既卒の就活はスピード勝負!既卒がやってはいけない就活のやり方とは

既卒の就活はスピード勝負!既卒がやってはいけない就活のやり方とは

【PR】サイト上のアフィリエイト広告利用について
転職サイト比較plusは、企業とアフィリエイトプログラムを提携しております。 そのため当サイト経由で登録・利用があった場合、掲載企業からアフィリエイト報酬を受け取っております。 収益に関しましてはサイトのコンテンツ向上に使用し、より正確な情報提供を行ってまいります。

日本では新卒一括採用が当たり前で、大学や専門学校を出た後、企業に就職するコースを選ぶ人がほとんどです。

しかし就活の末、内定先が見つからずにそのまま卒業する、いわゆる既卒の方も中にはいます。

「よし!就職しよう!」と思っても、既卒は何から就職活動を始めればいいのかわからないですよね。

今回は既卒であるみなさん向けに、内定を勝ち取る就職活動のポイントを、徹底的に解説していきます。

目次

既卒とはどんな人材のこと?就職率も紹介

既卒とは大まかに言うと、学生時代に内定が出ないまま学校を卒業し、正社員経験がない人を言います。

アルバイト経験しかないフリーターや、働いたことがないニートも既卒です。

卒業までに内定がもらえなかったり、就職しなかった人のことを言います。

既卒とは?既卒は「新卒」「中途入社」のどちらに応募すべき?

卒業後3年以内の人材が多い

既卒は、大きい範囲では卒業後3年以内の人材のことです。

ただし企業の募集要項や方針によっては、既卒の意味が変わってくるので注意してください。

アルバイト経験がある人も、卒業後3年以内なら既卒と判断されるでしょう。

第二新卒との違い

第二新卒は、新卒で入社した会社を3年以内に退職した人のことです。

既卒と異なり、第二新卒は社会人経験があることがポイントです。

転職活動では、第二新卒なら実績や社会人としてのマナーが活かせます。

企業への応募も既卒枠ではなく、第二新卒として中途採用枠での応募が可能でしょう。

既卒の就活内定率は53%!新卒よりも狭き門に

厚生労働省が2017年に行った調査によると、既卒を新卒枠で受け入れる企業のうち実際に採用に至ったケースは53%でした。

調査した年 採用に至った 採用に至らなかった
2010年 60% 40%
2011年 56% 44%
2012年 54% 46%
2013年 45% 55%
2014年 40% 60%
2015年 53% 47%

半数以上という数値から、高いと感じる方もいるかも多いかもしれません。

しかし2017年の新卒内定率は83.7%ですから、やはり既卒の就職は難しいということが伺えます。

参考:厚生労働省 労働経済動向調査

既卒が応募できる求人とは?

既卒が応募できる求人とは?

学校を卒業してからの就活では、「新卒採用枠」なのか「中途採用枠」からの応募になるのか悩ましいところです。

ここでは、既卒が応募できる求人について解説していきます。

既卒と第二新卒の違いは?どちらが有利か転職のポイントも紹介

卒業して3年以内であれば新卒枠で応募できる

基本的に卒業して3年以内であれば、新卒枠で応募が可能です。

厚生労働省が発表した調査によれば、新規学卒者採用枠に応募可能な卒業後の経過期間は、1年~3年としている事業所が51%いる結果となっています。

(参考:厚生労働省第5回今後の若年者雇用に関する研究会事務局説明資料

また事業所によっては、卒業後の経過期間に上限を設けていないところもあるため、既卒の応募しやすい状況になっています。

既卒が新卒枠で応募可能な求人数は約7割!

