転職サイトは更新日を活用しよう!大手転職サイトの更新日と求人広告の仕組み

パソコンで作業する男性社員

転職サイトに掲載されている求人はいつ更新されるんだろう。

転職サイトの更新日に応募すると得なことはあるのかな。

と転職サイトの更新日についてお悩みのあなた。

今回は実際に人事として転職サイトへ求人を出していた経験を基に、転職サイトの更新日と、求人広告の仕組みについて徹底解説いたします。

少し長くなりますが、最後までお付き合いくださいね。

大手転職サイトの更新日

大手の転職サイトには更新日が決まっています。代表的なサイトからご紹介させて頂きます。

転職サイト 更新日時
リクナビNEXT 毎週水曜日と金曜日
マイナビ転職 毎週火曜日と金曜日
エン・ジャパン 毎週月曜日と木曜日
DODA 毎週月曜日と木曜日
@type 毎週火曜日と金曜日
日経キャリア 毎週金曜日

転職エージェントは随時求人を更新

転職サイトの場合、求人の掲載期間が決められているので更新日時は決められていますが、転職エージェントでは随時求人が更新されるケースが多いです。

そもそも転職エージェントの場合、エージェント経由でしか紹介されていない求人が多く、常に最新のおすすめ求人を紹介してもらえるのがメリットです。

求人検索型の転職サイトを利用してもなかなか理想の求人が見つからないという方は、転職エージェントを利用してみるのも一つの手段です。

なぜ転職サイトには更新日が決まっているのか

転職サイトには求人を掲載する期間が契約時に決められていること、そして求人広告を管理するために、あらかじめ更新日が決められています。

転職サイトの更新日が決まっている理由としては、転職サイトに掲載するには掲載期間があるため、そして求人広告の管理のためです。

大手の転職サイトの場合には、求人依頼が殺到しているのと求人広告には支払った求人広告費に応じてサイトの掲載期間などが限られています。

膨大な数の求人広告を常に扱っているのが大手の転職サイトなので、準備期間や広告を載せるタイミングなどは一定にしておかないと、求人広告を掲載するサイト側としても管理しきれません。

求人掲載を依頼する人事担当者側もこの更新日が決まっているというポイントに合わせて求人広告の作成と依頼を行います。

実際にはギリギリでも明日の掲載に間に合うように営業担当者の方が配慮して頂けたりします。

転職サイトに求人が掲載されるまでの流れ

  1. 欠員補充が必要となる
  2. 経営者から求人許可が下りる
  3. 転職サイトの営業担当者と打ち合わせ
  4. 採用したい人物像のすり合わせ
  5. 求人広告作成
  6. 求人掲載スタート
  7. 掲載期間・位置に従って料金を支払い

欠員補充が必要となる

中途採用者採用の場合には、欠員補充が引き金になって求人は掲載されます。

とある部署で欠員補充が出たであったり、病気で退職する社員が出たり、産休や育休に入る社員が出ると欠員補充を行わなければなりません。

穴の開いた部署の人員のひっ迫度合いにもよりますが、緊急性が高ければ経営者に人事担当者から決済を即座に作成し、求人広告の作成依頼と予算を陳情します。

経営者から求人許可が下りる

経営者からの決裁が下りれば、転職サイトの作成依頼を転職サイトの営業担当者に連絡を入れます。

会社の規模にもよりますが、大企業で従業員数が1000名以上の会社の場合には人事部長クラスが転職サイトの決裁権を持っていますので、中小企業よりも求人掲載までのスパンは短い場合もあります。

大型の求人広告を使用する場合には費用は120万円ほどになりますので、その場合には大企業でも経営者の決裁が必要になります。

転職サイトの営業担当者と打ち合わせ

決裁権限を持つ担当者の決裁が下りればすぐに転職サイトの営業担当者と打ち合わせをして、現在使ってはいけない表現などの注意を聞き、人事担当者が原稿作成に取り掛かります。

採用したい人物像のすり合わせ

作成した原稿を経営者や現場の管理監督者とのミーティングを開く、採用したい人物像のすり合わせを行います。

要件定義というもので、この要件定義があいまいだと良い求人広告にならないばかりか、採用した人材が早期離職するなどの大損失に繋がります。

現場のニーズと経営者のニーズ、人事担当者がこれまで採用した人材の勤続年数やすぐに辞めてしまうような人物の人材像などを提供し、話し合いで求人広告の中身を細かく詰めます。

この求人広告作成までの詰めが早ければ1日で求人広告を出すことが出来ますが、求人広告の内容を経営者が甘いと判断した場合にはもう2時間ほど時間をかけて求人広告を作成します。

たった一本の求人広告が出るまでに莫大な手番がかかっています。

求人広告は会社の顔だという認識の経営者が多いため、ちょっとした求人広告でも経営者は気を遣って行います。

求人広告作成・掲載スタート

何度か会議を重ねたあと、求人広告がこれで問題ないとなれば、転職サイトの営業マンに連絡を行います。

求人広告を転職サイトの営業マンに送り、転職サイトの営業マンからの連絡を待ちます。

転職サイトに掲載される実際の求人広告のサンプル画面が営業マンから送られてきます。

そこで訂正等なければOKの連絡を営業マンにメールまたは電話で連絡し、求人広告の掲載を更新日に合わせて掲載してもらいます。

掲載期間・位置に従って料金を支払い

 

