転職サイトを利用するに当たってチェックしておきたいのが、運営会社の情報やサイトの口コミ、どんな求人を取り扱っているかといった点。
今回は大手転職サイトの日経キャリアNETを取り上げて、詳細情報を提供していきます。
目次
一目で分かる日経キャリアNETの評判
サポートは手厚い? | ◎ |
---|---|
相談はしやすい? | ◎ |
嘘はつかない? | ◎ |
第二新卒でも使いやすい? | × |
対応は丁寧? | 〇 |
色んな職種に転職できる? | 〇 |
求人量は多い? | ◎ |
たくさんの求人は紹介してもらえる? | 〇 |
サイトは利用しやすい? | 〇 |
在籍中でも利用しやすい? | 〇 |
電話連絡はしつこくない? | 〇 |
日経キャリアNETの口コミ一覧
日経キャリアNETのメリット
- 有名企業や大手企業、外資系企業からの求人が多い
- 履歴書や職務経歴書の書き方のフォーマットが用意されている
- 転職に役立つコラムなど、有益な情報が得られる
有名な企業で働けるチャンスがある!
日経キャリアNETで公開されている求人は、知名度の高い企業からのものが非常に多いです。
国内の大手企業の求人も多く、それまでのキャリアにもある程度自信があり、これからさらにスキルアップをしていきたい方にとって有益な情報が得られるサイトです。
こちらのサイトで紹介されている求人の場合、福利厚生面がも整っていることが多く、働きやすい職場を見つけやすい点も要チェックです。
日経グループの1社ということで、優良企業から良質な求人が集まりやすいところが他の転職サイトと少し違う点と言えるでしょう。
応募書類の準備がスムーズにできる!
日経キャリアNETでは、職務経歴書や履歴書のフォーマットが利用できます。
職務経歴書の場合は職種に合わせて選べるフォーマットがダウンロードできるため、自分を効果的にアピールできる応募書類を作れるというメリットが。
所定の様式にそのまま書き込んでプリントアウトをすれば、面倒な応募書類の準備も効率よくできるでしょう。
知っておきたい転職情報が満載
発信されている情報が豊富な点は、日経キャリアNETならではの魅力。
転職に関するコラムなど、転職者がぜひとも押さえておきたい情報がサイトでは数多く公開されていますので、情報収集にも役立つでしょう。
日経キャリアNETのデメリット
- 未経験者向けの求人が少ない
- サポートが最小限で、情報を活用するには利用者側の意欲が必要
- 情報量が多く、取捨選択に戸惑うことも
キャリアのある方向けの求人を多く扱うのが特徴
日経キャリアNETに掲載されている求人は、3年程度の実務経験が必要な場合が多いです。
一からその仕事にチャレンジできるようなポストは非常に少なく、利用する方のキャリアによっては余り参考にならないことがあるかもしれません。
自主的に情報を活用していく意欲が求められる
日経キャリアNETにもコンサルタントに転職相談ができるサービスがありますが、このようなサービスを利用する場合でも、やはり一定のキャリアが求められてきます。
また、未経験者を手取り足取りサポートしていく転職サイトではないため、活動を進めるに当たっても自分自身の意欲が問われてくるでしょう。
また、希望するような優良求人を見つけるためには、更新される情報をコンスタントにチェックする、などの努力も必要です。
利用者側がどのような意欲をもっているかが問われる転職サイトと言えるでしょう。
情報の取捨選択が必要
日経キャリアNETは、情報量の多さ、正確さで定評がありますが、情報の活用の仕方については利用者の裁量に任されている一面があります。
漫然と情報を見ているだけでは現実的な転職に結びつかないことが多いため、早めに目的を絞って応募の手続きをスタートしていくことが必要になるでしょう。
日経キャリアNETのスカウト・転職支援サービス
日経キャリアNETのスカウトサービスでは、以下のような職種のオファーが多く見られます。
- 営業(法人)
- 人事・労務
- 個人営業・リテール・FP(金融・不動産)
サイトでは、20代から40代まで年代別に分けて、実際に寄せられたスカウトの事例が公開されています。
一般の企業だけでなく、人材紹介会社からのオファーが届くことも。
したがって、オファーが得られるチャンスは倍増します。オファーを寄せる企業は、その方の個人情報などは基本的に閲覧できないようになっています。
住所や電話番号といった個人的な情報が不特定多数の企業に洩れてしまうのでは?と心配な方も、このようなスタイルであれば不安が少なくなるでしょう。
また、現在勤務中の会社や取引先などに情報が公開されないよう、特別に設定することもできます。
実のところ、職務経歴などから個人が特定されてしまうケースもありますので、転職活動中であることを同僚や上司などに知られたくない時にはこの手のサービスを利用すると情報漏れが防げるでしょう。
一般のスカウトと特定のキャリアを持つ方に特別配信するスカウトDMの2種類があるのも、日経キャリアNETのスカウトサービスの特徴です。
日経キャリアNETの転職支援サービスは、2つの方法で利用ができます。
サイトで紹介されている人材紹介会社を利用する方法、コンサルタントに相談をする方法から選べるのが、日経キャリアNETの転職支援サービス。
人材紹介会社は、希望する業種に合わせて検索をすることが可能で、その業界に強い会社に転職相談ができる仕組みとなっています。
また、コンサルタントに相談をする場合にも、業種から検索をかけてその業界に精通しているスタッフを探すことが可能。
サイトでは各コンサルタントの簡単なプロフィールも公開されており、信頼できそうなスタッフを選べます。
日経キャリアNETの電話連絡はしつこい?
