休職中に転職で内定を獲得したら内定取り消しに?注意点を解説

休職中に転職で内定を獲得したら内定取り消しに?注意点を解説

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休職中は時間にゆとりがありますよね。転職を考えている人にとっては、絶好の転職活動期間です。

時間をかけて応募書類を作成し、企業リサーチも入念に行えます。

面接はいつでも行けるので、在職中よりも効率よく就活に臨めるはずです。

しかし休職中に転職活動をしてもいいのか疑問ですよね。

休職していることがバレると、内定が取り消しになるのかも不安なところです。

そうなると、応募先に休職中であることを伝えた方がいいのか迷ってしまいます。

この記事では、休職中の転職活動の疑問について解説していきます。

どんなところから休職がバレるのか、在職中の会社にバレるとどうなるのか、転職を考えている人は必見です。

そもそも休職期間って?

休職とは、本人の都合により長期的に会社を休むことを指します。

法律での規定はなく、企業ごとの就業規則にルールが定められており、以下のような状況に休職が生じます。

  1. 私的な事故やケガ、病気による休職
  2. 留学のための自己都合休職
  3. うつ病などメンタルが原因の休職

近年では、精神的な病気による休職が増加傾向にあるようです。

一般的には給料が発生しない

企業の規定によりますが、基本的には給与は発生しません。

ただし通勤中や勤務中のケガによる休職は、労災保険の「休業補償」が支払われます。

うつ病のようなメンタル面での休職は、会社側に責任があることを認めた場合には労災の対象になります。

しかし企業によっては、パワハラやいじめがあったという非を認めないことが多く問題になっているようです。

病気やケガでの休職は傷病手当金が発生することも

傷病手当金は、病気やケガで会社を休まなくてはならない人と、その家族の生活を守るために設けられた制度です。

入院に限らず、自宅療養の期間も支給対象になります。

手当金は給料の平均日額の2/3で、支払われる期間は最長1年半までです。

企業によって制度が異なる

労災や傷病手当が発生するといいですが、給料が支払われない休職期間は生活が大変です。

企業によって制度が異なるため、休職に入る前に人事に確認しましょう。

とくに精神疾患による休職は、復帰までどのくらいかかるか読めません。

最長どのくらい休職できるのか、手当ては出るか、復帰後の体制も含めて上司や人事に相談してみて下さい。

あくまで休養期間の認識

休職期間は心や体を休めるために期間です。

しかし会社へのストレスや不満で休職に至った人は、休職している間に転職活動を行うことがあります。

休職中に転職活動を行うことは問題ないのでしょうか?

内定が取り消しになるかも含めて確認していきましょう。

休職中に転職活動を行うと内定取り消しになる?

結論からいうと、休職中の転職活動は問題ありません。

しかし休職中であることを秘密にしていた場合、バレると内定が取り消しになってしまうのでしょうか?詳しく解説します。

信頼を重視する企業だと取り消されることも

人と同じように、企業にも色んなタイプがあります。

信頼性を大切にする会社、しっかりと働いていれば自由度が高い会社、規則を重んじる会社などです。

あなたが内定をもらった企業が規則を大切にしていたり、従業員との信頼関係を大切にしていたりする会社であれば、内定が取り消されてしまう可能性が大です。

休職中に転職活動をしてはいけないという法的な規則はありません。

しかし元の会社への裏切り行為とみなされ、モラルを疑われてしまうこともありうるでしょう。

休職中であることを正直に伝える

抵抗があるかもしれませんが、面接では休職中であることを正直に伝えるのが得策です。

嘘がバレるとあとあと面倒ですし、不安を抱えたまま入社することになってしまいます。

正直に話すか、黙って入社するかはあなたの判断次第ですが、せっかくの転職です。

清々しい気持ちで入社したいなら、最初から嘘をつかないことをオススメします。

休職中の転職活動はどこでバレる?

会社が休職を認めているのは、「復帰を前提にしている」ということを忘れてはいけません。

そのことは応募先の企業も承知のはずです。

仮に休職中であることを秘密にして内定をもらった場合、どこでバレてしまうのでしょうか?