厚生労働省が発表した資料によれば、新規学卒者採用枠での既卒者の応募受付状況は、下記の通り7割が応募可能だったと示されています。

応募受付状況 割合
採用に至った 31%
採用に至らなかった 38%
応募不可だった 29%
不明 1%

既卒が応募できる新卒求人は、採用されるかは問わずとも、約7割あるため雇用先が全くないわけではないのです。

(参考:厚生労働省第5回今後の若年者雇用に関する研究会事務局説明資料

3年経過すると中途採用に切り替わる

大学や専門学校を卒業後、3年が経過すると中途採用に切り替わることが多いです。

中途採用になると、同年代でも企業で経験を積んでいる人たちと戦わなければならないので、アピールポイントを用意する必要があります。

また3年以上の空白期間に何をしていたかの説明も求められますので、新卒採用枠で応募するよりも就職活動が難しくなります。

既卒が就活を始める方法

既卒向けに、就活の始め方を紹介します。

就職をするときは、自分に向いている仕事を洗い出すことが重要です。

適性検査や自己分析を行い、就職後の将来を見極めましょう。

既卒の就活は服装で第一印象が決まる!男女別スーツの着こなし術

自分に向いている仕事を調べてみる

まずは自分に向いている仕事を調べてください。

どんな仕事なら強みを生かせるのか、興味が持てるのか、といった軸で探しましょう。

注意の話を聞いたり、求人をチェックしたり、気になった仕事をリストアップするとわかりやすいです。

自分が仕事に求めるものを見極める材料になります。

就職活動の軸を決めることで、転職後のミスマッチも防げるでしょう。

Webサイトの適性検査を活用する

Webサイトの適性検査を活用すると、就職の判断が客観的に行えます。

適正検査は簡単な質問に答えるだけで、自分の性格や向いている業界がわかるサービスです。

長所や短所が分かりやすくなり、仕事探しがスムーズに進むでしょう。

ただし、適正検査だけを重視することは危険です。

適性検査は、あくまで就活の材料として捉えてください。

自己分析で適性をチェック

自己分析で適性を見つける方法もおすすめです。

就職活動では、自分に合った仕事や企業を選ぶために自己分析を行うことが基本です。

効果的なPRをするためにも、自分の強みや弱みを見つけましょう。

既卒としてマイナスな印象にならないように、 自己分析を徹底してください。

自己分析をする方法

就職活動における自己分析の方法は以下の通りです。

過去の経験を振り返って、好きなことややりがいを感じることを書き出す

過去に取り組んだ活動から行動や思考パターンを洗い出す

どのようなことがモチベーションにつながるのか振り返る

得意なことと苦手なことをリストアップする

以上を丁寧に行うことで、自己分析がより深くできます。

「やりたいこと」を明確にするためにも、就職先を探す前に自己分析を行ってください。

説得力のある志望動機にする

説得力のある志望動機を作りましょう。

なぜこの企業を選んだのかといった質問にも、すぐに具体的な回答ができるように準備してください。

就職先の企業でしかできないことや、就職先ならではの事業などをチェックしましょう。

企業の特徴を踏まえて、志望動機を作れば説得力のある内容になります。

詳しい志望動機を作れば、事業や業界について勉強していることの証明が可能です。

筆記試験の対策を徹底する

筆記試験対策は丁寧に行ってください。

能力検査や性格診断など、項目に合わせたポイントがあります。

それぞれの内容は以下の通りです。

  • 能力検査…学力や一般常識を検査する
  • 性格診断…適正や人柄価値観などを検査する

筆記試験は2つセットで行われ、「SPI」や「玉手箱」といった検査が主流です。

当日までにスケジュールを組んで、内容の確認や対策を進めましょう。

能力検査の対策

能力検査は国語的な能力を確かめる言語分野と、数学的なスキルを検査される非言語分野に分かれています。

