求人詐欺!募集要項のよくある嘘と見破り方!

求人に悩む男性

給与が20万円と聞いていたのに、実際に入社すると、15万円しかなかった。

アットホームな職場だと聞いていたのに、入社すると人間関係が悪くてびっくりしてしまった。もう辞めたい

でもまた、転職先で求人詐欺に遭ったらどうしよう。

その不安な気持ち、よく分かります。

求人票には嘘は書かれていません。しかし巧妙(悪質)にうまくごまかしてあります。

よーく読んでみるようにしましょう。

そして「これはやばい会社だ!」という求人の特徴を、実際に人事として働いてきた私がご紹介いたします。

少し長くなりますが、最後までお付き合いくださいね。

「アットホームな職場」「雰囲気の良い職場」など曖昧な文言を使う会社には注意!

求人要綱に数値化できない文言を書いている企業は危険です。

本物のホワイト企業であれば、そんな曖昧な表現ではなく、具体的な条件を提示するはずだからです。

そもそも論として、なぜ、新卒以外の採用の求人を企業が掲載しているのでしょうか。

新設の会社でなければ、中途採用の募集イコール欠員補充です。

果たしてアットホームで人間関係の良い会社が、よくわからない抽象的な言葉で中途採用の求人募集をかけたりするでしょうか。

人事の視点からすると、ホワイト企業であれば募集要項もスラスラ掛けますが、待遇の悪い企業ほど困ることはありません。

その結果、「アットホームな職場」「雰囲気の良い職場」など、曖昧な表現に逃げるしかなくなるのです。

人を大切にする企業の求人広告ほど、具体的な数値化された求人広告の内容が掲載されていると考えてください。

嘘を見抜きやすいのは採用担当者の自由メッセージ欄!

求人広告には隙間に人事担当者のメッセージを入れる枠が空けられています。ここに一番嘘が出ます。

見逃さないでください!

人を集める魅力のない、売り物のない会社はここに無理矢理、数値化出来ない抽象的な文言を入れます。

最も悪質なのが、「残業少なめでプライベート充実」「お休みが取りやすい」ということを書いている求人広告です。

休みがとりやすいのなら、なぜ有給取得率を集計してパーセンテージで提示できないのでしょうか。

残業が少なめといっても、実際に入社すると月平均何時間なのでしょうか。

「お休みが取りやすい」という文言よりも、「有給消化率80%、平均年12日取得(2018年度実績)、月に1回、必ず有給を取得してもらいます」という文言の方が、より分かりやすいはずです。

こういう職場は実際に入社すると有給休暇が取得しにくかったり、労務管理の知識に欠けた人事担当者がいたりして、騙された!と感じやすくなります。

また、「残業少なめでプライベート充実!」という文言もそうです。

「残業月平均23時間以内、夜の7時には絶対に帰れます!」という文言の方が転職希望者は入社後のイメージが沸きやすいはずです。

数値化されていない情報を求人広告に載せる会社は、絶対に避けるようにしましょう。

勿論、現行の文字数制限などで載せられないという場合もありますが、求人広告を閲覧する際には、数値化されているものを信用するようにしましょう。

労務管理の甘い会社ほど、ボロを出しています。

給料の振れ幅があまりに多い求人広告には要注意!

ハローワークの求人を見てみると、給与20万円から35万円の範囲というように、異常に幅の広い給与額が提示されている求人が多いと思います。

人事的には、適正な誤差は2万円までです。

試用期間中18万円、試用期間終了後20万円ならばまだ親切な会社ですが、無駄に高い給与を提示している企業には気を付けるようにして下さい。

残業代や諸手当が含まれての給与の可能性があります。

本来、そのような表記の方法は許されていません。

基本給をしっかりと確認するようにしましょう。

ボーナス金額が最も嘘が多い!

