50代の転職を成功させる三つの秘訣!人事のプロが語る採用の秘訣

パソコンを見て悩む人

 

昨今では大企業が中心となり、50代のリストラを敢行しています。

不本意な形で会社を去らざるを得なかった方も、大変、多いことと存じ上げます。

しかし、どのような状況でも必ずあなたを必要としている企業はあります。諦めないことが大切です。

しかし、50代の転職には厳しい現実があることも事実。

今回は、50代の方が新しい仕事に挑戦してみたい!これまでの経験を活かしてより社会に貢献してみたい!

会社をリストラされてしまって、今から就職できるのだろうか?できれば、良い待遇で再就職したい!

という気持ちが社会で叶うように、具体的な転職方法を事例を交えて提案したいと思います。

少し長くなりますが、最後までお付き合いくださいね。

50代の転職は難しいのか?転職を成功させる3つの秘訣

50代の市場価値は現状、個人の実力に左右されるというのが実態です。

実力があれば50代であっても転職は可能です。

私の過去の上司でも、50代で退職して3か月後には再就職を決めてきた上司の方たちがたくさんいました。

50代の転職市場での実力とは、ズバリいま所属している組織でどれだけの職位を得ているかです。

1 管理職経験を積んでおく!

具体例を挙げます。

私のいた会社が吸収合併になってしまい、吸収される弱い立場となったことがあります。

上場企業で吸収合併が起こったときには、弱い立場の会社の管理職は全員僻地に追いやられ、役員クラスは解雇(表向きは依願退職)という憂き目に合います。

役員と管理職は、会社に守られることがありません。

組合員ではないからです。人事部員も同様です。組合員ではないから、もしも会社が危機に陥ると真っ先に切られます。

いま、様々な会社で50代のリストラが敢行されています。

明日は我が身と考えて差し支えありません。

私の最初にいた会社では、弱い立場の会社側(私のいた吸収合併された側の会社)の人事部にリストラを敢行させ、その後に人事部全員を辞めさせるという手段を用いられて退職に追い込まれました。

敗戦処理をさせられた上に、最後はクビを切られるという最悪の結末でした。

私も退職することになりました。

50代の管理職全員が転職に成功していた

そのときに上司である常務取締役の方や、各部署の部長職・課長職といった役職者の方々も会社を退職することになりました。

リストラされた3か月後に人事部員と管理職で集まる機会を設けたのですが、50代の管理職全員が再就職を決めていました。

意外なことに、最初に転職が決まったのは50代の管理職のみなさんでした。

プライドや部下を守るために、新しく来た社長に必死に抵抗したメンバーでした。

新しい社長は、社長に対して意見を言う人材を全てリストラしたので、本人たちも不本意な中、解雇された経緯がありました。

しかし、全員、無事に再就職が決まっていました。

ホッとすると同時に、なぜ50代でも転職が出来たのだろうか?と考えました。

50代の管理職を求めるベンチャー企業は多い

その後、ベンチャー企業の人事で私も修行を積むことになったのですが、ベンチャー企業や中小企業では大企業で役員まで上り詰めた人物や管理職経験者を役員として迎え入れていることが多いことを知りました。

日本の99%までが中小企業で、1%が大企業です。

中小企業が大企業に成長したい!と思い立ったとき、必ず大企業のノウハウを持った人材を欲しがります。

大企業での管理職経験者であれば、転職後にまた同じ待遇で転職することは不可能ではありません。

リストラされても悲観的になる必要はありません。

必ずあなたを必要とする会社は存在します。

2 経験を積んだ職種で転職しよう!

50代が転職に成功するには、出来るだけこれまで経験してきた職種を選ぶことを強くお勧めいたします。

経理職をしてきた方であれば、経理職を。

営業職をしてきた方であれば、営業職を。

製造職をされてきた方であれば製造の管理監督者やマシンオペレーターなどの仕事が良いです。

未経験で新しいことを始めることは、その気持ち自体が非常に素晴らしいことです。

しかしながら、現実的には経験職種以外で50代を採用することは滅多にありません。

それまでの経験を活かして、会社で頑張って欲しいという気持ちが採用する会社側にはあるからです。

未経験の仕事で正社員で採用されようとすると、1年以上の時間がかかってしまう可能性があります。

そこで、50代の方が、未経験から新しい仕事を探す秘訣を伝授いたします。

未経験転職は新しい人事制度、無期社員制度を活用しよう!

