リーガル・エージェンシーは法曹業界を専門とする転職サイトです。
弁護士資格を活用して働いていきたい人のサポートをする目的で運営されていますが、口コミでの評判は高いのでしょうか。
その内容から考えられるメリットやデメリットを確認しておきましょう。
リーガル・エージェンシーで転職するのに向いているかを判断するのに役立ちます。
目次
一目で分かるリーガル・エージェンシーの評判
サポートは手厚い? | 〇 |
---|---|
相談はしやすい? | ◎ |
嘘はつかない? | 〇 |
第二新卒でも使いやすい? | △ |
対応は丁寧? | 〇 |
色んな職種に転職できる? | △ |
求人量は多い? | △ |
たくさんの求人は紹介してもらえる? | △ |
サイトは利用しやすい? | △ |
在籍中でも利用しやすい? | △ |
電話連絡はしつこくない? | △ |
一回あたりの求人紹介数は多い? | △ |
キャリア提案力は十分にある? | △ |
リーガル・エージェンシーの運営会社はどんな会社?
リーガル・エージェンシーの運営会社は株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社です。
株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社は2007年に設立してから一貫して法曹業界での人材サービスを実施してきています。
求職者が自由に求人を探せるリーガル・エージェンシージョブサーチも運営しています。
また、転職サイトについてもリーガル・エージェンシーだけでなく企業法務部員、パラリーガル向けのサイト、弁護士、企業知財部員、特許技術者のサイトも用意し、求職者のニーズに応えることを重視しているのが魅力です。
世界で活躍するリーガルプロフェッショナルを支え続けることを企業理念としていて、国内だけでなく世界の企業や法律事務所とのつながりを作り上げています。
リーガル・エージェンシーのメリット
- 弁護士の転職先を広く確保している
- 希望の転職先がある場合には提案を依頼できる
- ヒアリング力が優れている
弁護士の転職先を広く確保している
法曹業界に特化して10年以上の歴史を持っているため、業界内での企業や法律事務所とのつながりが強いのがリーガル・エージェンシーのメリットです。
弁護士としての資格を持っていてこれから働きたい人も、キャリアを積んできてキャリアアップやスキルアップを目指したい人も豊富な選択肢から転職先を選べます。
弁護士におすすめ!転職サイト比較ランキング!【2018年版】
希望の転職先がある場合には提案を依頼できる
転職先にこだわりがあって特定の企業や法律事務所で働きたいと考えている人は提案を依頼できるのもリーガル・エージェンシーのメリットです。
リーガル・エージェンシーでは企業や法律事務所から求人を受け取るだけでなく、人材の積極的な売り込みもしてくれます。
十分にキャリアがあって魅力的な人材だとアピールできる弁護士であれば、求人が出ていない転職先を手に入れることも可能なのです。
ヒアリング力が優れている
法曹業界に関する知識や経験が豊富なエージェントに対応してもらえるのがリーガル・エージェンシーの特徴です。
常識やキャリア、弁護士が転職するときの理由や希望などについて詳しいため、ヒアリング力が高いエージェントが多くなっています。
転職するときには満足できる条件を取りこぼしなくエージェントに伝えて求人を探すことが必要ですが、エージェント側から積極的に聞き出してくれるので安心です。
また、登録するとアトーニーズマガジンを発行してくれるため、求職者の方も知識を付けて希望を伝えられるようになります。
リーガル・エージェンシーのデメリット
- 弁護士資格の保有が前提になる
- キャリアの提案力は低い
- 首都圏内にしか求人がほとんどない
- 営業時間が短い
弁護士資格の保有が前提になる
リーガル・エージェンシーは弁護士の転職に特化しているため、弁護士資格の保有がサポートを受ける条件となっています。
また、弁護士資格を持っていても、資格を生かして企業法務や特許関係などの業務に携わる形で転職するとき以外には利用できません。
もっと広い転職先を考えたい人には向いていないでしょう。
キャリアの提案力は低い
ヒアリング力が長けているのはリーガル・エージェンシーの魅力で、希望を叶えてくれる求人を紹介してくれる可能性は高いでしょう。
しかし、自分が想定していなかったような魅力的なキャリアを提案する力にはあまり長けていません。
明確な目的を持って転職する人には向いていますが、何となく転職したいという漠然とした思いで申し込むとあまり良い転職にならないリスクがあります。
首都圏内にしか求人がほとんどない
東京、関西、東海にはかなりの数の求人がありますが、首都圏から外れてしまうとほとんど求人がないのはリーガル・エージェンシーのデメリットです。
もともと企業も法律事務所も都市部に集中している影響もあります。
営業時間が短い
リーガル・エージェンシーは営業時間が短いのもデメリットです。
9:30〜18:30で平日のみしか対応してくれません。
ヒアリングを受けたいのに日程が合わない、電話で確認したいことがあるのに対応してもらえないといったトラブルが生じる可能性があるのです。
特に仕事が忙しい人にとっては大きなデメリットでしょう。
リーガル・エージェンシーはどんな人に向いている?
