7割の人が「転職を検討する」のに実際に転職できる人は3割しかいない

転職したいけど3割の人はできない

大手転職サイト「DODA」が発表する転職活動の実態調査によると、「転職をしたことがある」また「転職を検討したことがある」と答えた人は、全体の72.5%にのぼります。

しかし実際に「転職をしたことがある」と答えたのは全体の50%、20代に絞れば約3割の人しか行動に移せていません。

個人的な意見ではありますが、一度でも転職を検討したことがある時点で、その職場にはとどまるべきではありません。

特に貴重な20代を、もやもやとした葛藤の中で過ごすのは時間の浪費です。

そこで今回は、「転職を検討する」と答えた人たちに、一歩踏み出す勇気を踏み出す方法をご紹介します。

日本人は「現状を変える力」に乏しい

日本人は「現状を変える力」が非常に乏しく、海外との差は顕著です。

海外では「同じ企業で働き続ける=優秀」という評価は、存在しません。

会社とは基本的に自分のキャリアを形成するための環境にすぎず、3~5年働ければ、次のキャリアを求めて転職するのが当たり前です。

逆に同じ環境に居続ける人は、「無能」と評価されることが多く、異性にもモテません。

一方、日本人は「転職回数が多い=問題を抱えている」と評価されることが多く、我慢する美学が未だ根強いのが特徴です。

「新卒から3年は我慢だ」と、真剣に思い込んでいるサラリーマンがゴロゴロいます。

なぜ日本人は現状を維持したがるのか

古来から日本人は、海に孤立した島で暮らし、異文化に接触する機会が極端に少ない環境で文明を育んできました。

もし海外へのアクセスがもう少し簡単であれば、こんな地震だらけの島には住み続けなかったでしょう。

ただし昔の人たちには、当然飛行機や大型船があるわけなく、日本という島から抜け出すことはできません。

そのため、「いかに現状を変えるか」努力をするよりも、いかに「いかに現状に適用するか」という部分に重きがおかれました。

ボーダレス化が進む現代において、「現状に適用する力」は成長を阻む要素でしかなく、相対的な退化にしか繋がりません。

現状維持バイアスを打破するには

ここ数年、「現状維持バイアス」という言葉が流行ったのは、当然の流れといえます。

賢い人たちは、すでに現状を変える力こそが価値を生み出す事に気づき、行動しています。

では、我々凡人がこの「現状維持バイアス」から抜け出すにはどうすればいいのでしょうか。

「主観」から「客観」に切り替える

近年話題の格安SIMですが、日本国内のシェアは未だ10%前後にとどまっています。

格安SIMの存在自体知らない人は論外ですが、知っていながら乗り換えない人の大半は、「面倒くさい」「不便なことがありそう」「貧乏くさい」と、主観的な理由しか出てきません。

しかし格安SIMに切り替える人の多くは、「月に5000円安くなるから」「通信量に大きな影響がないとデータを見たから」と、極めて客観的な事実を述べます。

主観でしか物事を捉える事ができない人は、自分の考えを変えることが難しいです。

そのため転職するべきか悩んだときには、できる限り客観的なデータを元に考えるようにしましょう。

  • 将来が不安ならFPに相談して今後のライフプランを作ってみる
  • 収入が不満なら年収÷(勤務時間+通勤時間+労働日数)を計算してみる
  • 会社に不満があるなら勤務先の業績と転職先の業績を数字で比較する

このように自分の抱えている悩みを客観的に測定することで、現状維持バイアスから抜け出すことができます。

第三者にアドバイスを貰う

客観的に捉えることが難しいのであれば、第三者にアドバイスを貰いましょう。

上司や同僚を選ぶのはNGです。また家族や友人も、基本的には避けておきましょう。

あなたが現状維持バイアスに嵌まる傾向が強いのであれば、周りの人達も現状維持バイアスの影響を受けやすい人が集まっている可能性が高いです。

なるべくFPや税理士など、客観的な立場に立つことに慣れている人、そして多くの人生に触れている職種の人たちに相談してください。

一番最悪なケースは何か考える

人間のモチベーションを構成する3つの要素(目標の魅力・達成可能性・危機感)の中で、日本人は危機感を煽ることで行動が促される人が多いです。

そこで今後のキャリアプランで最悪のケースとは何なのか、考えてみましょう。

転職をしないことで生じるであろうデメリットを羅列すると効果的です。

たとえば「今の環境(年収・勤務時間)に不満はないけど、新しい知識や経験が身につかないことに不安を抱えているのであれば、

  1. 年々成長角度が落ちている
  2. この会社でしか通用しない人材になる
  3. 成長しない人材が集まって会社の業績が落ちる
  4. 収入が減る
  5. 倒産してしまう
  6. 40代でスキルも経験もなく転職先が見つからない
  7. 老後もパートタイムで働き続ける人生
  8. 病気になって働けない&収入がない
  9. 孤独死

このように、最悪のケースまで逆算して考えることで、自分の危機感を煽っていきましょう。

転職をするとお金を稼げる人材に近づく

将来的にお金を稼げなる人材になることに不安を抱えているのであれば、絶対に転職をおすすめしています。

元リクルート社の特別研究員をしていた藤原さんは、フォーラムの中で「希少性」こそ稼ぐためのカギであると仰っています。

一つの世界でトップになることは非常に難しいですが、100人に1人レベルまで成長するのは決して難しくありません。

仕事であれば2~3年間業界にいれば、100人に一人の人材にはなれるでしょう。

しかし100人に1人レベルになったとしても、日本国内だけで同じような人材は100万人いることになります。

これでは業界内で稼げる人材になるのは難しいでしょう。

そしてこれ以上、業界内でのし上がろうと思えば、人生を掛けて仕事に取り組む覚悟が必要となります。

知識と経験の組み合わせで希少性は生まれる

では、100人に一人になった状態で、思い切って全く違う業種に転職してはどうでしょうか。

最初の数年間は0からの再スタートとなるので辛いかもしれないですが、2~3年経てば再び100人に1人の人材になれるはずです。

さらに、あなたには前職で培った100人に1人に匹敵するスキルを持っています。

すると、あなたは100×100=1万人に1人の価値のある人材へと飛躍的に成長することができるのです。

あとはこれを繰り返すだけで、10年後にはこの世界にたった一人しかいない、貴重な人材へと成長することができます。

仕事は競走馬の育成ゲームと同じ

仕事は人生の中で大きな割合を占めますが、実際にはどんな仕事をしていても、あなたのパーソナリティに与える影響は少ないものです。

小さい頃からの夢を叶えている人は少なく、好きでもなんでもない仕事を生業としている人が大半です。

しかし稼げるようになる、周囲から認められるようになれば、自然と仕事は楽しくなります。

そして人間は、自分の成長に喜びを感じるという素晴らしい特性を持っています。

今の自分に必要な能力は何なのかを考え、必要な能力を授けてくれるパートナーを探す。

競走馬の育成ゲームのように、自分を客観視できるようになると、あなたの成長スピードはぐっと早くなります。

転職をすべきか検討しているあなた、一歩踏見出して3割の人間の仲間入りをしましょう。

それだけで昨日までの自分よりも、はるかに希少性のある人材になれているはずです。

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