2018年4月1日より、無期社員と呼ばれる新しい雇用形態の社員が誕生します。

無期社員とは、2013年4月1日以降、5年間契約社員(期間の定めのある雇用であり、契約社員という呼称だけではなく、パートアルバイトなどの非正規職員すべてを含む)として同じ事業所で勤務した非正規の従業員は60歳の定年まで雇用を保証しなければならないという法律です。

この制度の特徴ですが、60歳定年までの雇用を保証されるという法律による強制的な制度です。

パート・アルバイト・契約社員でも、最近は「定年まで勤務可能」「60歳まで勤務可能」という求人の謳い文句があると思いますが、この制度を活用して下さいということです。
これならば、未経験の職種でも採用される可能性は高まります。

注意点ですが、正社員よりも待遇が劣ってしまいます。

この制度の特徴として、60歳までの雇用期間の保証のみで賃金や賞与などの改善や具体的な待遇アップの指定は法律にはありません。

なので、待遇は契約社員のままで、雇用契約のみが保証されます。

が、ここで同一労働同一賃金が導入されます。

ここが肝です。

同一労働同一賃金と無期社員の関係性とは!?

現在、阿部首相が推進している同一労働同一賃金の問題ですが、無期社員制度と大きな関係があります。

同一労働同一賃金とは、不合理な労働条件の格差を是正するための制度です。

同じ仕事をしている労働者には、同じ賃金を支給しなさいというのが同一労働同一賃金の原則です。

例えば、これまでは正社員と契約社員が全く同じ仕事をしていても、賃金に差がある状態のまま放置することは問題ありませんでした。

分かりやすく言えば、契約社員と同じ仕事内容の正社員が、正社員というだけでボーナスが支給されたり、年に1度の定期昇給やベースアップがあるということが違法となるということです。

もしも正社員と契約社員が全く同じ仕事をしていて、契約社員に昇給の機会が与えられず、賞与なども支給されていなければ、違法な状態となるということです。

無期社員とされた場合に、この同一労働同一賃金の問題があるので、必然的に待遇を上げざるを得ません。

つまり、未経験の仕事であっても、無期社員前提であれば採用される可能性も高い上に、5年後の無期社員登用時には、待遇アップされるということです。

この選択肢を頭に入れておけば、50代でも未経験で新たな仕事に挑戦することができます。

3 50代でも若手扱いされる仕事を選ぼう!

中高年が活躍している警備業界、運送業や、介護職、工場のマシンオペレーターのような仕事がおススメです。

これらの業種に共通して言えることは、高齢者が活躍しやすい土壌を持っていることです。

警備業界などはこれまで人材が集まらずに苦戦をしており、若手を採用することは難しいです。50代でも若手の扱いを受けます。

運送業や介護職といった業種も人手不足ですぐにでも人が欲しいという会社が大半であり、年齢的で不利になることはありません。

また工場は未経験から始められる仕事が大半です。仕事内容によっては座りっぱなしで出来るマシンオペレーターの仕事もあり、体力的な心配のない仕事も多いです。

元々、事務職をされていた方が事務職はストレスが多いので、工場に転職して良かったとおっしゃっていることも非常に多いです。
これらの仕事であれば正社員で内定を貰える可能性が高いです。

職種はどれがベストなのか?

職種については、これまで事務職の経験が長い専門職だった方はその経験を活かせる事務職で採用されることを狙うことが得策と言えます。

現場仕事なども需要が高いです。工場の第一線で活躍されてきた方であれば、特に需要が高いので、おススメです。

昨今では未経験者の中高年を採用するという会社が増えたという報道が面白おかしく報道されていますが、まだまだ採用の現場では未経験者の転職は厳しいというのは現実です。

出来る事であれば、これまでの経験職種で、業種は中高年が採用されやすい業種を選ぶことがベストだと言えます。

50代の転職に関しては、様々な要素がありますが、必ずあなたに合った仕事が見つかります。

新天地でのご活躍をお祈りしております!

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