大企業へ転職しても出世はできる?大手企業の実情とは?

大企業へ転職しても出世はできる?大手企業の実情とは?

中途入社で大企業へ転職する際、「出世レースに乗れるのか?」ということが気になりませんか?

とくに現職で係長や課長職のポストについている人は、いずれ転職先でも同等のポストに就きたいと考えるでしょう。

また同期が少しずつ出世レースに乗ってきている20代の若手社員も、大企業に転職したあと出世できるのか悩ましいところです。

そこで今回は、中途入社で大企業へ転職して出世コースに乗れるのか、大企業の出世レースはどのような仕組みになっているかを解説していきたいと思います。

大企業には優秀な社員がウヨウヨいます。そんな環境で「出世したい」という人は、大企業の実情を知ってから転職するかどうかを考えてみて下さい。

大企業への中途採用は出世で不利になりやすい

中途入社であっても、結果を残し評価されれば出世は不可能ではありません。

しかし新卒入社組と比べると不利になることは、覚悟しておく必要があります。

新卒入社の社員と競争しなければならない

大企業に新卒入社できた社員は、学歴も高く優秀であることが多いです。

中途採用者は、そんな優秀な彼らと競争しなくてはなりません。

生え抜き社員は社会人としての基礎・マナー・制度について、会社の新人研修や勉強会を通して十分に理解しています。

社歴が長い分、会社への貢献度も高いでしょう。

そのため仕事のレベルが同じであっても、突然入社してきた中途採用者より、新人時代から周りに見守られてきた新卒社員の方が高い評価を得られます。

社内の人脈等で不利になりやすい

中途採用で入社した際には、一から人間関係を築いていく必要があります。

社内でどのくらい広い人脈を持てるかは、出世において非常に重要です。

新卒で入社したプロパー社員に比べると、途中で入社したということで引けをとっています。

自分から積極的に話しかけ、年代や部署の壁を取っ払って関わっていかなければ、いい人間関係が築けず出世コースにも乗れません。

まずは自分にとってプラスになる、自分を気に入ってくれている人を見つけて、信頼関係を築いていけるように努力しましょう。

時間はかかりますが、仕事を覚えることと同じくらい頑張る必要があります。

多くの人と関わり人脈を広げることで、あなたがいない場所でも「中途入社で活躍している人がいる」など話題に上がったりして、役職者の目に留まるかもしれません。

中途入社を優遇すると生え抜き社員から不満が生まれやすい

多くの大企業では、これまで新卒で入社した人が出世してきたという歴史があります。

そのため「自分も同じ道を辿る」と意気込み、新卒入社してから転職をせず会社一筋で頑張っているプロパー社員は多いはずです。

会社にいる時間も長いので、それだけ自分は会社に貢献してきたという自負もあります。

そのため中途入社の社員を優遇してしまったり、自分より早く出世したりすると、「これまでの自分の成果が報われなかった」と不満が溜まってやる気を損ねる人もいるようです。

同レベル評価の場合、生え抜き社員が優遇されやすい

上司の評価や職務ランクが同レベルであれば、中途入社の社員よりも生え抜き社員が優遇されるのは当然でしょう。

中途入社で大企業へ転職する人は、生え抜きには敵わないという事実を踏まえて転職するべきです。

それを理解していないと、入社してからショックを受け仕事への意欲をなくしてしまうことも考えられます。

大企業は経営が安定していてブランド力もありますが、入社してしばらくしてから分かる、大企業ならではの古い習慣があることを覚えておきましょう。

日系大企業はプロパー社員優遇の傾向が強い

2019年に大手自動車メーカーのトヨタが発表した「中途採用の拡充」が、ニュースや新聞などのメディアで話題になりました。

トヨタのような大手日系企業では退職する人が少ないので、中途入社を「異例」と捉えられます。

中途入社は「異例」であり、新卒入社が当たり前の会社です。

新卒入社が身内であれば、中途入社は血の繋がりのない家族のようなものかもしれません。

社内でも人事や大きなプロジェクトが動くときは、「新卒入社か中途入社か」で巡ってくるチャンスも異なってしまうでしょう。

中途採用の多い大企業なら出世しやすい?

大企業でも、中途採用が盛んな会社もあります。

大手企業の子会社として設立されたあと、親会社と大差ない売上を生んで上場する会社などです。

役員クラスの人材は親会社からの出向組ですが、課長職や部長職には中途採用された社員が顔を揃えている大企業もたくさんあります。

このような会社であれば、「新卒・中途採用」関係なく、優秀で結果を残すと出世できる傾向が強いです。

課長への昇進を推薦する部長自身が、中途入社組ということもよくあります。

大企業に転職して出世したいのであれば、役職者に中途採用の社員がたくさんいる会社を選ぶといいかもしれません。

中途入社でも大企業で出世できる人の特徴とは?

