50代でも転職しやすい業界はどこ?未経験でもOKの業界はある?

手帳見る男性

いまいる会社にもう何十年も勤めているけれど、もう限界だ!こんな会社辞めてやる!

でも今の仕事を辞めても採用されるのだろうか…。

不安ですよね。

その不安な気持ち、よく分かります。

今回は50代でも未経験で採用されやすい業界を紹介いたします。

少し長くなりますが、最後までお付き合いくださいね。

50代の平均年収はどれくらい転職をして年収を上げることは可能?

50代でも転職しやすい業界とは?実績のない50代の転職はかなり厳しい!

50代となるとあと働ける時間は65歳の定年までなのであと15年しか残っていません。

こうなると、働ける業界は限られてくるというのが正直なところです。

50代でも転職しやすい業界とは、基本的に人手不足の業界です。

清掃、タクシー、介護、工場における補助業務などが主であり、それぞれ業界ごとに特色があります。

職種に関していえばホワイトカラーでの転職は非常に難しいというのが現実です。

ブルーカラーの求人も視野に入れて転職活動を行う必要があります。

そもそも転職市場自体が30代までの年齢層がメインターゲットとなっており、肌感覚としてはもう少し転職市場が人手不足感が向上すれば変化する可能性もありますが、現状はまだまだ高齢者のホワイトカラーとしての採用は増えないと予想されます。

もちろん、ホワイトカラーの求人もありますが専門職でスペシャリストに限定されてのことです。

未経験でもOKな業界はある?

50代向けの求人はブルーカラーの求人がメインなので、未経験でもOKというが殆どです。

ホワイトカラーの求人には経験必須な職種がほとんどです。

まずは未経験OKの業界をご紹介いたします。

未経験で採用されやすくかつ生活がしっかり出来るような賃金を支給している業界をご紹介いたします。

タクシーは高齢者でも高給を狙える仕事!但し自腹には要注意!

タクシー業界は高齢者が多いこともあり、採用される可能性が非常に高い業界ですが気を付けるべきことがあります。

タクシーは歩合制でかつ運転業務なので視力さえしっかりとしていれば出来る仕事です。

たくさんお客さんを乗せれば手取りはアップしますが、ガソリン代や車の清掃費用などは自己負担です。車の整備費用を含めての高い賃金です。

また事故などにも気を付ける必要があります。

35歳未満の場合は、10年間無事故無違反(一切の軽微な交通安全法に違反しない)という状態を維持することが出来れば、法律で会社を通さずに自営業として個人タクシーを営むことが出来るようになります。

50代の場合でも同様に、10年間無事故無違反でタクシーの運転業務に携わっていれば個人タクシーの免許が取得できます。

京都のタクシー業界が熱い

現在、需要が最も高まっているのは京都のタクシー業界です。

京都は観光客が過去最大の来訪者数となっており、兵庫県や大阪、東京資本のタクシー会社が京都に新しく営業所を次々と新設しています。

しかも給与が高いです。

京都のタクシーは昔から儲かることで有名です。

京都駅から京都のメイン街である河原町などは距離が離れており、バスもこみすぎていて乗れません。

地下鉄もありません。JRからの乗り継ぎも面倒です。

タクシーも乗るために常に奪い合いです。

しかもいまは外国人観光客が押し寄せています。

知り合いのタクシーの運転手などは一か月に70万円ほどを稼ぎ出しています。

京都市内観光のために一周などのような長距離需要も高く、京都は電車も発達していないため、短距離需要も高いです。

東京なども似た状態ですが、東京はビジネスマンが多く稼ぐには不向きです。

観光地で有名な場所にあるタクシー会社に就職して少しでも稼いで老後資金にあてる戦略が有効です。

介護業界は安定して求人が出回っている

介護業界は就職できない人たちを元々受け入れる土壌を持っており、友人なども介護士の資格取得以降は、転職を5回以上繰り返していますがそれでも正社員です。

また転職する可能性もありますが、それでも正社員で雇用される可能性が高いです。

介護は激務ですが大きなメリットがあります。

転職する人が多いので、実は狙い目なのです。

転職を繰り返していても、正社員での雇用が必ず見つかります。

それくらいの高需要な業界で、マスコミは重労働で薄給とマイナスイメージを垂れ流していますが、実は雇用の流動性が高いのでもしも労働環境があまりにも悪ければ人が離れていきます。

