20代で転職3回は多い?転職回数が多い人のアピール術!

階段に座り込む男性

転職回数は何回目から多いと思われてしまうのだろう。

転職回数が多くなると、転職市場では価値がないのだろうか、と不安なあなた。

転職回数が多いと転職で不利になるという一般論がありますが、全ての企業に当てはまるわけではありません。

全ての会社が転職回数3回以上の人は採用しない、などどという閉鎖的な考え方をしているわけではありません。

そんなことが現実的にあり得るならば、町中に失業者の方たちが溢れかえっているはずです。

今回は転職回数が採用に与える影響や、企業規模や各人の事情に配慮した転職回数の考え方について紹介していきたいと思います。

少し長くなりますが、よろしくお願い申し上げます。

転職回数が多いとダメ?なぜそう言われてしまうのか

転職回数が多いと転職できなくなる。市場価値がなくなって給料が下がってしまう。

こんな風なお話を聞かれたことがあると思います。

しかし転職回数が多い=転職で不利、というのは一部の大企業や転職希望者にしか当てはまりません。

大手企業の面接は減点主義

上場企業や大企業には、就職したいと望んでいる転職希望者が何万人といます。

よって、減点主義での採用活動になってしまいます。

就職したいと考える人が多い会社は当然、全員を面接する時間はありません。

選考基準を厳しく設けてふるい落とします。

学歴は高い方が良い、転職回数は少ない方良い、素直でまじめでタフで体力があってという風にドンドンとハードルを吊り上げていきます。

人員の問題もあります。大企業は、人員的にも余裕があります。

社内ニートと呼ばれる社員や、就業時間中に寝ているだけの役員に年収2000万円という大金を支給している企業も大企業にはあります。

こうした余剰した人員を抱えており、応募してくる転職希望者の数が多い上場企業・大企業であれば、転職回数が多いと採用されるのは厳しくなります。

急成長した大企業は狙い目!積極的に受けてみよう!

上場企業と大企業は選考基準が厳しいというお話をしましたが、転職回数が5回や6回あっても大企業に入ることは可能です。

昔からある古い有名な大企業ではなく、急成長を遂げて大企業になった会社を狙うことが手段の一つです。

例えば、昔から地方で細々やっている自動車会社の下請け企業などを、最近では親会社が資本提携をして会社ごと支配するというパターンがあります。

資本金2000万円程度の中小企業が、一夜にして資本金10億円から100億円規模の大企業にまで成長します。

大企業から資本を受けて、資本金だけでなく従業員の数も事業所も、普通の会社では考えられないようなスピードで成長していきます。

大企業がバックにいるので、倒産するリスクも低いため、投資も積極的になるのです。

親会社の給与体系を受け継ぎますので、社員たちの待遇も一気に良くなります。

狙うとしたらこのように急激に外部の力によって、大企業になったばかりの会社がおすすめです。

中途採用が重宝されやすい

中身も大企業になれるように改革しよう!と躍起になっても日本は正社員の解雇規制が強いため、既存社員を解雇することはできません。

そのため、中途採用者がこういった会社では改革を進めるための貴重な戦力となります。

もしもその後に転職するときも、大企業での役職経験者として非常に高い付加価値を得ることができます。

また、親会社に実力を認められれば出向するチャンスがあります。

親会社に実力を認められれば、そのまま転籍をし、親会社の正社員になる方もいらっしゃいます。

新興大企業の求人の見つけ方

求人の探し方の具体例をここに挙げます。

求人票に書いてある文言に注目してみましょう。

「○○グループ傘下に何月より参入しました!急成長中のわが社で働きませんか」

このように具体的に書かれている求人をチェックしてみましょう。

超大企業の親会社の名前があればよりわかりやすいです。

企業規模は大企業の資本投下を受けて大きくなりますが、こうした会社の採用基準は中小企業のままです。

何よりも成長著しいので、人手が必要であり、多少転職回数があったとしても実力さえあれば採用されるのは容易ですし、あっという間に役職者になれます。

私もこのタイプの大企業に人事部員として中途採用で入社しましたが、入社半年で役職につきました。

同期の30代後半の男性社員も、同じタイミングで実力が認められて課長になりました。

課長になった彼の職歴は20代で転職5回でした。

このように吸収合併最中の会社は、転職希望者にとってはチャンスで溢れているのです。

中小企業はそもそも選考基準が甘い!転職回数を気にしなくてよい!

中小企業は、実は昔から慢性的な人手不足の問題を抱えています。

これは何もアベノミクスの好景気による人手不足問題から始まった問題ではありません。

元々、大昔から中小企業は人を採用できないという問題に苦しんでいます。

日本は大企業は安定しているという理由で、優秀な若手は新卒時に大企業に入ってしまい、そこから定年退職までなかなか転職しません。

中小企業は新卒を採用するのが常に難しいです。

10人採用しようと思って人員計画を立てたのに、たった3人しか新卒が採用できなかったということもザラです。

中途採用者を採用するのはもっと難しいのです。

新卒であれば会社説明会で採用担当者に魅力を感じたという理由で選んでくれる学生もいますが、転職希望者は学生よりも待遇にシビアです。

まずは大企業を受けてどうしてもダメだったら、中小企業にしようという転職希望者が99%以上です。

中小企業は経営者自身もこういいます。

「うちが第一希望になることは無い!だから、落穂拾いをしろ!」

大企業に勤めているというステータスが日本では重視されるため、鼻から見向きもされていないというのが正直なところですし、経営者自身も高望みできないことは実はよく理解しています。

社内に余剰な人員を置けませんから、一人でも辞めれば欠員となり、すぐに採用しないといけないという状態に陥ります。

まず、転職希望者の母数が少ない。

さらに、欠員が出ればすぐに補充をしなければならないほど常に状況はひっ迫している。

この状態で、転職希望者の転職回数が何回以上は採用できないなどとは言えません。

現場からの人員補充のプレッシャーは凄いものがあります。

このプレッシャーに負けて採用のハードルを下げる人事が多く、とにかく転職回数が多くても人柄が良ければそれで採用となります。

20代で転職回数が3回以上は多いのか?