仕事で基礎となる能力が総合的に測られるでしょう。

試験の練習は苦手な分野を見極めることが重要です。

本番と同じ時間設定で練習してください。

「SPI」や「玉手箱」など、能力検査の問題集が販売されています。

試験に慣れるためにも、購入して対策を練りましょう。

性格診断の対策

性格診断は、企業との相性を調べるために人柄や適性を検査します。

数百の質問が行われ、それぞれの回答から結果を導く検査です。

検査の質問には同じような内容のものが複数紛れ込んでいます。

丁寧に答えないと、回答に矛盾が出てしまうので注意してください。

一貫性のある回答ができるように、正直に答えましょう。

診断で自分を偽っても、企業との相性が悪ければ長いキャリアになりません。

就活に必要なお金を準備する

就活に必要なお金を準備しましょう。

以下は、就活に必要となる基本的な費用です。

  • 交通費
  • 証明写真料金
  • 履歴書に関わる費用
  • スーツやカバン、靴などのコスト

面談が入ると、アルバイトを休まなくてはいけません。

就活が長期化した場合でも対応できるように、生活費も用意しておきましょう。

既卒の人は、お金をある程度貯めてから、就活を始めることもおすすめです。

結果が出るまでの期間を確かめる

採用結果が出るまでの期間を最初に確認しましょう。

選考にかかる期間を把握して、就活を進めてください。

企業に応募して採用されるまでには、1〜2ヶ月程度の期間が必要です。

大手企業は採用を経営層まで確認するため、さらに時間が必要になる可能性もあります。

複数の企業に応募した場合も、同時進行で就活が進むことに注意してください。

既卒が就活をするメリット

既卒が就職活動をするメリットには以下があります。

  • 空白期間が就活に活きることもある
  • すぐに入社できることで業務経験を積める
  • 苦労や挫折の経験が強みになる

それぞれのポイントを確認して、就職活動を有利に進めてください。

「既卒・職歴なし」でも正社員になれる!就職成功のポイントとは

空白期間が就活に活きることもある

空白期間に経験したことを、プラスの内容に置き換えて企業に伝えましょう。

アルバイトを長く務めた経験や、プログラミングを学んだことなどをアピールしてください。

行動力や専門性が高い経験は、採用担当者からいい印象を受けられます。

バイトリーダーといった経験も、リーダーシップを証明するために有利です。

すぐに入社できることで業務経験を積める

既卒はすぐに入社できるメリットがあります。

業務にすぐ対応できることは、スキルを早く身につけることにつながるでしょう。

また人手不足の企業では、早い段階で入社できる人材を募集していることもあります。

新卒とは異なり、内定後すぐに入社できることは既卒ならではのポイントです。

苦労や挫折の経験が強みになる

苦労や挫折を乗り越えて就職活動をする姿自体が、採用でいい印象になる可能性があります。

既卒者は、在学中に就職活動で苦労をしていることが多いでしょう。

問題を乗り越えて就職活動をする姿勢をPRしてください。

失敗を反省して乗り越える姿をアピールできれば、就活に良い影響が期待できます。

既卒が就活をするデメリット

既卒が就活をするデメリットには以下があります。

  • 新卒に比べると求人数が少ない
  • 即戦力が期待されにくい
  • 学校卒業後の空白期間が企業に不安を与える
  • 新卒の方がフレッシュさがあり有利

以上のポイントは注意点とも受け取れます。

それぞれの項目に注意すれば、転職成功も難しくありません。

就活浪人にはメリットもある?既卒が人生を再スタートさせる方法

新卒に比べると求人数が少ない

既卒を対象にした求人の数は新卒に比べると少ないです。

新卒より、選べる職種や企業の範囲が狭いと考えましょう。

しかし、既卒だからといって就職で不利になるわけではありません。