日経キャリアNETの転職サイトに会員登録をしただけでは、通常は電話連絡などがくることはありません。
スカウトサービスを利用した場合でも、連絡は配信される情報はサイトに設けられた個人用のページに届くため、電話で直接企業から電話がくることはないでしょう。
電話番号などを非公開にしていれば、個人的に電話がかかってくる可能性も少ないです。
サイト上のマイページを主に使ってコンタクトを取るのが、日経キャリアNETのスタイルとなっています。
スカウトのサービスに申し込んだからといって頻繁に電話連絡がくるわけではないので、自分のペースで転職活動を進めていきたい方もストレスを感じずに済むでしょう。
電話のしつこい転職サイト・エージェントの対処方!連絡を無視したらどうなるの?
日経キャリアNETの求人数と質のレベルは?
求人数の多さと質の高さは、日経キャリアNETの大きな強みです。
2017年12月時点で公開されている求人数は、約3万7千件となっていますので、多くの企業が信頼を寄せている転職サイトと言えます。
大手転職サイトの「リクルートエージェント」や「リクナビNEXT」と比べても、決して引けを取らないのが、こちらの日経キャリアNETです。
人材を募集中の企業も概して優良企業が多く、他のサイトではなかなか見つけらないような求人が多いです。
大使館や官公庁、大学などの学術機関からの募集も見られ、安定した環境の中で働きたい方にとっても魅力的な求人がそろっています。
日経キャリアNETの場合、ハローワークのインターネットサービスや「はたらいく」などの地元密着型の求人を紹介するサイトとは異なり、大手銀行や各業種の有名メーカーの求人などがメインです。
ただ、こちらの日経キャリアNETでも、UターンやIターンを希望する方向けの求人も一部扱います。
地方銀行からの求人などを紹介して、地方への転職をサポートしているのも特徴の1つ。
また、中堅のベンチャー企業、女性が働きやすい企業の紹介も行われていますので、自身の希望に沿って求人を選べるのも魅力と言えるでしょう。
シーズンによって特定の業種の求人が特集されることもあり、こまめにサイトをチェックしていれば希望する業界で働けるチャンスが得られます。
外資系企業の求人も少なくなく、英語力を生かして働きたい方もキャリアを生かせるようなポストを見つけられる可能性があるでしょう。
日経キャリアNETは概して求人のレベルが高いのが特徴になっており、外れのない選択をしたい方が利用しやすい転職サイトになっています。
日経キャリアNETはどんな人に向いている?
