経理の志望動機はなんて答える?未経験・経験者ごとに例文を紹介

経理の志望動機はなんて答える?未経験・経験者ごとに例文を紹介

転職活動において、採用されるか否かは志望動機が大きなポイントになります。

しかし「なぜこの会社なのか」「なぜこの職種なのか」について考えるのは至難の技です。

経理職への転職においては、どのような志望動機を伝えるのがベストなのでしょうか?

ここでは例文を用いながら、志望動機の作り方を解説していきます。

志望動機を考えるポイントを抑えつつ、ほかの転職者と差別化した回答ができるよう自分の気持ちを深堀りしていきましょう。

経理の志望動機を考えるポイント

志望動機を考えるのには3つのポイントがあります。

どの点においても、自分が経理に向いているということを具体的にアピールすることが大切です。

経理を目指そうと思ったきっかけや、経理に向いていると思ったエピソードを述べることで、求職者がどんな活躍をしてくれるかを面接官がイメージできるようにしましょう。

なぜ経理なのか

さまざまな職種があるなかで、どうして経理を選んだのかを説明する必要があります。

とくに他職種からの転職で経理未経験の人は、重要なポイントになります。

違う仕事をしていく中で、どうして経理へ転職しようと思ったのか、そのきっかけを伝えましょう。

きっかけの例はこちらです。

  • 簿記の勉強をしたのがきっかけで経理を目指そうと思った
  • 売上や営業利益を意識していたら経営に興味を持つようになった
  • 数字に強く正確なタイピングに自信があるため、経理に向いていると思った

なぜこの会社なのか

経理はどの会社にも必ずあるため、「どうしてウチなの?」というのは難しい質問です。

営業と違って商品やサービスは扱わず、あくまでも数字と向き合う仕事ですので、この質問には企業理念やどんな人材を求めているかを把握し回答するようにしましょう。

そのためには、企業のホームページや求人票を熟読しておくことが大切です。

未経験者であれば「教育制度がありステップアップできる環境が整っていると感じた」、経験者であれば「グループ会社をいくつも所有しているため、連結決算のスキルが身につくと思った」などがいいでしょう。

どんな経理になりたいか

経理と一口に言っても、経理に関する仕事内容はさまざまです。

管理会計や財務、労務、税務と多岐にわたり、覚えることや扱う書類やデータも異なります。

経理の仕事を通して手に職をつけたいのか、会計事務所に勤めたいのか、経理のプロになり経理部長や経営者になりたいのかなど、将来のプランを明確にしておきましょう。

そうすることで、自然と自分の本音部分の志望動機が湧いてくるはずです。

【未経験】経理の志望動機の例文

未経験からの転職では、経理を目指そうと思ったきっかけを具体的に述べることがポイントです。

営業職から経理

前職は化粧品会社の営業をしておりました。所属するチームの売上管理を任されており、チーム全体の予算や粗利を意識した営業をするうちに、数字を正確に把握したいという気持ちから簿記2級の資格を取得しました。そこで数字を読み解く経理のおもしろさに興味が湧き、転職を決意した次第です。営業職で培ってきたコミュニケーション力や交渉力を活かして、経理部門の強化に役立ちたいと思っています。

営業事務から経理

前職はソフトウェアメーカーで営業事務として勤め、営業スタッフの経費精算や売上金管理、請求書の作成業務などに携わってきました。新規顧客の取引申請や与信管理を通して経理部門と関わることが多く、会社の経営に貢献できる経理のスキルを身につけたいと思い転職を決意しました。御社は未経験でも、予算管理や資金調達などのスキルを身につけられる環境があるというところに魅力を感じています。前職では社内の他部署はもちろん、お客様や仕入れ先とも密なコミュニケーションをとっていたため、その経験を活かして他部門と連携を図りながら、御社に貢献していきたいと考えています。

販売から経理

前職はアパレル会社で販売の仕事をしておりました。店長としてショップの売上管理を任されていたため、独学で日商簿記3級の資格と、表計算ソフトの資格も取得しました。毎日の売上やスタッフの人件費などを意識して仕事をしていくようになり、専門的に経理の仕事をやりたいと思うようになったのが転職を決めた動機です。御社は未経験でもチャレンジできる環境があり、同じアパレル業界ということで、これまでの知識が活かせると思い志望させて頂きました。販売職ではお客様の立場に立った接客を心掛けていたので、その経験を活かし御社の経理システムを円滑にまわせるよう努力していきたいと思っています。

【経験者】経理の志望動機の例文

経験者は、これまでどんな仕事をしてきたのか、これからどんな経理になりたいのかを具体的に話すのがポイントです。

同業種への転職

これまで部品メーカーにて月次業務や決算業務に携わってきましたが、将来は経理部門のスペシャリストとして活躍していきたいと考えております。御社は海外にも拠点を持ち、国内にもグループ会社を構えているため、連結決算や有価証券報告書の作成業に携わることができると思い志望させて頂きました。学生時代にアメリカ留学の経験があり、英語力を活かして御社の経理業務に貢献したいと思っています。