そもそも、若年層を対象にした求人は全体的に見ると多い傾向です。

準備や対応をきちんと進めれば、就活はスムーズに進むでしょう。

即戦力が期待されにくい

社会人としての即戦力が期待されにくいことは、既卒のデメリットです。

社会人経験がないため、基本的なビジネスマナーも疑問視されることがあるでしょう。

カバーする方法としては、自分でできる限り勉強をすることです。

業界で必要なスキルを持っていることを証明するためには、資格取得をおすすめします。

ビジネスマナーは、個人でも勉強できる内容なので就活前にチェックしてください。

学校卒業後の空白期間が企業に不安を与える

冒頭でも紹介した通り、既卒は何らかの理由で学校を卒業後に、就職せずにアルバイト等をして生活をしていることが多いです。

もちろん中には、学校在学中に公務員試験を受験したものの落ちてしまい、就職先がなく仕方なくアルバイトをしている人もいます。

しかし企業側は皆さんの事情を知る術がありませんから、採用するには不安材料が残ります。

厚生労働省の発表している「新規学卒者の離職状況」では、平成29年の大学卒業者の3年以内の離職率は、32.8%と高い水準であることがわかります。

企業としてもすぐに辞めない、熱意のある人材を欲していますから、既卒への不安をぬぐいきれないことも多いのです。

参考:厚生労働省「新規学卒者の事業所規模別・産業別離職状況」

新卒の方がフレッシュさがあり有利

既卒も労働人口全体でみれば、まだフレッシュな人材として見られますが、やはり新卒には勝てません。

企業としても柔軟な思考力があり、学校を卒業後で学力の維持できている状態で採用したいと考えます。

そのため既卒から時間がたちすぎていると、就職先が見つからないこともあります。

 

既卒が採用を勝ちとる就活テクニック

既卒が採用を勝ち取る就活テクニックは、以下の通りです。

  • 若さを武器にフレッシュさをアピール
  • 入社への意欲は新卒に負けないことが重要
  • 徹底した企業研究
  • 空白期間の経験をプラス方向にアピールする
  • 就職支援サービスを利用する
  • 幅広い求人に応募する
  • 派遣社員として経験を積む
  • 正社員登用制度を利用してアルバイトからスタート
  • ハローワークを利用して就職先を探す

就職できない既卒は就活に問題あり? 5つの原因と成功させる方法

若さを武器にフレッシュさをアピール

企業が既卒に求める最大の要素は「若さ」です。

どの企業の色にも染まっていない素直さも重要視されます。

25歳よりも23歳の方が有利であることは間違いありません。

つまり1年の違いが明暗を分けると言っても過言ではないということです。

正社員として採用されたいのであれば、今すぐに行動を起こし就活を始めましょう。

入社への意欲は新卒に負けないことが重要

フレッシュな新卒や経験豊富な中途に負けないためには、「この企業にどうしても入社したい」という意欲をアピールすることが大切です。

「御社の〇〇に共感した」などのありきたりな動機では、ライバルをリードすることはできません。

既卒はスタート時点でマイナスの印象を与えているため、新卒の倍は頑張らなくては負けてしまいます。

「周りからは遅れをとってしまったが、働く意欲は十分にある」「今回の応募に向けてこんな努力をしてきた」など、誠意を持ってアピールしていきましょう。

徹底した企業研究

志望動機を明確にするため、また入社してからのミスマッチを防ぐため、企業研究が非常に重要になってきます。

まず応募する業界が絞られすぎていないかをチェックしましょう。

世の中には、あなたが知らない業界や職業がたくさんあることを忘れてはいけません。

また複数の企業を見極めるために「企業研究ワークシート」を用いることも有効です。

企業を比較することで、自分がどの企業に向いているか、何を重視しているかが理解できます。

既卒の就活で成功するポイントとは!新卒で応募していいって本当?