日経キャリアNETは、例えば次のような方に適しています。
- 数年以上の実務経験を経た20代の方
- キャリアのある30代、40代の方
- 営業、人事、労務など、特定分野の経験や知識のある方
このような方の場合は、日経キャリアNETを利用すると希望する求人に巡り合える可能性が高いです。
用意されている職務経歴書のフォーマットなどを利用すれば、企業の目に留まるような自己PRができる場合も。
スカウトのサービスを利用して、非公開の優良求人を紹介してもらうといったことも可能になります。
サイトで公開されているコラムを参考にすれば、最近の転職事情についても正確な情報が得られるでしょう。
自身のそれまでのキャリアを効果的に伝えるノウハウを学べるのが日経キャリアNETの良さですので、実績を積んできた方であれば良い結果を得やすくなります。
求人の質が高いこちらのサイトなら、現在就業中で多忙な方でも無駄のない形で転職活動を進められるでしょう。
また、人事など、管理部門で経験を積んできた方にとっても、日経キャリアNETは使いやすいサイトです。
管理部門の求人数が多いことから、有名企業の人事や経理スタッフとして働きたい方が、理想に適うポストを見つけられる可能性があります。
この手の管理部門の求人は一般公開されてないこともありますが、非公開求人などを配信してもらえるスカウトのサービスがあれば、いち早く情報が得られるでしょう。
こういった日経キャリアNETには、ご紹介したように未経験者向けの求人が少ないというデメリットもあります。
したがって、大学を卒業して間もない方が転職をする場合は、他の転職サイトを利用した方がスムーズに応募先を見つけられる可能性が高いです。
一旦就職してみたけれど職場環境が自分に合わなかった、といった方は第2新卒向けの求人を多くそろえるサイトを利用しましょう。
日経キャリアNETで転職するまでの流れを解説
“こちらの日経キャリアNETを利用して転職活動を進める場合、まずはサイトから会員登録を行う必要があります。
会員登録をしなくても公開されている求人は閲覧ができますが、利用できるサービスはやはり限られてきます。
スカウトサービスなどは、会員限定のサービスとなっていますので、効率よく転職活動を進めたい場合には登録をしておいた方がメリットが多くなるでしょう。
会員登録は無料で行えますので、利用する際にも特にコストは発生しません。
指定のフォームに住所や氏名などを入力すれば会員登録は完了です。
その後は、サイトにログインをしてサービスを利用していくことになります。
こういった会員登録をすると、サイトで紹介されている求人に実際に応募ができるようになります。
定期的に新しい求人情報がメールで届きますので、優良な求人が出た場合にはタイミングを逃さずに応募の手続きに取り掛かれるでしょう。
スカウトのサービスを利用する場合は、WEB上に公開する履歴書のデータを最初に作成します。
このようなデータは、日経キャリアNETが提携している企業に公開される形になり、折に触れてスカウトが届く流れです。
募集中の非公開求人などが配信され、利用者自らが応募をするかどうかを決断します。
人材紹介会社からのスカウトも、ほぼ同じような流れで進んでいきます。
ただ、人材紹介会社の場合は、各種セミナーの案内なども配信されるため、内容によっては求人に応募する流れにはならないことも。
スカウトのサービスは途中でやめることも可能で、その時の必要に応じて自在に利用の方法を考えていけます。
応募後、面接などを経て無事採用ということになれば、転職活動はひと段落ということになります。
コンサルタントの転職支援を受けると、コンサルタントに面接の日時のアレンジ、年収や勤務条件の交渉を一切お任せできます。
カウンセリングから転職までをコンサルタントが終始サポートをする形になるのが、このような支援を受けた場合です。
人材紹介会社を利用する場合は、いったんその会社に登録をして求人を紹介してもらう流れです。
日経キャリアNETの運営会社はどんな会社?
日経キャリアNETは、株式会社日経HRが運営する転職サイトです。
株式会社日経HRは、日本経済新聞社と日経BP社が株主となっており、日経グループの1社として転職サイトの運営や人材紹介などを幅広く行っています。
こちらの会社では、日経キャリアNETの他にもさまざまな転職サイトを運営。
例えば、技術者の転職をサポートする「日経TECHキャリア」、女性向けの求人を多く紹介している「日経WOMANキャリア」などが挙げられるでしょう。
日経WOMANキャリアの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!
その他、医師や薬剤師など、メディカルスタッフの求人を扱うサイトもあります。
自身のキャリアに合わせて選べる選択肢の豊富さが、株式会社日経HRの転職サイトの魅力です。
企業にミドルクラスやエグゼクティブの紹介も行うのも、株式会社日経HRの事業の1つ。
コンサルタントが常駐しており、各企業に最適な人材を紹介しています。
また、「日経キャリアマガジン」などの書籍の発行も手掛け、転職者向けの情報を発信。
ネットワークの広さと基盤の強さに裏打ちされた、質の高いサービスを提供するのが株式会社日経HRの特徴です。
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