転職したいけどスキルがない…そんな方で転職できるコツを教えます

転職を目指す若い男女

転職したいけれど、とてもこれまでの経験が活かせるような仕事が見つからない。

面接で自信を持って話せるような仕事をしたことがない。

自分のこれまでの仕事に自信が持てないときほど、辛いことはありません。

大丈夫です。

仕事をしてきたのなら、何らかのスキルは必ず身についています。

今回は、スキルに自信のない人が転職活動をする具体的な方法を伝授します。

少し長くなりますが、最後までお付き合いくださいね。

そもそも転職には絶対スキルが必要?

そもそも転職にスキルは絶対に必要というわけではありません。

特に20代の若い転職希望者ですが、この年齢の転職希望者にスキルを求めることはあり得ません。

そんな企業であれば、将来の会社の発展もあり得ないからです。

20代のうちから月給50万円を超えるようなベンチャー気質の会社や外資系企業であれば話は別ですが、普通の給料を支給する、一般的な日本企業で20代に無茶な仕事をさせようとする会社はありません。

まずは育てるというスタンスで採用します。

多くの企業では20代は修業期間です。

20代のうちに教育訓練計画を立てて、30代からの活躍を期待して採用しています。

特に日本企業は今、若者不足です。

臆することなく面接に挑むようにして下さい。

未経験・異業種でも転職できる?

未経験で異業種への転職でも、20代であればまず問題ありません。

前述したように日本企業の大半が、20代に関しては育てて自社にカスタマイズします。

教育訓練のプログラムを中途採用者向けに用意する企業も、最近やっと出始めました。

この状況から考えても、未経験や異業種では転職できないということはあり得ません。

未経験であっても、やりたいと思う仕事があればドンドン挑戦するようにして下さい。

30代を超えても大丈夫?

未経験で転職できるのはよほどのことがない限り、31歳までです。

逆に言えば、31歳までであれば職種と業界の経験がなくても転職できます。

スキルを問われないのが31歳までの転職で、それ以降はスキルが必要になります。

32歳でこれまで、他社にアピールできるようなスキルがなければ転職するのは難しいというのが実情です。

技術系への転職は難しい?

技術系への転職ですが、職種によっては可能です。

特に品質管理と、図面処理をする設計部署のようなどちらかというと技術職の中では事務処理の多い部署においては、未経験でも採用される可能性が高いです。

文系理系の垣根がかなり薄いです。

品質管理課などは特に、ISOの事務処理なども多いので事務職出身者が活躍しています。

これらの部署では技術系の職務経験が無くても、技術職についている人は多いです。

未経験から技術職へ転職した実際の例

具体例を挙げます。

以前、とある会社ではパートの女性が集まるパート村と呼ばれる部署がありました。

これは侮蔑する意味で「村」と呼んでいるのではなく、専門職集団という意味で尊敬の念を込めて使われていた言葉です。

そのパートさんたちは殆どが高卒で、以前は事務仕事や工場での現場作業をしていた方たちばかりでした。

しかし、教育プログラムを導入したことで、なんとマシーンの図面を書いたり、CADを使用しての仕事をしたりという専門性の高い職務を行う、まぎれもない技術職と呼ばれる集団に進化しました。

そのパート村の中から実績を認められて、正社員になってマシン本体の図面を書く専門職に登用された人もいました。

この事例からも分かるように、決して文系理系や学歴といった概念は技術職系の仕事にはありません。

「あの人、図面を書かせたら社内で一番だな」と言われる女性社員もパート村から正社員登用された方でした。

技術系というとみな尻込みしたり、難しいというイメージでどうしても敬遠してしまいます。

憧れている人が多いのに、なかなか一歩を踏み出せないイメージですが、実際にはパートタイマーから技術職が誕生している会社もあるのです。

未経験で技術職に転職することが難しいということは決してありません。

ただし、ある程度の計算能力が必要なことは確かです。

そもそもこういった技術職は数学的な頭の使い方が必須です。

図面を書いたりするには、徹底的な計算が必要です。

大学院卒の理系のバリバリの技術職でも、製造現場とはよく揉めています。

「なんだこの図面!お絵かきしてんのか!それでも技術職か!」

「お前ら、納期も守れねぇクセに、生意気なこと言うなよな!これだから現場は!」

とよく技術職と現場が揉めているのを私は見ています。

技術職に未経験で就業する場合、相当の覚悟がなければ、現場の足を引っ張ってしまう可能性があります。

どうしても技術に関わる仕事をしたい場合には、職業訓練校などでCADの勉強をしたりするという手もあります。

どんな業界が狙い目?

