平均年収は約360万円!タクシードライバーで1,000万円以上稼ぐには?

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タクシードライバーの平均年収は約360万円です。

しかし多くのタクシードライバーは歩合制で、年収1,000万円以上稼ぐ人もいます。

今回はタクシードライバーとして稼ぐ方法と、労働環境や給料制度について解説!

就職先、転職先としてタクシードライバーを検討している人は必見です!

タクシードライバーの平均年収は約360万円

  • タクシードライバー(男)の年間賃金推測額…360万3,800円
  • 全産業男性労働者の年間賃金推測額…560万9,700円
  • 日本の平均年収…約436万円

全国ハイヤー・タクシー連合会によると、令和元年(2019年)の男性タクシー運転手の年間賃金推測額は360万3,800円でした。

前年に比べて12万600円も平均年収が増加しているとは驚きですね。

一方で日本の平均年収が約436万円、全産業男性労働者の年間推測額は560万9,700円です。

月の手取り額は約21万円?

男性タクシー運転手の年収は360万3,800円ですので、一ヶ月の給与は30万円前後になると考えられます。

しかし給与のすべてが自分の手元に残るわけではなく、所得税や住民税、社会保険料が引かれて支給されるのです。

手取り額は、月収の7~8割になります。

そのためタクシードライバーの月の手取り額は21万~24万円になるでしょう。

21万円というと、大卒の男性の平均初任給と同じくらいだといえます。

多くのタクシードライバーは歩合制!年収1,000万円の人も

歩合制…個人の成績や売上に応じて給与が支給される給与形態

平均年収が初任給程度ですので、タクシードライバーは安い給料で働いているといえます。

しかし実は、多くのタクシードライバーは歩合制です。

利用者が多い地域や、長距離で利用するお客さんが多いと、かなり高収入となります。

中には年収1,000万円以上を稼ぐタクシードライバーもいるのです。

逆に働く時間帯や場所を間違えれば、平均年収以下になる可能性もあります。

では、タクシードライバーの労働環境や給料制度は、どのようになっているのでしょうか?

タクシードライバーの勤務時間は24時間?

タクシードライバーの多くは歩合制。

つまりお客さんを乗せれば乗せるだけ、給料がアップするのです。

そのため人によって勤務時間は異なりますし、働こうと思えばいくらでも働けます。

また深夜に働いたほうが短時間で効率的に稼げるため、サラリーマンとは異なるスケジュールで動くことが多いです。

例えば13時に出勤して、朝の5時まで(電車の始発時刻まで)働くなど、不規則な生活になるタクシードライバーもいます。

また24時間(休憩あり)で働いて、次の日は1日中休みという人も。

1日24時間働く人は、出勤日数が少ないことが多いです。

働く時間は、自分がどれくらい稼ぎたいのかによって異なります。

実質労働時間は1勤務21時間まで

タクシードライバーは、1勤務あたり19~21時間(休憩3時間含む)までしか働けないという法律を守らなくてはなりません。

1日24時間働くといっても、お客さんを乗せていない時間があったり、仮眠する時間があったりと、実際に運転や接客をしている時間はもっと短いのです。

ミーティングや研修などもある

新人ドライバーは、始めのうちは座学の研修などがあります。

ただ運転ができるだけで務まるわけではなく、タクシードライバーとして細かなルールがあるのです。

会社のルールや、地域ごとのルールなど、タクシードライバーをする上で必要な知識を最初に覚えます。

また営業所に出社したら、ミーティングや車両のチェックなどを行うことも多いです。

会社によっては、出勤時間が指定されていることもあります。

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地域によって年収が大きく異なる職業

タクシードライバーは、地域によって年収が大きく異なります。

先ほどもお話したように、タクシードライバーの多くは歩合制です。

そのためお客さんがいない時間帯や地域では、どれだけ働いてもまったく稼げません。

利用者の多い東京都が一番稼げる

引用:一般社団法人 全国ハイヤー・タクシー連合会

全国の平均年収 360万3,800円
東京都 484万円
大阪府 412万6,000円
岐阜県 364万3,600円
沖縄県 249万8,200円
秋田県 241万2,500円

逆に東京都、特にタクシーの利用が多い、新宿や銀座などで働けば短時間でも稼げる可能性があります。

ただしタクシー利用者の多い地域には、ライバルも多いです。

土地勘があったり、その町の特徴を掴んでいたりする他のドライバーにお客さんを取られてしまうこともあります。

利用客も他のドライバーも少ない地域で働くのか、ライバルは多いが人もたくさんいる地域で働くのかによって、かなり仕事量が変わるでしょう。

タクシードライバーの給料制度は?

