薬剤師のよくある転職理由と面接でのベストな伝え方

薬剤師の転職理由

あなたは薬剤師をやっていて転職したい!と思う瞬間はありませんか。

「この職場にずっといて、自分は薬剤師としてスキルアップしているのだろうか・・・」、「職場の人間関係が最悪・・もうこんなところ辞めて違うところに就職したい!」そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。

薬剤師の仕事は意外と単純作業の繰り返しのようなことが多く、実際に薬剤師になることは出来たものの、思い描いていた理想と現実とのギャップに苦しんでいる方も少なくありません。

そこで今回は薬剤師として転職を考えている人に向けて、転職をしたい人はどんな理由で転職しようと思っているのか、また転職で面接官にどんなことを伝えたらいいのかなど、実際に転職で役立つ知識についてご紹介していきます。

転職する薬剤師は多い?薬剤師の離職率について

実際薬剤師はすぐに転職してしまう。医療系の仕事に就いている人であれば、そんな話を誰もが一度は聞いたことありますよね。

理由としては、様々な理由があるのですが、ところで薬剤師の離職率はどのくらいなのでしょうか。

また離職率の高い職場がどういったところなのかについても知りたいところです。

今回は薬剤師の勤務先として大きく大別される3種類、病院薬剤師、調剤薬局薬剤師、ドラッグストア薬剤師の離職率についてそれぞれまとめてみました。

① 病院薬剤師

病院薬剤師は、就職すること自体が難しいので、1度就職したら同じ職場で長く働いている方が多いです。

病院で働くことで処方薬に関する知識が幅広くつきますし、医師や看護師などの他の医療従事者とともにチーム医療を経験することが出来るので、薬剤師としての経験値アップは望めます。

しかしこういった経験値の面でもメリットがある反面、当然病院勤務なので当直や夜勤、長時間労働はあります。

患者の疾患などについて知らなくてはいけないので、勤務時間以外での勉強会などももちろんあります。

また薬剤師は意外と病院内での地位が低いので無下に扱われたりすることもあり、辛いこともたくさんあるのです。

そんなこともあってか、病院薬剤師の離職率は1年以内で20%と意外と高めの離職率となっています。

自分のプライベートも大事にしたい人であれば、あまりおすすめできない職場であると言えるでしょう。

② 調剤薬局薬剤師

調剤薬局薬剤師も、人気度は病院薬剤師と同じくらいあるようです。

調剤薬局に務めると、患者さんとのコミュニケーションを取る機会が非常に増えるので、コミュニケーション能力をつけることは出来ます。

薬剤師は薬の番人とも言われていて、患者さんに薬を渡すのは調剤薬局薬剤師なので、処方する薬にどんな効果があるのか、どんなタイミングで飲むのかなど、患者に伝えるべき情報を伝えなければいけない義務があります。

こういった責任感を持ちつつ、日々患者とのコミュニケーションの中で、治療の進行経過を見ることができるという嬉しさも感じることが出来ます。

調剤薬局薬剤師のデメリットとしては、病院勤務やドラッグストアの薬剤師と違って、扱う薬の種類が偏ってしまうので、薬に対して幅広い知識が必要です。

また職場の規模感が非常に小さいので、狭い社会で毎日働かなくてはいけないというデメリットがあります。

調剤薬局薬剤師の離職率は、1年以内で10%と、病院勤務の薬剤師の場合と比べて10%も下がる結果になりました。

これは薬剤師全体の離職率とほぼ等しく、平均的な離職率であると言うことが出来ます。

③ ドラッグストア薬剤師

ドラッグストアで働く薬剤師は、何と言っても給料が非常に高いというところが一番のメリットです。

ドラッグストアを運営している会社は、そのほとんどが大手企業なので、とても安定していますし、かつ高待遇の条件で雇ってくれることで有名です。

給料が上がりにくい、病院で働いていた薬剤師が、スキルもある程度ついたからそろそろ給料を上げたい!と思って、ドラッグストアに転職するケースが非常に多いようです。

ただドラッグストアは、当然ですが医療機関ではないので、土日・祝日もバイトの人が休んでしまったら、自分が出なくてはいけませんし、長時間労働を強いられるドラッグストアも多いようです。

また、薬剤師の仕事である、調剤に関わる業務をする機会がほとんどのドラッグストアで無いところが多く、「薬剤師としての知識がつかない・・」と考えて離職する人も少なくないようです。

ドラッグストア薬剤師の離職率は、全体的な離職率はデータとして公表されていなかったので、大手のドラッグストアの1つに数えられるウエルシアホールディングスのデータを紹介すると、入社3年以内の離職率は、なんと6%と非常に低い割合を叩き出しています。

実際ドラッグストアによって待遇や給与体系に差があるので、このデータが全てであるとは一概にも言えません。

薬剤師が転職する理由って?