スキルを問われない業界は製造業(大手メーカーから中小メーカー含む)、運送関係の会社や、まだ設立間もないITベンチャー企業などが狙い目です。

大企業では職種ごとにスペシャリストを育てている会社もありますが、中小企業では職種の垣根が低いことも多く、スキルが可視化されていないことが多いのです。

その代わりに、教育プログラムがしっかりと作成されていない企業も多いので、注意が必要です。

まだまだスタートしたばかりの企業では、何をもってスキルなのかという部分が確立していません。

入った後に仕事を覚えていけばいいと思える人や、変化を柔軟に楽しめる人であればチャンスが大きいです。

運送関係の企業であれば、人手不足なので採用される可能性が高いです。

需要もどんどん高まっています。

どんなスキルが転職に役立つの?

転職で役立つスキルは、周囲の人と上手に仕事を進めるスキルです。

会社で働く以上、一人で出来る仕事はあり得ません。

必ず複数人で仕事をすることが求められます。

スキルというと目に見えるものを求める転職希望者が多いですが、日本の企業ではスキルそのものを重視するのは、限られた職業だけです。

なので、特に転職で特に重宝されるスキルを挙げます。

経理・財務

経理のない会社はあり得ません。必ずお金の処理を誰かが行っています。

出張旅費の精算や、決算などの内容がずさんであると、社会から信用を失ってしまいます。

経理のスキルを身に付けている人たちは、非常に重宝されます。

法務

最近ではインハウスローヤー(社内弁護士、企業の雇われ弁護士)も増えてきています。

司法試験の合格者が増えたおかげで、弁護士をしていても食べていけない人たちが出現しました。

彼らを狙っての採用も増えています。

法律の知識はこれからの企業のコンプライアンス管理で絶対に必要なものです。

年収も高いです。

総務・人事

意外と需要があるのが、総務人事です。

総務人事はどの会社も基本的に日本の労働慣習をそのまま活用します。

日系企業間であれば共通するスキルも多いです。

経理が給与計算を行っている会社もありますが、給与計算一つをとっても複雑かつ、数えきれないほどの数の法律が絡んでいます。

おいそれと出来るものではありません。

給与計算は、1円のミスも許されない世界です。

営業職

営業職が出来る人はなんでもできると言われています。

コミュニケーション能力の塊のような人が出世しますし、転職でも成功しています。

ノルマに対するプレッシャーなどは尋常ではありませんが、売ったら売った分だけ給料にインセンティブとして反映されます。

IT系のスキル全般

IT系のスキルを持った人は、とにかく転職市場で強いです。

昨今の職場でパソコンやタブレットのない職場は、ほとんどありません。

それだけ需要が高いのです。

生産(製造)技術などの技術者

生産技術はどのメーカーでも絶対に必要な部署です。

生産技術出身の社長がメーカーには多いですが、製造ラインの入れ替えから、原価低減活動までその仕事は多岐にわたります。

この部署の良し悪しでメーカーは全てが決まると言っても過言ではありません。

激務ですが、やりがいのある仕事です。

激務なので転職する人も多いですが、技術系の中では特に需要が高い仕事です。

スキルは関係がない!本当にやりたい仕事がどうかが一番大切!

どんな仕事をするにしても、スキルのあるなしよりも本人の熱意で仕事のレベルは左右されることが多いです。

気持ちの入っていない仕事は、どれだけスキルが高くても不格好なものです。

気持ちを入れられる仕事へ転職してください。

経験豊富な人は、年齢が高いですが、熱意は低いです。

反対に、スキルはなくても若者には熱意があります。

全てを兼ね備えた人材は、いません。

本当にこの仕事をやりたい!という仕事を見つけたら、ぜひ、積極的に挑戦するようにして下さい!

新しい職場での、希望に満ちた日々を送られることを期待しております!