タクシードライバーの給与形態は大きく分けて2つあります。

  • 基本給+歩合と賞与
  • 完全歩合制

基本給のある会社では、個人の売上とは関係なく一定額の支給があります。

つまり極端な話、お客さんがひとりもいなかった月でも、一定額の給料はもらえるのです。(売上0だとさすがに怒られると思いますが…)

また最初の数か月は、歩合制ではなく固定給という会社も多いため、稼ぐコツを掴むまでも安心して働くことができます。

一方で完全歩合制は「この金額以上は必ず支払われる」という保証はありません。

歩合制で稼げるなら問題ないですが、リスクが高い給料形態だといえます。

会社によって給与形態は異なるので、タクシードライバーは所属する会社が重要です。

またタクシードライバーの歩合率は、60%前後の場合がほとんどです。

稼ごうと思うかどうかで給料がかなり変わる

「ぼちぼち働いて、生活できるくらいもらえればいいや~」と思っている人は、戦略を立てずに働きます。

「歩合制だし、できるだけ稼ぎたい!」と思っている人は、どうしたら稼げるかを考えて、時間帯や場所を選ぶでしょう。

タクシードライバーとして稼げるかどうかは、稼ぐ気持ちがあるかどうか、危機感があるかどうかにかかっています。

あえて歩合給は良いが固定給の低い会社に就職して「稼がないとマズい!」と自分を追い込む人もいるようです。

稼げるドライバーにとっては、非常に良い仕事だといえますね。

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個人タクシーは稼げる?おすすめできない理由は?

タクシードライバーの中には、会社に所属せず個人で働いている人もいます。

売上をすべて自分のものにできるため、手取り額が多いイメージですが、実はあまりおすすめできません。

理由は以下の4つです。

  • 仕事の経費を自分で負担しなければならない
  • 年金や社会保険料を自分で負担しなければならない
  • 確定申告を自分で行わなければならない
  • 万が一の時、個人で全責任を負うことになる

ガソリン代、清掃代、修理代、車検費用など、会社に所属していれば経費で支払えるものを、すべて個人で支払う必要があります。

また会社は、従業員の年金や社会保険料を負担してくれますが、個人タクシーはすべて自分が負担することになるのです。

また万が一のことや、お客さんとのトラブルがあった際に、責任をすべて自分ひとりで負うことになります。

経費の管理や手続きが面倒くさい、手間に感じるという人は、タクシー会社に所属するのがおすすめです。

会社に所属すれば、売上がすべて自分の給料になるわけではありませんが、その分手間なことをやってくれたり、安心して働けたりします。

タクシードライバーのメリット

ではタクシードライバーには、どんなメリットがあるでしょうか?