続いて、薬剤師が転職する理由についてです。

薬剤師が転職する理由は様々な理由がありますが、以下に主な転職する理由について挙げてみました。

① 年収を上げるため

まず、現状の年収に満足していないので、年収を上げるために転職するという方が多いです。

特に多いのが病院勤務の薬剤師の方で、業務において辛いことが多い割に、他の職場で働いている人に比べて給与が低いことが多く、また近年の政府による医療費の削減によって給与が伸びる可能性も少ないので非常に年収で悩み、転職する方が多いです。

また、男性であれば、家族を養わないといけないという理由から、調剤薬局・ドラッグストアに転職する方が非常に多く、病院薬剤師の方は給与の低さがネックになってしまっているようです。

しかし、病院であっても、ずっと勤めていると、管理職に昇進することもあり、そうすると年収もなかなかの金額になるので、早めに転職するか勤め続けるかの選択を取るのがベストだと思われます。

② 職場の人間関係が悪化したため

他の業種でも言えることですが、ほとんどの人は職場の人間関係が理由で離職します。

薬剤師はどうしても狭い社会の中で仕事をしていかなくてはいけないので、職場の人間関係が悪化した時に逃げ場がありません。

特に20〜30代の若い方が、「管理職の上司と合わない」という理由で辞めることがほとんどで、縦の関係に耐えられずに転職するケースが多いです。

人間関係が悪化しやすい職場として、特に多いのは調剤薬局薬剤師の方です。

調剤薬局へ行ったことがある人であれば分かると思いますが、とても狭い空間で、少人数で1日中仕事をしなければなりません。

単純に狭い空間に嫌いな人がいるというのはなかなか厳しいですよね。人間関係の場合は、職場を変えなければ解決しないので、この理由は特に多いです。

③ 労働環境が悪すぎるため

3つ目は労働環境についてです。これは職場にもよりますが、病院勤務の方がこの理由で辞めることが非常に多いようです。

やはり先ほども述べたように、休日出勤があったり夜勤があったりと、割と厳しい労働環境で働かなければいけないことが多いので、労働環境の悪さは著しいものがあります。

どうしてもこういった環境でずっと働いていると、身体や精神がボロボロになってしまうので、「もっとホワイトなところで働きたい!」と思う方も多いようです。

④ スキル・キャリアアップのため

最後にスキル・キャリアアップのためという理由です。

こちらはドラッグストアに勤めている方に多い印象で、やはり調剤の業務をする機会が非常に少なく、会社の正社員として働かなくてはなりません。

薬に関わる業務というよりは、品出しや、店員のマネジメントも行わなくてはならないことも多いので、薬剤師としてスキルがつかない、キャリアアップが望めない、などの理由から長く働く人が少ないようです。

若いうちから、キャリアアップを狙うなら病院などで働いてスキルを身につけた後、給与の高いドラッグストアに勤めるのがいいかもしれません。

面接でどんなことを伝えたらいいの?面接の際に使える3つのポイント

ここからは、実際に転職活動をする際の面接で面接官にどんなことを伝えたらいいのかについてご紹介していきます。

簡単にポイントを押さえておくと、いざという時に非常に役に立ちます。

① 自分のスキルPRをする時はなるべく短くまとめる

自分に自信がない人ほど、あれもできますし、これもできます!と意気揚々と色々と語ってしまうのですが、たくさんダラダラと語ってしまってもかえって面接官の印象に残らないことが多いです。

能ある鷹は爪を隠すとは言いますが、自分の自信のあるスキルを2、3点短くまとめて分かりやすく伝えることを心がけると、向こうにスマートに自分の言いたいことが伝わるので、なるべく短くまとめるようにしましょう。

② 前職の退職理由はポジティブに語る

退職理由については人それぞれあるかと思いますが、退職理由が伝えにくい場合もあるかと思います。

基本的に包み隠さずに話すことをオススメしますが、ありのままを話し過ぎてしまうと採用が見送りになってしまうケースもあります。

そのため、退職理由は、「人間関係が悪化したため・・」などのネガティブな理由ではなく、キャリアアップなどのポジティブな理由を語ると面接官的にも好印象なので、ポジティブな要素を中心に語るといいでしょう。

③ どんなことがやりたいのかしっかり伝える

自分はどうしてその職場に入りたいのでしょうか。そういった「働きたい!」という熱意が伝わらなければ、面接官も一緒に働きたいと思いませんよね。

自分がどんな仕事に意欲的なのか、また、どんなことに興味があるのかなどをしっかり伝えておくと、入った後も非常に働きやすいですし、キャリアアップにも繋がってきます。そのため、面接の際にはしっかりとどんなことがしたいのか伝えるようにしましょう。

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