空白期間の経験をプラス方向にアピールする

既卒は新卒と比べて、就職活動に励むまでに空白期間が生じています。

多くの人が空白期間にアルバイトや、派遣社員を経験していますが、業務内容が応募先の企業の業務内容に生かせるのであれば、強力なアピールポイントになります。

もちろん卒業してから就職活動をしなかったハンデはありますが、挽回できるようにアピール方法を工夫したり、既卒になった経緯をうまく言い換えて対応しましょう。

就職支援サービスを利用する

既卒は新卒採用のサービスを使うのも、もちろんいい就活手段ではありますが、既卒向けの就職支援サービスを利用したほうが、効率的にすすめられます。

就職支援サービスでは、社会で使えるビジネスマナーや基本動作等、講習会を一定期間うけたあとに、採用選考会に参加できるところもあります。

確実に就職したい人向けに、短期的に求人を紹介してくれるので、早く既卒から脱却したい人向けのサービスであるといえるでしょう。

幅広い求人に応募する

幅広い求人に応募することで、転職成功の可能性がアップします。

自分のキャリアも広げられるでしょう。

条件や企業を絞りすぎずに、なるべく多くの求人をチェックしてください。

多くの企業から面接を受けることで、対応力も身につきます。

柔軟な気持ちで、採用試験にチャレンジできるようになります。

既卒がやってはいけない就活方法

「もうすぐ卒業して3年が経ってしまう」「就活が全然うまくいかない」、そんな焦りから間違った方向へ走りそうな人は一旦立ち止まって下さい。

既卒が絶対にやってはいけない就活があります。

派遣社員として経験を積む

実務経験の欲しさから、まずは派遣社員として経験を積もうと思っていませんか?

派遣を採用する企業は大手や知名度の高い企業が多く、正社員の採用に比べてハードルが低いため、派遣社員に転身する人も多いようです。

しかし派遣社員としての職歴はあまり評価されないという事実をご存知でしょうか。

そもそも派遣社員は重要な業務を任されることも少なく、新卒が受けるであろう新人研修も受けていません。

企業は派遣社員を一から育ててくれないため、派遣社員としての経験は役に立たないことがほとんどです。

正社員登用制度を利用してアルバイトからスタート

アルバイトとして半年や1年間の実務を経て、「正社員登用制度」で正社員への道を切り開く方法があります。

しかしこちらもお勧めできません。

その理由は、制度があるからといって100%正社員になれるとは限らないからです。

企業の業績が傾いたら、正社員ではない非正規社員から削られてしまいます。

もし正社員として採用されなかった場合、既卒と名乗れる残された期間はさらに短くなっているのです。

既卒は大手企業へ就職できる?

既卒の就活は大手企業を目指せるのでしょうか。

大企業では新人の教育制度が整備されていることや、年齢構成の維持などを目的として、既卒者が採用されやすい環境になっています。

「既卒だから……」と諦めずにチャレンジすることで、大企業への切符を手にできます。

頑張り次第では、大手企業へ就職できることもあるでしょう。

既卒採用の大手企業リスト公開!既卒の就活はスピードと行動力が命!