求人広告の費用の請求書があとになってから会社に送付されてくるので、請求書の支払いを行います。

最後の営業担当者から転職サイトのPV(ページビュー、何人が閲覧したのかの結果。応募者の年代と応募者の人数)を営業マンから受け取ります。

採用が無事に成功すればそこで終わりますが、希望の人材が採用出来なかった場合には改善案を転職サイトの営業マンとして、もう一度求人広告を出すかの検討に入ります。

およそ求人を出す!と人事が決定してから掲載まで1週間から2週間ほどかかります。

更新日があるのはこのように打合せのスパンを考慮して採用しやすいタイミングで求人広告をかけるための締め切りの目安としても設定されています。

更新されたばかりの求人を狙うべき?

更新されたばかりの求人を狙いましょう。採用確率が最も高まります。

転職サイトの原則は、早いもの勝ちです。

しかし求人を公開したばかりの企業からすぐにスカウトが来たときには要注意です。

スカウト機能とは企業側からユーザーへ応募の勧誘ができるサービスですが、掲載期間内に人を採用できない場合に活用するか、すぐに採用したい会社が使っています。

しかし、人事担当者の心理としてはどちらも良い心理状態では、求人広告付随のスカウトプランを活用していません。

「求人広告掲載して3日も経過したけれど反応がいまいちだ。うちのような中小企業ではこの人手不足の状況下では応募0もあり得るぞ。少しでもスカウト機能を活用して人を確保しなければ。」

というように人手不足で採用に自信のない企業が、スカウト機能を活用するケースが多いのです。

そもそも条件の良い求人は、公開した翌日から応募が人手不足のいまでも多くの応募があります。

悪い条件の求人は人が集まりにくいのでスカウト機能を活用して声をかけて人を集める必要があるのです。

新着の良い求人は夜中でも応募が集まる

とある求人広告を同じ時期に、職種は二つで出したことがあります。

転職サイトの媒体は違えども、出した時期は同じです。

正社員求人「月給35万円、賞与年間5ヶ月。経理管理職候補。家族手当あり、残業代全額支給。」

契約社員求人「月給20万円、ボーナス年間2ヶ月、正社員登用制度あり。家族手当あり、残業代全額支給」

正社員求人の方は同じ時期に求人依頼しても転職サイトが更新されたその日の、夜中からすでに応募がありました。

一方で契約社員求人は1週間経過しても反応すらありませんでした。

正社員求人と契約社員求人なので一概に比較できませんが、いい求人にはすでに更新日から目を付けて応募をしてくる転職希望者がいるということです。

転職サイトは特に早い者勝ちの傾向が強く、求人広告掲載期間も限られているため、とにかく早く採用したいというのが人事担当者の本音です。

一流の大企業の場合はスカウトの質が違う!ぜひ受けよう!

リクナビネNEXTのプライベートオファーは、かなり良い会社からのアプローチがあります。

そもそもリクナビネクストなどのプライベートオファーなどは、他の転職サイトと比較しても、スカウト機能の中でもオプション料金が少し割高です。

一流企業や大企業がリクナビネクストでプライベートオファーを活用している場合にはスカウトに乗っても問題ないと思います。

求人を出している企業が明らかに人が来ていないから求人掲載終了間際にかけこみでスカウトをしてくる場合には、人が採用できていないブラック企業や条件の悪い求人である場合が多いので、特に気にする必要はありません。

条件の良い求人を見つけて素早くエントリーしよう!

転職サイトの更新日をチェック出来たら、新着求人を優先して通知してくれる機能が各転職サイトには備え付けられています。

この設定を忘れないようにしてください。

また設定をしていても求人更新日の深夜12時の日付が変わる瞬間に転職サイトから通知は来ません。

本当に良い求人に一番乗りしたい場合には、翌日の仕事に備えて寝なくてはならない時間帯であっても、起きておいてスマホからエントリーだけ済ませてしまう方が良いです。

通知にはタイムラグがあります。

転職サイトでの求人応募はスピードが命!

転職サイトは掲載期間が限られてしまう上に、一人も採用出来なければ経営者から叱責を人事担当者は受けます。

掲載期間内に採用出来なければかかったお金の回収はできません。

100万円をドブに捨てたということです。

「120万も使って一人も採用できないなんて、一体何をしている!営業職だったらクビだぞ!クビでなくても左遷だし、重要な仕事からは外される!120万も仕入れに使って1円も売上上げてないのと同じじゃないか!真面目にビジネスをしろ!」

とこれくらいの強烈な叱責を受けます。

なので、早く採用したいと思う人事担当者が多いのです。

積極的に求人更新日を狙い、優良企業の内定を獲得しましょう!