薬剤師1年目で転職はやっぱり不利?転職する際の4つの注意点と転職に適した時期

1年目薬剤師の転職

薬剤師1年目で転職を考えている方に共通する不安は「1年目で辞めるのは転職に不利ではないのか」ということ。

新卒で入社した会社はとりあえず3年と言われていますが、薬剤師も例外ではありません。

薬剤師1年でも転職できる!というサイトも多くありますが、はっきり言ってしまうと「薬剤師1年目での転職は不利」です

しかし、人間関係や労働環境があまりに劣悪だと転職を考えたくなりますよね。

ここでは薬剤師1年目で転職するときに注意すべき点と転職に適した時期をご紹介していきます。

1年目の薬剤師によくある転職理由

人間関係が辛い

薬剤師が人間関係で悩むことはよくあることです。

理由は女性多い職場で業界であること、職場が閉鎖的で決まった人としか関わらないことがあげられます。

新卒で経験もないのに質問しても教えてくれず、邪魔扱いをされて悩んでいる薬剤師も少なくありません。

人間関係に悩んで、仕事のミスが増えて、また使えないと言われてミスする・・。という悪循環に陥ってしまいます。

労働環境が辛い

残業に関しての不満をかかえる薬剤師は多いです。

「求人には残業なしと書いてあったのに、毎日残業している・・」ことも珍しくありません。

さらにひどい会社は残業代が支給されないことろも・・。

また、休憩が少ないことも転職を考えた理由にあがっています。

一般的な企業では、休憩時間は60分以上確保するように言われていますが、忙しい店舗は30分ほどしか休憩がないところもあるようです。

給与が低い

薬剤師は奨学金を返さなければいけない人も多いです。

給料が少なくては、奨学金どころか日々の生活で手一杯という方も多いでしょう。

勤務時間が不規則

24時間のドラッグストアや土日も開局している薬局・深夜勤務のある病院などは慣れないシフトに戸惑ったり、昼夜逆転で体調を崩してしまったりという薬剤師もいます。

薬剤師1年目での転職は面接官に良い印象を与えない

企業は長期的に働ける人を求めています。短期間で辞めてしまうと「粘り強さがないのではないか」「協調性がないのではないか」「仕事に対する責任感がないのか」と思われることは避けられません。

1年以上勤務した人と2年以上勤務した人とでは経験も違いますし、面接官に与える印象も大きく違います。

薬剤師1年目でも不利にならない場合とは

基本的に薬剤師1年目での転職は不利ですが、やむを得ない事情の場合面接官も気にしない場合もあります。

会社の業績が著しく悪化した

薬局の閉局した場合はもちろんですが事業縮小によるリストラ・勤務条件変更になったなどの転職をやむを得ない事情の場合は1年目での転職は不利になりません。

パートナーの転勤

配偶者の転勤にともない転職をやむを得ない事情として面接官が見てくれる場合もあります。

ただし「また転勤が理由で退職するのではないか」という不安を面接官に与えてしまうこともあります。

面接時には、転勤の可能性の有無、どのくらい働けるのかを伝えるようにしましょう。

薬剤師1年目の転職はよく考えよう

「職場を1年で辞めた」という事実だけで、たとえあなたが優秀な人材でも書類で落とされて面接までいけない可能性もあるのです。

転職理由はどうであれ、「1年で転職したという事実」は履歴書に一生残ってしまいます。

以下の項目をよく考えて転職するべきかを考えてみましょう。

今の悩みは解決できないもの?

勤務地・人間関係の悩みであるなら、誰かに相談して解決する可能性はないでしょうか。

上司に行って異動をお願いできないか考えてみましょう。

時間がたてば解決されない?

今の悩みは時間がたてば解決する可能性はありませんか?

人事異動の時期になれば、苦手だった上司も異動になるかもしれません

雑務ばかりで転職を考えている方は、後輩が入社することで別の業務ができるようになるかもしれません。

「時間がたてば解消されるかも」と思うならば一度考え直してみてください。

転職したら解決する悩み?

人間関係や自分のスキルが原因の場合、転職先でも同じことは起こらないといえるでしょうか。

転職を繰り返すと印象も悪くなりさらに職場を探すことが困難になります。

自分自身で解決できそうなことはない?

スキルが問題の場合、自分のスキルを磨けば解決されないか考えてみてください。

自分で努力してもどうにもできなかった場合、面接官にも説明しやすいですが、何もしないで転職すると「困難な状況を自分で解決する努力をしなかったのか」と思われてしまいます。

その転職、前向きな転職?