基本的には大手企業への就職は難易度は高い

既卒が大企業へ転職する際は、難易度が高い傾向です。

労働政策研究・研修機構の調査によると、1000人以上の企業では「新卒採用に重点を置いている」場合が58.0%です。

規模の大きい企業ほど、新規学卒採用に力を入れていることがほとんどです。

キャリア形成のためにも、新卒を優先する大企業は少なくありません。

大企業への就職は、既卒者は新卒者以上に求められることが多くなるでしょう。

参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機関公式サイト

大企業ほど既卒を採用している現実もある

既卒の内定率が低いのであれば、人気が高い大企業への就職は難しいと思う人もいるでしょう。

しかし大企業ほど、既卒を積極的に採用しているという調査結果が出ています。

社員数 既卒の内定率
1,001名以上 36%
201〜1,000名 22%
300名以下 10%

従業員を1,001名以上抱える大企業の1/3が、既卒者に内定を出していることが分かります。

つまり、既卒であっても、安定した大企業で働くことは十分可能ということです。

大手で活かせるスキルや資格を身につけると有利

既卒者が大手企業に転職するためには、資格取得がおすすめです。

資格取得は、基本的な知識や技術があることの証明になるでしょう

スキルを取得するためにどのような勉強をしているか、具体的にPRできます。

既卒の就職活動では、これからの成長性を期待してもらうことも大切です。

既卒の就活はベストな時期やタイミングがある

既卒の就職活動は時期やタイミングごとに注意点が異なります。

ベストな就活をするためにも、時期を見計らって動いてください。

1月〜4月と、10月〜11月、それぞれの時期に就活するポイントをまとめました。

時期が合わない場合は、スケジュールの調整も考えましょう。

既卒の就活はいつからスタートさせる?入社時期や内定がでるタイミングとは

1月~4月の場合

既卒者は1月から4月に就職活動を行う方法もあります。

1月から4月にかけて求人が多くなる傾向です。

3月は年度末の企業も多く、転勤や退職などで人員が減りやすい時期でしょう。

4月から入社するために、3月には内定を出したいという企業も多くあります。

1月から就職活動を進めることで、3月には就職先が決められる可能性が高いです。

10~11月の場合

10月から11月の時期も求人が増えます。

夏のボーナスを受け取った後に退職者が出る企業も多いでしょう。

人員補充のため、10月頃に求人を出すことも考えられます。

この時期の求人は中途採用のものが多く、中には未経験でも応募できる職種もあるでしょう。

既卒にはおすすめの就職タイミングと言えます。

7月から就職活動を進めることで、10月前後には就職できる可能性が高いです。

余裕を持って、同じ年の4月から企業研究などを始めてもいいですね。

既卒におすすめの就職支援サービスと活用方法

既卒の仕事探しには、就職支援サービスの活用がおすすめです。

ここからは既卒も活用しやすい就職支援サービスをまとめました。

それぞれのポイントを確認しましょう。

正社員を目指す既卒・20代にオススメの就活サイト7選!