中途入社にも関わらず、プロパー社員を出し抜いて出世する優秀な社員もいます。

同時期に転職してきたのに、出世する社員と出世しない社員には、どのような違いがあるのでしょうか?

大企業で出世できる人の特徴を紹介していきます。

いちはやく社内の風土や文化を理解するよう動く

仕事ができる人や出世が早い人は、環境に溶け込むのが上手です。

自分の意見を主張する方が喜ばれるのか、上司のいうことに従っている方が得策なのかを瞬時に判断する力を持っています。

同じ仕事をやるにしても、上司や役員が好むような動きをするので、目にかけられて高い評価が得られるのです。

一方でどんなに仕事ができる人でも、前職でのやり方を無理やり通そうとする人は、出世からもほど遠くなってしまいます。

転職した企業文化に馴染もうとせず、我が道を行くタイプは高い年齢層の人にも好まれません。

入社した当時は期待されていたのに、上司から評価されず肩身も狭くなり、転職が失敗に終わってしまう可能性が懸念されます。

社内ネットワークの構築にリソースを惜しまない

中途入社で出世できる人は人間関係を構築するのが上手く、そこにかける時間と労力を惜しみません。

夜は積極的に飲みに誘ったり、自分が下手にまわり仕事の相談をしたりします。

さらに以下のような人を見つけて、自分の味方につけるということも得意です。

  1. 社内の情報に精通している人
  2. 仕事の相談がしやすい人
  3. なんだかんだ言いながら無理を聞いてくれる人

あなた自身も、自分の仕事が手一杯のときであっても、お願いされると言うことを聞いてしまうような人が周りに一人くらいいませんでしたか?

人を巻き込むのが上手い人、なぜか周りが助けてしまう人は、どんな会社環境でも出世を遂げることができるのです。

小さな仕事でもミスをしない

仕事の大小を区別せず、小さい仕事でもミスをしないよう心掛けましょう。

出世するためには成功を積み重ねていくことが重要になるからです。

また企業によってはプロパー社員のミスは大事に至らないのに対し、中途入社の社員は少しのミスも許されないといったことが起こります。

役員や部長に「ミスをした」というレッテルを貼られてしまうと、その後の出世争いには参加できないかもしれません。

会社全体がそのような傾向でなくても、配属された先の部長や課長がプロパーの場合、中途入社組を差別的な目で見ることもあるようです。

中途採用者の待遇や、どんな社風があるのかは、応募する前にあらかじめ確認しておきましょう。

運の要素が大きいことも認識する

例えば、あなたが中国語を話せて、タイミングよく中国との取引がスタートした場合などに起こる運的な要素も出世に左右します。

社内に中国語ができる社員が少なかった場合、いきなり主任などのポジションに抜擢され、出世コースの波に乗ることができるかもしれません。

転職した先の部署と自分のキャリアとがマッチしていた、人事権を握る役職者が同じ地元や大学の出身だったなどのケースも出世に有利です。

大企業は出世競争が激しい?

大企業で出世するタイプは並みの人間ではありません。

仕事が好きで夜も勉強していたり、家族やプライベートの時間を犠牲にしてまで社内の人間関係を築いていたりしている人が出世できるんです。

一つの椅子を同期や中途入社組と争うわけですので、常に神経を使っています。

ドラマで見るような、上司や偉い人への「ごますり」だってお安い御用です。

周りからどう見られようが、上司の機嫌をとることを忘れません。

さらに仕事の結果も残しながら、部下からの信頼が得られるよう努力しています。

大企業で出世できるのはこのような一握りの人です。

「大きな失敗をせずに働いていれば出世できる」ということはほとんどありませんので、出世したい人は覚悟が必要になってきます。

管理職の経験を積みたいなら中小企業も選択肢に入れる

大企業で出世することがどんなに大変か、理解できたでしょうか?

プロパーではない中途入社の社員が大企業で勝ち続けるには、社内の人間関係を構築しながら仕事の結果を残し、運と上司を味方につける必要があります。

収入・福利厚生・ネームバリュー、大企業の魅力はたくさんありますが、出世は難しく内部事情は複雑です。

「管理職になりたい」「いずれは会社の経営に関わりたい」という人は、中小企業への転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

中小企業にも大企業にはない魅力があり、やりがいや決定権を求めるのであれば、裁量が大きく与えられる中小企業の方が向いているかもしれません。

転職は人生において大切なターニングポイント。

出世を考えるなら、大企業への転職が本当に得策なのかを自分に問いかけて行動しましょう。

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