よい施設に巡り合うまで転職を繰り返すのがある意味では当たり前なので転職に偏見が少ない業界の一つです。

資格さえ取得すれば未経験でも採用されます。

自動車業界・メーカーも狙い目

自動車工場での高齢者需要も非常に高いです。

若者は基本的にメーカーのような工業ではなく、ITや情報産業に就職する傾向にあります。

事務系でもメーカーに就職したがる若者は少ないです。

メーカーにはこのイメージがつきまとっています。

3Kはご存知でしょうか。

キツイ・汚い・危険の意味ですが、メーカーの仕事はこれにかなり当てはまります。

特に基幹産業(鉄鋼業、自動車業など)はこの傾向にあり、敬遠されています。

給与自体は残業代も全額支給されますし、基本給も高い傾向にあるのですがイメージが悪くて面接に来てくれません。

自動車業界の特色としては大卒事務系でも現場に最初は絶対に入らなくてはなりません。

たった半年程度の現場研修ですがここでメンタルや身体に不調を訴えて退職する若者も少なくはありません。

それだけ仕事がキツイのですが、ここで辞めてしまっては転職にも不利なのでいつも必死に止めて回っています。

若者が避けている業界は高齢者有利と言えます。

運送業界も高齢者需要が高まっている

運送業界は特に高齢者需要が高いです。

運送業界といっても、過度な肉体労働の仕事ではなく軽作業を狙うようにしましょう。

特に50代になってくると腰痛を抱えている人が出てくるなど身体的なダメージを抱えている人も少なくはありません。

なので、無理に重労働で高給を狙うのではなく体力的に出来そうな仕事を探してください。

身体を壊してしまうと取り返すのに時間がかかってしまいます。

運輸・倉庫業界は若者に人気がないから狙い目

運輸や倉庫業界も、実は全く若者に人気がありません。

そもそも業界自体がブラックという噂が就活生や転職希望者の間でも立ってしまっているため採用困難な状態です。

ここにも未経験で採用チャンスありです。

資格としては、フォークリフトの運転免許は必須です。

運輸や倉庫業界の場合には、フォークリフトの免許があればフォークリフト運転手の仕事を優先的に配属されるので身体的に楽です。

印刷業界は3Kだけど転職しやすい

印刷業界は構造的に不況になっています。

以前はお金も時間もかかったような特殊な印刷物が翌日には出来上がってお客様の元へ届けられていますが、基本的に24時間操業でかなり無理をしている業界の一つです。

これも典型的な3K労働の世界です。

印刷機には大量のインクを使用しますから、当然、化学薬品の匂いなどもします。

また、インクが服について汚れるので汚いです。

しかも、お客様から明日までに印刷してくれ!と無茶を言われても引き受けざるを得ないのが現状で、価格ダンピングも進んでいます。

過剰サービスをする印刷会社が増えたので、もしも明日までに印刷してくれと言われた商品を印刷できなければ他の会社に仕事を取られてしまいます。

苛烈な競争の世界に陥っています。

ビルメンテナンス業界(清掃)

ビルメンテナンスが実は狙い目です。

この業界は高齢者が多く、ビルメンテナンス作業の大半は特殊な技術の必要な仕事ではなく清掃作業です。

清掃作業なので高齢者でも仕事が可能ですし、ビルメンテナンスの需要は非常に高いです。

オフィス街にいけば必ず商用ビルはありますし、清掃のテクニックを身に付ければ65歳の定年以降に自営業をするという手もあります。

65歳以降の定年以降を意識すればこの仕事、まさに手に職の世界です。

やってみる価値はあります。

50代の転職で有利になる資格とは?実は役にたたない資格もご紹介

経験者が圧倒的に有利な業界は限られている!

経験のない人が不利になるような求人は、実は50代の求人には少ないのが現状です。

これはなぜかと言えば、そもそも経験者向けの求人というものは業界ではなく職種を指すからです。

業界に限って言えば、ほとんどが未経験者を歓迎しています。

但し、一部の業界ではその論理が通用しません。

金融関係全般

金融関係は未経験の50代を採用することは殆どありません。

社内に豊富に人材がいるため、外部から採用するのであれば役員などのように顧問や取締役のような外部取締役として転職するのが普通だからです。

また銀行のような金融全般は出世争いが激しく、50代になれば出向や転籍をしている人が出てきます。

構造上、高齢者需要がない業界だと言えます。

コンサルタント業界

経験豊富なコンサルタントは引く手あまたですが基本的にコンサルタント業界で何十年かの経験が必要です。

経験がないと出来ない職業の一つです。

またこのコンサルタントという職業はある意味、誰が名乗っても出来てしまう仕事です。

それだけにコンサルタント業界で名前を売り「あの○○コンサルタント業界出身の○○さん」という風に名前が売れなければ仕事が来ないのが現実です。

肩書を重視する日本社会特有の問題ではありますが、それだけうさん臭さを取り除くのが難しい仕事なので、確かな経験が必要な業界です。

50代で未経験でも恐れずトライすることが大切!

未経験でもどうしてもやってみたい仕事があるならばトライすることが非常に大切です。

何十年も同じ会社に勤めてきて心機一転したい気持ちも、年配社員から相談を受けるのでよく分かります。

しかし、現実としては50代は採用ハードルが高いものです。

また新卒と同じような一から出直しの苦労をしてでも新しい業界に挑戦したいのかなどを自分自身の中でよく考えて結論を出すようにして下さい。

いまは空前の人手不足で、これからさらに人材の奪い合いが加速していきます。

もしも挑戦する勇気が出たら、ぜひ、転職を検討してみて下さい。