求人媒体問わず、求人広告で最も多いのが、ボーナスの金額です。

賞与は法律で特に定めがありません。中小企業ではボーナスが出るだけマシという認識の経営者もおり、ボーナスが年間10万円も出ない会社が現実にあります。

賞与については支給実績を記載していない会社は信用しないでください。

但し、最近では求人広告掲載の際、賞与の金額については、具体的には書けないことになっています。

実際に金額を載せると、その金額と違った時に求人広告を掲載する転職サイトの運営会社や求人広告掲載会社自体にクレームが入ってしまう為です。

このため、賞与の支給金額は掲載されていないことも多いです。

では、どのように記載されている状態のものを見るのがベストなのでしょうか。

必ず昨年の支給実績、基本給の○ヶ月以上と掲載されている求人を受けるのが正解です。

ここでも数字の具体性の大切さが発揮されます。

賞与支給アリだけ書いている会社では、実際には賞与が支給されない可能性が高いです。

但し、いたずらにインセンティブで賞与180万円などのように書かれている求人には注意が必要です。

優良企業では営業職であっても、売上問わず、基本給の4か月から8ヶ月の間で賞与が支給されることが普通です。

賞与も生活に必要な賃金で基本給の一つであると考えている経営者はいたずらに不安定な生活をさせるようなインセンティブ制度の賞与の導入を嫌います。

安定した生活を送れなければ、会社で長く活躍をすることは難しいということがよく分かっているからです。

事務で内定したはずなのに入社したら営業職だった!?

事務職で求人を受けて合格したのに、入社したら営業職に回されてしまった。

残念ながら、とてもよくある話です。

私自身、営業職で面接を受けて入社したのに、いざ入社したら配属先を人事部にされてしまった経験があります。

これは防ぎようがありません。

こういった強引なことをしてくる会社からは、早々に離れるようにして下さい。

もっとひどいことが待ち受けています。

面接や求人に嘘をつく様な会社にまともな会社はありません。

貰えると思っていた手当がない!?

求人票には手当が支給されると書いてあったのに、入社するともう廃止されているので支給していないと言われたというトラブルも多いです。

手当については、会社ごとに異なりますが、労働組合との交渉などで支給要件が随時改訂されている可能性もあります。

どのような条件で、どのような時にいくら手当が支給されるのかを、親切な会社では記載していますのでよく見るようにしておきましょう。

休日の嘘。完全週休二日制と週休二日制の違いに注意!

完全週休二日制と週休二日制は全く扱いが異なります。

完全週休二日制は、完全に1週間に2日間の休日があり、多くは土日休みの企業のことを指します。

反対に、週休二日制の会社は、完全に一週間に2回休むことは出来ません。

これはとても大きなチェックポイントです。

週休二日制で入社したら、日曜日しか休みがなかったということになりがちです。

月に1度でも週に2日以上の休日があることを週休二日制と言います。

つまり、一ヶ月が4週間あるとして、3週間は日曜日のみ休みで、1週間だけ土日休みだったとしても週休二日制を名乗ることは出来ます。

この違いには要注意です!

求人の嘘を見破るには、具体的にどうすれば良いのか?

転職サイトを積極的に活用することをおすすめします。

求人に対する厳しいチェックが転職サイトには入っています。

転職希望者に誤解を与えるような表記では、求人掲載できないとはっきり言ってくる担当者が多く、転職サイトは信用を大切にしています。

ハローワークで求人を探すことだけは絶対に避けるようにしましょう。ハローワークは求人チェック機能が働いていません。

そして、内定後に内定通知書だけでなく、労働条件通知書を先に送ってもらうことが有効です。

法律上、労働条件通知書を出すのは、入社当日で良いのですが、先に渡して問題ない会社であれば入社前に内定通知書と一緒に送ってくれます。

曖昧な表現を多用する求人は絶対に避けるようにして、具体的な労働条件を求人に掲載している会社の求人に応募することを心がけてください。

新天地でのご活躍をお祈りしております!

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