異業種への転職

前職では5年間、広告代理店で経理事務を担当し、入出金管理や月次、年次業務まで全般的に担当していきました。昨年、家族が怪我で入院した際に、病院のスタッフの方が医療費について詳しく説明してくれたことをきっかけに、医療分野での仕事に興味を持ちました。今年に入ってから、医療や福祉業界の専門用語や経理について勉強をしながら、転職活動を行っています。御社では前職での経理経験を活かしながら、患者さんを経理面からサポートしていきたいと思っております。

経理に向いている人・向いていない人の特徴

経理職が未経験の人にとっては、自分か経理に向いているのかが気になるところだと思います。

実際に経理職は向き・不向きが大きくでてしまう職業です。

性格的に向いていなければ、転職しても長く勤めることができませんので、早めに判断しておきたいですよね。

ここでは経理に向いている人、向いていない人の5つの特徴を挙げています。

経理に向いている人の5つの特徴

経理に向いているのは、以下のような人です。

性格や特徴について、それぞれ詳しく解説していきます。

  1. 数字に強い人
  2. 論理的思考の持ち主
  3. 人と接するのが苦じゃない人
  4. ずっと会社にいても平気な人
  5. コツコツと仕事に取り組める人

数字に強い人

数字に強い人は、会社の営業活動や取り組みをみながら、「今季の売り上げはこのくらいで売掛金残高はこのくらいだろうな」「今年は中途採用が多かったから、前年よりも人件費がこのくらい増えているかな」などの直感的な判断ができる人です。

一方で、数字が大量に並んでいるのをみると気分が悪くなったり、苦痛に感じたりする人は、経理に向いていない人でしょう。

論理的思考の持ち主

経理は法的ルールや社内のルールに則って業務を進めていきます。

過去に事例がない状況が発生した場合は、それぞれのルールに照らし合わせながら処理を決定することになります。

そのときに判断力や解決力などの「論理的思考」が必要です。

近年ではルーティンワークなどはアウトソースする会社も増えており、イレギュラー案件を解決する力が期待されています。

人と接するのが苦じゃない人

経理は他部署とのやりとりや、社長など経営層とのやりとりも多い職業で、高いコミュニケーション能力が求められる仕事です。

ときには役職者や目上の人に「これは経費でおちません!」など、言いづらいことも言わなくてはいけない立場に立たされます。

ずっと会社にいても平気な人

営業職などと違って、経理は基本的に社内にいることが多い職業です。

1日中、同じ場所にいるのが苦手な人は、苦痛に感じてしまうでしょう。

コツコツと仕事に取り組める人

経理は年次決算や監査など、大きなイベントもありますが、基本は毎日コツコツと数字の管理をするのが仕事です。

転職したはじめのうちは、ルーティンワークをこなすだけの日々でしょう。

そんな中で小さな目標を定めて、地道に作業を行える人が経理に向いていると言えます。

未経験でも経理になれる?転職を成功させるポイントと経理の魅力について

経理に向いていない人の5つの特徴

経理に向いていない人は、以下のような人物です。

あなたは当てはまっていませんか?2つ以上当てはまると要注意です。

人と接するのが苦手な人

「経理は地味で目立たない」というのが理由で、経理を選ぶ人は注意です。

他部署はもちろん、社長や役職者との接点も多く、仕事さえこなしていればいいという仕事ではありません。

他人とのやりとりが苦手な人は、社員ではなく派遣社員などで経理に就くのがいいかもしれませんね。

ひとつの業務に集中してしまう人

経理はマルチタスク能力が必要な仕事です。

日々の業務のなかでイレギュラー処理が起こったり、他部署からの問い合わせが次々と入ってきたりします。

そのためひとつのことに集中してしまう人は経理に向いておらず、同時に複数のことを同時進行できる能力が大切です。

感覚でやってしまう人

自分を信じすぎて、何事も直感や感覚でやってしまう人は要注意です。

業務が複雑になればなるほど、ミスが多発してしまう恐れがあります。

経理では、ミスはご法度ですので、日頃から二重チェックをするなど慎重な人材が適任です。

勉強が嫌いな人

税法改正やコンプライアンス問題など、経理を取り巻く環境は日々変化していきます。

そのため勉強をしない人には向いておらず、仕事の幅が広がっていくほど業務についていけなくなるでしょう。

責任感がない人

決算時期や年度末などは、莫大な仕事量を抱えて残業が続くことが多い経理職。

キツイからといって途中で仕事を投げだすような人はNGです。これは他の職種でも言えることですが……。

経理の仕事は会社の経営を左右する、大変重要なポジションになります。

責任感を持って業務をまっとうできなくては、いつまでもルーティンワークしか担当させてもらえません。

経理の志望動機は「自分が経理に向いている」ことを証明する

経理への転職では、いかに自分が経理に向いているかをアピールすることが重要です。

自分の経験や能力をしっかりと把握し、どんな部分で会社に貢献できるかを考えながら志望動機に盛り込みましょう。

経理は一度なってしまうと、あとは転職にも有利で、頑張り次第ではキャリアアップも期待できる職種です。

事務系の仕事で出世したいという人にも向いています。

今回の例文を参考にしながら、あなただけのオリジナルの志望動機を考え、転職に挑んでみて下さい。

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