転職後の年金手続き

休職中も会社に所属しているワケですので、厚生年金の支払いは義務です。

通常は会社と本人の折半となり給料から天引きされています。

しかし休職中は給料がないので、会社が立て替えてくれていたり、毎月の自己負担分を会社に支払ったりしなくてはなりません。

その場合、転職した際の年金手続きで休職していたことがバレてしまう可能性があります。

転職後に提出する源泉徴収票などの給与証明

転職した会社から、源泉徴収票や離職票の提出を求められることがあります。

どちらの書類にも過去1年間の給与所得が記載されているので、給与が極端に少ないと不審に思われてしまうでしょう。

とくに離職票には、毎月の給与額が記載されているため一目瞭然です。

源泉徴収票は1年分をまとめた記載ですので、休職期間が1ヶ月など短期間であればバレる可能性は低いかもしれません。

一方で、3ヶ月以上の休職は年収が極端に少なくなり、入社手続きの際に理由を確認される可能性があります。

傷病手当金受給歴

傷病手当金は健康保険から支払われる手当てで、同じ病気が1年6ヶ月以内に再発した場合、再受給が可能になっています。

そのため傷病手当の再手続きで過去の受給歴がバレてしまう可能性が考えられます。

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休職中の転職活動を応募先に報告するのはアリ?

いずれバレてしまう可能性があるなら、初めから正直に話しておくほうがいいですよね。

でも応募先に打ち明けてもいいものなのでしょうか?

正直に話すことが本当にいいのか考えてみましょう。

バレて内定取り消しになるのを避けたいなら報告すべき

先述した、規則を重んじる会社や従業員との信頼関係を重視する会社の場合、バレルと内定取り消しになる可能性があります。

せっかく掴んだ内定を失いたくなかったら、正直に報告しておくのがベストです。

しかし正直に話すことで、「休職中に転職活動しているなんて」と思われてしまう場合もあるので注意しましょう。

休職中の転職は快く思われないことが多いと思いますが、その中でも正直に話したほうが印象は良くなります。

職務経歴書にわざわざ書く必要はありませんので、面接や入社が決まった際に「○月から○ヶ月間、休職していました」と口頭で伝えるだけで問題ないでしょう。

在職中の企業に対するモラルを疑われることも

休職とは、身体を休めて職場復帰に備えるための期間です。

あなたが働けない間も、あなたの席やポジションをキープしてくれている訳なので、在職中の企業に対してモラルが欠けていると思われても仕方ありません。

通常であれば仕事をしながら、もしくは正式に退職してから転職活動を行うべきところですので、人間性を疑われることを覚悟しておく必要があります。

休職理由によっては精神状態への不安を疑われることも

応募先に休職中であることを伝えると、休職の理由を必ず聞かれます。

理由が精神疾患やうつ病などの精神的な病気の場合、企業側は採用をためらってしまうかもしれません。

「入社してもまた休職するかもしれない」「業務をこなせるのだろうか?」など懸念され、採用が見送られる可能性も大いにあります。

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在職中の企業に休職中の転職活動がばれたらどうなる?

休職中に内定をもらった場合は、休職明けに退職を表明することになります。

次の転職先が決まっていることがバレた場合、周りにはどんな目で見られるでしょうか。

残念ながら人間性を疑われたり、裏切り者と思われたり、批判の声があがるでしょう。

会社はあなたが復帰したときの配属先や仕事の調整をしてくれていたはず。

その親切を裏切ってしまうことになるので、円満退社には至らないことを覚悟しなくてはなりません。

最悪の場合懲戒解雇になる可能性も

休職中に身体を休めるどころか、転職活動をしていたとバレれば、会社によっては懲戒解雇になる恐れもあります。

また休職中の厚生年金保険料の折半分を請求されてしまう可能性も。

どちらにしろ同僚や上司からは軽蔑され、これまでのあなたの功績や評価はガタ落ちです。

「どうせ辞めるんだから、何を言われても平気」という開き直りができればいいですが、精神疾患などで休職していた人は病気が悪化することも考えられます。

そうなると転職先にも早々に迷惑をかけてしまうかもしれず、踏んだり蹴ったりの状態に陥ってしまいます。

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健康な状態で転職活動をすすめてクリアな気持ちで取り組もう

休職中は時間があるため、転職活動に専念できるチャンスではありますが、応募先にバレると内定取り消しになる可能性を疑わなくてはいけません。

正直に話しても、受け入れてもられるかは疑問です。

そんなリスクを負わないためにも、休職中の転職活動は履歴書や職務経歴書の作成、企業リサーチまでに止まっておきましょう。

そして復帰してから転職活動を行えば、嘘がバレることに怯えたり、休職を話すべき悩んだりする必要もありません。

まずは働ける状態にまで回復させ、クリアな気持ちで転職活動を行いましょう。

転職は人生において重要なイベントですので、「焦らず」「嘘をつかず」「正直に」の気持ちが大切です。

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