これまでの説明通りですが、20代で3回以上の転職回数は多いとみなすのは上場企業や大企業のように人員に余裕があり、転職希望者の数が求人人数よりも圧倒的に多い企業の場合のみとなります。

中小企業では特に気にしていません。

もしも大企業に転職したいのであれば、20代で3回の転職歴があれば転職は難しいでしょうが、中小企業でも優良企業はたくさんありますので、特に気にする必要はありません。

しかし、転職回数には人事的にはこんな理論があります。

転職回数ですが、1回目は「たまたま会社に合わなかっただけだろうな。辛かっただろう」と納得できます。

2回目の転職は、「条件面などが合わなかったのかもしれないな」と納得できます。

3回目の転職は「条件面で納得できなかったのだろうか?会社が合わなかったのだろうか?この転職希望者の方に合った仕事は何なのだろうか」と、少しずつ人事側もその人の社会人としての適性を疑わざるを得なくなっていきます。

そして4回目の転職になると「もしかしたら、うつ病などの精神疾患があるのではないか?職場でトラブルなどを起こしてきたのではないだろうか?」と猜疑心が生まれていきます。

20代で4回目の転職となれば、この人はサラリーマンを続けること自体が難しい正確なのではないか?という疑問が生まれてきます。

こうなると、上場企業や大企業への転職は厳しいものがあります。

では、どのようにすれば、上場企業や大企業の人事を納得させることができるアピールをできるようになるのでしょうか。

転職回数が多くても大企業に内定を勝ち取る方法とは?

転職回数の不利を吹き飛ばす様な仕事の実力があれば、大企業でも書類選考で落とされる可能性は低くなります。

具体的には、一貫した職歴を持っている場合です。

具体例を挙げます。

転職回数が多くても転職できる人の具体例

彼は中小企業で経理を3年、ベンチャーで経理を1年、その後また中小企業で経理を3年努めており、合計で転職2回、次が転職3回目です。

このように職歴が一貫していれば、大企業であっても内定を獲得できる確率は非常に高いです。

「20代は修行の期間と捉えていつか大企業に行きたいと考えていましたが、いままでは不運が重なり、大企業には内定が取れず、生活費などの問題から仕方なく中小企業やベンチャー企業で経理の実務経験を積んできました。」

面接でもこのように答えておけば、転職回数が多くても担当者を納得させることができます。

この場合には、採用する企業サイドから見て、経理として7年間の職歴があるという扱いになります。

給与も転職先の勤続7年目の社員と同じ処遇にすることが出来ます。

このように一貫して同じ仕事を、職場を変えても行っている転職希望者の場合には、むしろ転職市場においては武器となる価値を持ちます。

職歴に一貫性がない場合には、どのように答えるのが良いのか。

職歴に一貫性のない場合でも、仕事には必ず共通点があります。

例えば、新卒でメーカーに就職して営業職を2年。次にシステムエンジニアを2年、そして3社目では、経理をしているとします。

このような場合には、それぞれの仕事の共通項を数珠つなぎします。

営業職とシステムエンジニア、経理という一見バラバラな仕事に見えますが、共通していることは納期に徹底して追われる仕事であることです。

この部分を繋ぎ合わせます。

「私はこれまで、幅広い職種を経験したことで広い視野を得ることができました。経験してきた仕事の中で特に気をつけていたのは、クオリティコストデリバリーです。私は営業職の仕事を通してお客様の要望を聞き、需要を満たすと同時に、納期より早く収めることで、評価を得ました。次にシステムエンジニアの仕事は特に納期が厳しく、これまでの仕事の中で最も納期意識が必要な仕事でした。経理という仕事では、請求書処理などを期日までに仕上げることを徹底しました。私はこれまでの仕事で徹底してきた納期遵守意識をアピールポイントにしたいと考えております。」

このようにアピールすることで、計画立てて物事を進めることが出来る能力がある転職希望者であると判断されます。

20代で転職回数が3回以上ある転職希望者は、転職サイトを活用しよう!

転職回数が多い人ほど、転職サイトを積極的に活用しましょう。

転職サイト以外でとれる手段は3つあります。

  • ハローワークでの転職活動
  • 転職エージェントでの転職活動
  • 知人による紹介(リファラル採用)

上記3つが転職活動で有効な手段です。

ハローワークでの転職活動は、求人内容に期待できません。

待遇の悪い求人が多く、職歴が多すぎると求人応募しにくい会社も多いです。

転職エージェントも同様で、転職回数が多い転職希望者は内定確立が低いとして、積極的に求人紹介をしてもらえません。

リファラル採用ですが、もしも辞めてしまった場合、知人の顔を潰すことになりますし、もしも入社後に辞めたくなっても情に引きずられてしまい、辞めにくくなってしまいます。

転職サイトを活用すれば、そのようなことが起きません。

自分の好きなタイミングに、好きな場所から応募できます。

また、他の転職手段とは全く違い、求人応募に第三者の意図が絡まないため、積極的に求人に応募できます。

転職回数の多い転職希望者の方ほど、積極的に転職サイトを活用するようにしましょう。

20代におすすめの転職サイトは、こちらの記事で詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください。

20代におすすめする転職サイト・エージェントランキング!【2018年版】

新天地でのご活躍をお祈りしております。

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