  • 人間関係の悩みが少ない
  • 年齢や性別関係なく働ける
  • 歩合制のため収入を増やせる
  • 勤務時間の自由が利く

人間関係の悩みが少ない

タクシードライバーは、基本的に一人で行う仕事です。

そのため職場の人間関係で悩むということが、ほとんどありません。

人間関係で悩みやすい人が、タクシードライバーに転職して楽しく仕事できるようになったという例もあります。

タクシードライバーは接客業ですが、お客さんとのコミュニケーションの取り方はかなり自由です。

まったく会話しないドライバーもいれば、積極的にお客さんに話しかける人もいます。

人間関係で悩まずに働けるのが、タクシードライバーのメリットです。

年齢や性別関係なく働ける

タクシードライバーは年齢制限がありません。

例えば60歳を超えても、車の運転が心配なければ働けるのです。

また今はまだ少ないですが、女性のドライバーも増えています。

歩合制のため収入を増やせる

タクシードライバーに転職して、収入が増えたという声をよく聞きます。

平均年収は低いですが、稼ごうと思えば稼げるのがタクシードライバーです。

今よりも稼ぎたい・歩合制で働きたいという人にはおすすめの職業だといえます。

勤務時間の自由が利く

タクシードライバーは自分の希望した時間帯で働けることが多いです。

もちろん夜勤のほうが稼げるため、効率的に深夜に働かなければなりません。

しかし決まった曜日、時間で働かなくても良いことで、精神的な自由を手に入れられるでしょう。

副業でタクシードライバーをしている人もいるため、

勤務時間の自由が利く仕事がしたい人には、タクシードライバーはおすすめです。

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タクシードライバーで稼ぐには

ではタクシードライバーで稼ぐには、どうすれば良いのでしょうか?

タクシードライバーの平均年収以上、日本の平均年収以上を稼ぐためのポイントを3つ紹介します。

  • 働く時間帯や場所が年収に直結する
  • イベント情報などの情報収集
  • 体調管理がとても重要

働く時間帯や場所が年収に直結する

タクシードライバーとして働くのであれば、何も考えずに車を走らせるのはNGです。

先ほどもお話しましたが、稼ぎたいのであれば戦略を立てる必要があります。

道が一本でも違えば、集客率が変わりますし、時間帯も5~10分の違いが大切です。

最寄り駅の終電や始発、近くのお店の閉店時間など、情報からどうすれば効率的に稼げるのか考えましょう。

イベント情報などの情報収集

タクシードライバーとして稼ぐためには、情報収集が必要不可欠です。

勤務地付近のイベント情報から地形まで、ありとあらゆる情報を使いましょう。

情報を入手するためには、ニュースをチェックする習慣をつけたり、お客さんとコミュニケーションをとったりなどといった手段があります。

体調管理がとても重要

休憩するタイミングや時間など、体調管理をして長く働ける状態をつくりましょう。

特に稼ぎたいタクシードライバーは、夜勤をすることになります。

深夜でも健康状態で働けるように、自己管理能力を向上させることをおすすめします。

タクシードライバーに就職する方法

最後に、タクシードライバーに就職するために必要なことをお話します。

タクシードライバーには何が求められるのかを、就職・転職活動の前にチェックしてくださいね。

  • 「第二種運転免許」を取得する
  • 面接でコミュニケーション能力をアピール
  • タクシードライバーは清潔感が重要

「第二種運転免許」を取得する

タクシードライバーは「第二種運転免許」が必要です。

これは視力や聴力の基準が「第一種運転免許」よりも厳しく、一種免許を取得してから3年以上経過していないと取得できません。

タクシー会社の中には、二種免許の取得費用を負担してくれるところもあるため、まだもっていない人は会社選びの条件として参考にしてください。

また書類選考の際に「運転経歴証明書」を提出することになるため、これまでに違反等をしていないかも重要です。

面接でコミュニケーション能力をアピール

面接では、明るさやコミュニケーション能力で、タクシードライバーとして活躍できることをアピールしましょう。

タクシードライバーは車を運転する仕事ですが、同時に接客業でもあります。

お客さんに「良い時間だった」「良質なサービス」だと思ってもらいたいという気持ちが大切です。

タクシー会社も、運転能力だけでなくあなたの人間性をチェックするため、明るさやコミュニケーション能力は大切にしましょう。

タクシードライバーは清潔感が重要

タクシードライバーは清潔感が非常に重要です。

面接時だけでなく、ドライバーとして働いているときも、ニオイや髪型などの身だしなみを意識しましょう。

清潔感のあるドライバーになって「また利用したい」と思ってもらいましょう。

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タクシードライバーの平均年収は約360万円だが

いかがでしたか?

タクシードライバーの平均年収は約360万円と、日本の平均年収よりも低いです。

しかしドライバーによって収入はピンキリで、年収1,000万円も目指せる職業だといえます。

運転が好きな人だけでなく、時間に縛られずに働きたい人や人間関係で悩みたくない人は、タクシードライバーへの就職・転職を考えてみてはいかがでしょうか?

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