転職サイトは既卒向け以外も活用する

転職サイトは、既卒者向け以外のサービスもチェックしましょう。

既卒者であれば、新卒向けや転職向けの転職サイトもおすすめです。

ただし、転職サイトではエージェントのようなサービスが受けられません。

応募書類作成や面接対策で困ったことがあっても、自分で解決する力が求められます。

他にも、企業とのやり取りは個人で行わなくてはいけません。

書類提出や面接などのスケジュール管理にも気をつけましょう。

ハローワークで求人をチェックする

ハローワークでも、中途採用の求人を扱っています。

地域に根ざした求人を見つけたい人には、ハローワークが特におすすめです。

担当者からは、既卒者向けのアドバイスも受けられることがあるでしょう。

若年層向けの転職支援サービスや、資格取得のサポートを行っていることもハローワークの特徴です。

しかしハローワークは求人広告費が無料のため、さまざまな企業が広告をだしています。

もちろん採用にお金をかけたくない企業も混じっているため、必然的にブラック企業に当たる可能性が高くなります。

ブラック企業に就職してしまうと、精神的に追い詰められてしまうこともあり、最終的に再度転職活動をせざるを得ない状況になります。

採用にお金をかけている企業を、優先的に選びましょう。

既卒向け転職エージェントもおすすめ

企業が提供している転職エージェントも、既卒におすすめです。

若年層を積極的に採用している企業や、未経験から挑戦できる仕事の情報を教えてもらえるでしょう。

「自分に合った仕事や企業がわからない」という人も、プロの視点から丁寧なサポートが受けられます。

若者向けの転職エージェントでは、初めての就職サポートも行っていることがあります。

既卒にとって魅力的なサポートが受けられるでしょう。

なかには、ニートやフリーターも活用しやすい転職エージェントがあるので確認してください。

ただし、年齢制限が決まっている就職支援サービスも多いので気をつけましょう。

既卒学生向け就活アプリにも登録しよう

既卒学生向け就職情報アプリは積極的に活用しましょう。

オンラインの企業説明会や、就職成功のための講座などがアプリからチェックできます。

他にも、既卒を対象にしている就活サイトやエージェントでは、アプリを提供していることが多いです。

アプリをダウンロードすることで就活がスムーズに進められるでしょう。

自分にマッチするおすすめの求人なども手軽に確認できます。

既卒が必ず聞かれる3つの質問と模範回答

既卒が必ず聞かれる3つの質問と模範回答

面接の場では、既卒になってしまった理由などネガティブな質問を受けることになります。

ここをどう上手く跳ね返すかが採用へのカギを握るため、十分な対策が必要です。

既卒が必ず聞かれる3つの質問に対し、好印象を持たれる回答を解説していきます。

フリーターが正社員採用の面接で必ず訊かれる質問と理想の答え方

既卒になった理由

面接では100%聞かれると思っていた方がいい質問です。

この質問を通して企業側が知りたいのは「就活に失敗したのは人間性に問題があるのでは?」「そもそも働く意欲が少ないかもしれない」という不安を払拭するだけの理由です。

就活をしなかった場合
「アルバイトに夢中になり真剣に取り組み過ぎてしまった。

人生の優先順位を誤ってしまったので、これから人一倍努力して周りに追いつきたい」

このように反省を踏まえ、改善していく意思を伝えましょう。

就職活動に失敗してしまった場合
「マスコミ業界だけに絞って就職活動を行いましたが、内定を頂くことができませんでした。

以前は視野が狭くなりすぎていたので、現在は企業の広報部を視野に入れて活動しています。

しかし未経験で広報に配属されることが難しいことが分かったため、マーケットを把握し商品知識を深めるためにも、まずは営業として活動していきたいと思うようになりました」

失敗した原因を追求し、現在はどんな方針を持って就活に取り組んでいるかを説明するといいでしょう。

履歴書の空白期間

空白期間を説明する上では、その期間にどんな気づきを得られたのかを説明することが大切です。

「アルバイトを通して後輩を指導することの大変さや、やりがいを見つけることができた」「経理に役立つ資格を取得したいと思い勉強をしていました。簿記1級とMOS、FASS検定の資格を取得することができました。」

このように、有益な時間を過ごすことができたとアピールするようにしましょう。しかし空白期間は出来るだけ短くしておくことが理想的です。

志望動機

新卒の採用と違い、既卒の面接では多くが「職種別採用」になります。

そのため「なぜその仕事を志望したのか」を面接官に伝える必要があります。

またどこの企業にでもある仕事に対し、「なぜ当社なのか」という問いにも明確に答えなくてはなりません。

入社への熱意を示すためには企業研究をしっかりと行い、志望したきっかけなどを具体的に説明しましょう。

自分の実体験を交えると、熱意がよりリアルに伝わります。

既卒が内定できないのは行動力が少ないのが原因

大手転職サイトのマイナビの調査によると、内定を貰えなかった既卒は、内定者に比べて活動量が少ないことが指摘されています。

内定者の平均エントリー数が26社あるのに対し、無内定者は14社しか応募していませんでした。

「数打ち当たる」ではありませんが、やはり1社でも多く応募することが内定をもらうカギになります。

セミナーにも積極的に参加し、入社したいと思える企業を増やす活動にも力を入れましょう。

既卒の就活は【既卒枠】でするべし!おすすめの職業5選!

既卒の就活はスピードが命!

既卒の魅力は「若さ」であり、新卒に負けない仕事への熱意を伝えることが重要であることが分かりました。

この記事を読んだら、正社員を掴み取るためすぐに行動に移しましょう。

既卒の就活には企業サイトからの応募やハローワーク、就活サイトなどがあります。

また就活に自信がない方は、既卒に特化した就職エージェントを活用するのも手です。

既卒ということをネガティブに考えず、現状を受け止め前向きに活動しましょう。

「必ず内定を勝ち取る!」という自信を持つことが、成功への第一歩になります。

既卒の就活で成功するポイントとは!新卒で応募していいって本当?

【既卒の面接対策】絶対される3つの質問や面接のコツとは?

50社から詳細条件で絞り込み検索
地域
性別
希望職種
正社員経験
年齢
希望年収
人気条件こだわり条件