逃げの転職は避けましょう。逃げの転職は、仮に転職が成功したとしても次の職場に前向きに取り組めません。

スキルアップがしたい、給与アップを目指したい、やりたいことがあるの前向きな転職理由は道が開けそうですよね。

第二新卒で転職に成功する人の特徴・失敗する人の特徴まとめ

可能な限り1年目の転職は避けよう

1年目の転職と2年目の転職は大きく違います。

2年目の転職は3年勤務しての転職よりは評価は落ちますが、1年目の転職に比べたら「1年は続いたんだな」と思ってもらえます。

あなたが何となく転職を迷っている状態ならば、4月までは勤務することおすすめします。

それでも転職したいなら気を付けたい4つのこと

1年目の転職が不利なことは説明しましたが、無理をしろと言いたいのではありません。

特に、人間関係や労働環境で精神的・体力的に限界なら思い切って辞めてしまうことも手です。

精神的にまいってしまうと、社会復帰できるまでに時間がかかります。体や心を壊してしまっては元も子もありませんね。

どうしても転職したい!と思ったら気を付けてほしいポイントが3つあります。

転職理由を明確にする

転職先とのミスマッチを防ぐために転職理由を明確にしましょう。

1年未満の転職が続くと、転職癖がある人と思われてしまいます。

何より、転職活動は大変になるので次は成功させたいですよね。

ブランクをあけない

ブランクがあると転職は圧倒的に不利になってしまいます。

「とりあえず今の職場を退職して、少しゆっくりしてから転職活動をしたい」という方もいらっしゃるかもしれませんが、面接官はブランクがある応募者を敬遠しがちです。

面接官はブランクがあると「体調を壊して休んでいたのかな」「精神的な問題で休んでいたのか」と思ってしまいます。

出産や育児などやむを得ない事情がある場合は大丈夫ですが、特別な事情がない場合は空白期間を作らないようにしましょう。

今の職場で半年休んでから転職を考えることも避けましょう。面接官は休職であっても職務履歴の空白期間が嫌がります。

またブランクを作ると自分自身が焦ってしまい、職場選びで失敗してしまう可能性もあります。

会社側にも自分にもメリットはありませんので、空白期間は作らないようにしましょう。

退職を申し出るのは3か月前までに

労働基準法では退職届を出してから2週間以内ならば退職を認められることになっています。しかし職場を円満に退職するなら3か月前に申し出ることがベストです。

新たな求人を再開して採用するのには1か月以上かかります。できるだけ職場に負担がかからないように、早めに申し出ましょう。

ボーナスをちゃんと貰えるかどうか確認しよう

ボーナスをもらった後の退職者は多いため上司に早めに退職時期を申し出ることはもちろん大切ですが、そもそもボーナスがもらえるかどうかも確認しましょう。

できれば口約束ではなく書面での確認がとれると、覆る可能性がありません。

転職に適切な時期とは

求人が多い1~3月

1年で求人が最も多い時期は1~3月です。

1月:12月のボーナスをもらった後に転職する人が多い
3月:中途入社は4月入社を狙った求人が多い

7~9月も夏のボーナスが出た後の退職者が多く求人はありますが、1~3月の求人より少なめです。

1~3月を狙った方が、好条件の求人が出やすいでしょう。

注意!求人が多い時期はライバルも多い

求人数が多いということは、当然ライバルが多く競争率が上がります。

ポイントは求人が増える1~3月の前から転職サイトに登録することです。

具体的には、11月から1月の間に動いておくことが重要です。

コンサルタントに自分にあった求人を紹介してもらう、転職理由を考えておくなど早めに行動の行動を心がけましょう。

薬剤師1年目の転職先におすすめの場所

薬剤師1年目におすすめの転職先を「成長機会」にフォーカスしておすすめします。

おすすめの職場は

  • 病院薬剤師
  • 大手薬局チェーン

です。

病院薬剤師に転職

新卒薬剤師に人気の病院薬剤師は、薬剤師1年目の転職先にもおすすめです。成長機会で考えると、若手は急性期病院が病院勤務がよいでしょう。

カルテを直に見ることができるため、自分の仕事の意義を見出せますし、調剤薬剤師では扱わない薬剤を扱えるためやりがいも感じられるでしょう。

また、大きい病院は研修制度が整っていることも多いです。

注意!仕事はハードなわりに年収は低いと感じられることもあります。

病院の方は気が強いことも多く人間関係が大変な職場もあるようです。

大手薬局チェーンに転職する

調剤薬局は3~5店舗のところもありますが、ここでおすすめするのは50店舗以上の大型チェーンです。

大手チェーンなので勉強機会も豊富ですし福利厚生も充実しています。

注意!勉強の機会はありますが、勉強についていくのは簡単ではありません。

しかしキャリアも考えると大手薬局チェーンは有利でしょう。

働きやすさを重視して転職先を探したい

成長ではなく、人間関係や働きやすさを重視して職場を探したい方は探し方が大切です。

面接や職場見学をして雰囲気を見る

働きやすい環境かを1番感じることができるのは「自分で体感する」ことだと思います。

職場の人がどんな雰囲気か、環境や設備は整っているかを自分の肌で体感することができます。

また、面接時にストレス耐性をやたら聞いてくる会社は要注意です。

離職率が高くストレスフルな環境のため、応募者が耐えられそうかを見ている可能性があります。

転職サイトに登録する

直接職場を見に行けない場合や、自力で求人を見つけることが難しい場合もあるでしょう。その場合転職サイトを使ってみることをおすすめします。

コンサルトに希望する条件を伝えれば、求人を探してくれるだけでなく、一般には公開されていない非公開の求人を見ることもできます。

また求人に載っていない情報も、コンサルタントが直接職場に足を運んで調査してくれるため、人間関係や労働環境も知ることができます。

履歴書の書き方や、面接の練習をしてくれるため、1人での転職活動が不安な方にも嬉しいですね。

マイナビ薬剤師の口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!

また薬剤師のおすすめの転職サイト・エージェントは、こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

薬剤師におすすめの転職サイト比較ランキング【2018年】

薬剤師1年目の転職で注意したいこと

  • 薬剤師1年目の転職は不利なので可能な限り、4月まで働いてみる
  • 困難な時は、転職してもOK。「ブランクを空けないこと」と「転職に適した時期に転職すること」に注意する
  • 成長を求める場合は病院薬剤師や大手チェーンがおすすめ
  • 人間関係や労働環境を重視するなら、病院見学や転職サイトの利用し情報を集める

現在、第二新卒を募集する企業は増え、若手ならではのポテンシャルや成長の可能性を重視してくれる企業もあります。

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