も必要です。人間相手の仕事なので、予定通りに進まないことも多いからです。

一方、人の役に立ちたいという気持ちは仕事への強いモチベーションになるものの、その気持ちがあまりに強すぎるのは危険です。自己肯定感や承認欲求を満たすために、ひとりよがりの行動になりがちなので、注意が必要です。

精神保健福祉士への転職は難しい?

精神保健福祉士への転職は、ほかの業種と比べてやや難しいといえるでしょう。

精神保健福祉士試験の合格率は60%程度となっており、社会福祉士の25%、ケアマネージャー15%とくらべると、難易度は高くありません。

年齢別合格者をみても、40代が24%程度、50代が23%程度を占めていて、40代以降から精神福祉士を目指す人が多いことが分かります。

しかし、1つの職場に複数の精神福祉士が在籍していることはまれなので、退職者が出たときに採用、となるケースが多いようです。採用人数が少ない分、転職は難しくなります。

精神福祉士として採用されるには、ほかの資格もあわせ持ち、自分のスキルを高めておくことが大切です。

未経験だったり、経験が浅いうちは、アルバイトやパートでの採用を視野に入れてもいいでしょう。精神保健福祉士の世界では、経験が重んじられるため、勤務年数を重ねることで、正社員の道も開けます。

精神保健福祉士の需要は年々高まっているので、今後働ける場所は増えていくと考えられます。

精神保健福祉士へ転職した人たちの口コミ・評判

入院されていた患者さんが退院されて、無事に社会復帰を果たすことができたときに、とてもやりがいを感じました。入退院を繰り返す方も多いので、お役に立てたときは本当に嬉しいです。ただ、精神的な病気を持たれていることもあって、感情の起伏が激しい方もいます。落ち着いて、冷静に対処することが大切です。仕事内容は多く、疲れることも多いですが、専門職でもありますし、とてもやりがいのある仕事だと思います。
民間企業のように、ガツガツ数字を求められないので、その点は安心です。営利目的ではなく、純粋に利用者さんやご家族へのサポートに全力を傾けることができます。「ありがとう」と言ってもらえたときは、この仕事をやっていてよかった!と思いました。色んな家庭や人生を知ることができ、とても勉強になります。人間に興味がある人には、とても合っている仕事だと思います。精神福祉士の仕事とは関係ない雑務が多いので、仕事量は多いです。
絶対的な基準や正解がない仕事なので、面白さはあるものの、時にもやもやすることもあります。相手の言葉の裏を読んだり、俯瞰的に物事をとらえる技術が必要になるので、ある程度向き不向きはあるかもしれません。病気のせいであっても、心無いことを言われて落ち込むこともあります。患者さんのために土地柄や買い物のしやすさ、アクセスの良さなど調べていくうちに、地元資源に関する知識が増えるので、自分にとっても大きなメリットがあります。
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