キャリアアップもキャリアチェンジも可能で、自分の希望を通せるように求人を探して交渉も行ってくれます。
転職先の候補も首都圏では多数あるので、魅力的な転職先を見つけられるでしょう。
リーガル・エージェンシーで転職するまでの流れ
リーガル・エージェンシーで転職するときには次のような流れで手続きを行っていきます。
- エントリー
- ヒアリング
- 転職先の紹介と選定
- 面接
- 内定と入社
エントリー
まず、リーガル・エージェンシーの転職支援サービス登録フォームから必要事項を入力してエントリーを行います。
氏名や生年月日、住所や電話番号などの個人情報に加えて、転職先の希望などの簡単な情報を入力すれば登録可能です。
また、資格や希望年収などを記入することもでき、詳しく書いておくと次のステップで行うヒアリングの内容を充実させられます。
ヒアリング
エントリーを終えると専任のエージェントが決まり、一対一でのヒアリングが行われます。
ヒアリングでは転職に対する希望やこれからのキャリアプランについてどのように考えているかを伝えると共に、今までのキャリアについてエージェントに伝える機会です。
様々な角度から要望を聞かれるため、丁寧に答えていきます。その内容が次の転職先の紹介につながる情報として活用されます。
転職先の紹介と選定
エージェントは求職者の希望に沿って企業や法律事務所にアプローチをして紹介します。
そして、その中から希望に合っていると考えられる求人を厳選して見せてもらうことが可能です。
複数の求人の紹介を受けて比較検討を行っていき、必要に応じて希望を追加して絞り込みをかけてもらいます。
そして、提案された求人の中から気に入ったものを探して応募手続きを行います。
面接
応募すると一回から三回程度の面接による選考が行われます。
面接対策のサポートをエージェントから受けることができるだけでなく、面接日の設定や条件交渉についても任せることが可能です。
内定と入社
面接に合格すると内定をもらえます。内定後は待遇や条件のすり合わせを行います。
その中で定めた入社日に所定の手続きをすることで新しい職場で勤務を開始できるというのが転職の流れです。
リーガル・エージェンシーの口コミ一覧
年齢 | 35歳 |
---|---|
性別 | 男性 |
前職 | 特許事務所 |
転職前の年収 | 640万円 |
転職後の年収 | 700万円 |
転職理由 | キャリアアップしたい |
あまり焦らずに良い求人があったら転職したいというスタンスでもエージェントが納得してくれたのが良かった点です。特許の知識が役に立つ企業で働きたいと考えていたので、大手を中心として製薬メーカーを希望していました。国内でも有数の大手にアプローチしてもらうことができ、三社目で内定をもらうことができました。結局半年近く転職活動をしていましたが、あまり負担にならなかったのは優れたサポートがあったからだと思います。
年齢 | 29歳 |
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性別 | 女性 |
前職 | 一般民事系法律事務所 |
転職前の年収 | 450万円 |
転職後の年収 | 410万円 |
転職理由 | 仕事のストレスを減らしたい |
相談に来る人のストレスのはけ口になっている感じがして、イライラしながら働くことが多かったからです。きっと企業法務の方が自分に合っていると思って転職を決意しました。結婚することも考えて残業が少ない事務所を探したいとリーガル・エージェンシーに伝えたら、条件交渉をしてくれてもらえました。補助的な業務が多いですがとても満足しています。
年齢 | 36歳 |
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性別 | 男性 |
前職 | 企業向け法律事務所 |
転職前の年収 | 600万円 |
転職後の年収 | 670万円 |
転職理由 | 企業で顧問弁護士になりたい |
年齢的に少し早いかと思ったのですが、リーガル・エージェンシーに相談したら中小のIT系企業からの求人をいくつも紹介してもらえました。採用してもらえるまでにはかなりの数に応募しなければならなかったものの、わずかな期間で転職先が決まり、エージェントにはとても感謝しています。想定していたよりも大幅に年収が上がったのでとても満足できた転職でした。