- 朝起きると、突然の体調不良でベッドが起きることができない
- 連休明け、身体が鉛のように重い
- 昨日は飲み会で、今日は朝から頭がガンガン痛い。二日酔いで頭痛がする
- 職場の嫌な先輩の相手をするのが辛い、顔を思い出すだけでベッドから出られない
- 昨日の仕事のミスを引きずってしまう
辛いですよね。
私もそういうタイプだったので、その会社に行きたくないという気持ちはよく分かります。
でも、大丈夫です。
今回は、どうしても会社に行きたくない!というときの対処法を伝授いたします。
少し長くなりますが、最後までお付き合いくださいね。
目次
- ゴールデンウィーク等の連休明けは最も辛い!
- 一般社員や新入社員で会社に行きたくない場合
- 管理職で会社に行きたくない場合
- 突然の体調不良のときは、無理せずに休みを取る
- 仮病を使っても大丈夫!絶対解雇にはならない!
- もしかしたらうつ病の前兆の可能性も…吐き気と食欲減退には注意!
- 仕事に自信が持てず、やる気を失っている
- 天候が悪い時期には注意!特に梅雨時は誰もが憂鬱!
- 睡眠不足になっていませんか?睡眠時間を意識しましょう
- 人間関係に限界が来ていて会社に行きたくない!
- 他の社員と自分を比較しないことも大切!
- 適度な距離感を!仕事は仕事、家庭は家庭です!
- 最後の手段、転職を検討してみる!
- 会社に行くのが嫌なのは、みんな同じです!心配しないでください!
ゴールデンウィーク等の連休明けは最も辛い!
ゴールデンウィークや年末年始休暇、お盆休暇明けの会社内の雰囲気は、何回経験しても慣れることはないと思います。
新入社員が一番辞めたい!と思うのは毎年ゴールデンウィーク明けです。
入社して一ヶ月が経過する前の段階で、張り詰めていた気持ちが9連休で溶けて、やがて会社という空間が怖くなってきます。
みんなそうなので、あなただけではありません。大丈夫ですよ。
特に、連休明けは頭がほとんど動かないのが普通だと思います。
そこで、役職別に、気分の乗らない日の乗り越え方をご紹介します。
一般社員や新入社員で会社に行きたくない場合
機械的に出勤することを心がけましょう。
一般社員や新入社員の場合には、休んでも怒ってくるのは課長職である直接の上司か人事部預かりになっていると思うので、若手の人事担当者であることが多いと思います。
怒ってくるのが課長職で止まるのであれば、機械的に出勤する方法を試すのが一番の手です。
一般社員層に求められているのは、とりあえず出勤して顔を上司に見せて安心させることです。
連休明けは鉛のように重い身体と、連休明けで回転していない頭をフル稼働させていると思います。
朝ごはんは食べるようにしてください。
気温が上がってきて熱中症も流行し始める季節なので、無理ならウイダーインゼリーなどでも大丈夫です。
とにかくお腹に何かを入れることを大切にして下さい。
食べたら鏡の前で自分自身の顔色を見てみて下さい。
長期連休明けなので、あれ?意外と元気そうな顔をしているなということに気が付くと思います。
仕事から離れることが出来る時間を確保できているので、表情はかなり回復しているはずです。
そして仕事のことを考えるのではなく、とりあえず最初に会社で一番仲の良い社員と話をすることを目的に会社に向かってみて下さい。
いつの間にか会社についていると思います。
管理職で会社に行きたくない場合
管理職に就いている場合には、とりあえず一週間で振り分ける仕事を考えるようにして下さい。
「部下が言うことを聞くかなー、また失敗したら私の責任だ。憂鬱だ。管理職って何年やってもプレッシャーがキツイ!」
管理職になりたての頃は、このようないらぬ心配でゴールデンウィーク明けは悲惨な顔で出勤することが多いと思います。
ですが、会社に着いてあの子にこの仕事を振ろう、彼に会議の補佐を頼もうというように仕事の振り分けを考えているうちに、仕事モードに切り替わってきます。
いきなり仕事モード全開で連休明けのテンションの下がっている部下にドカン!と大きい仕事を振るのではなく、ルーチンワーク的な仕事を振り分けるようにして一日を始めるようにしてみて下さい。
重要な仕事は上司が率先してこなしてしまうことで、部下の信頼も得られます。
上司といえど心理的な負荷は部下と大きく変わりません。
連休明けは、辛さを部下と共有しながら、少しずつエンジンをかけるようにしましょう。
突然の体調不良のときは、無理せずに休みを取る
突然ベッドから起き上がれないくらいの体調不良に見舞われると一日会社で過ごすことが不安になると思います。
体調不良で起き上がれないくらい辛い場合には、早めに上司に連絡するようにしましょう。
休んでしまって大丈夫かな?無理をしてでも這ってでも会社に行った方が良いのかな?
私にも経験がありますが、突然激しい頭痛に襲われているにも関わらず、会社に無理矢理行って、仕事をしてしまい、結局は大事な仕事に大きな影響を与えてしまったことがあります。
無理せずに上司に連絡をして、休むようにしてみて下さい。
特に体調が悪い状態で行った仕事は、あまりいい結果になることがありません。
無理せず休んで他の社員が仕事を行った方が、上手くいくことが多いです。
だからといってあなたに値打ちが下がることはあり得ません。
誰もがいつも元気でいるはずがありません。
元気になったら取り返してやるぞ!という気持ちさえあれば大丈夫です。
完治を目指してください。
仮病を使っても大丈夫!絶対解雇にはならない!
日本は正社員であっても契約社員であっても、直接雇用している以上は欠勤が多少出ても解雇にはなりません。
就業規則上に書かれている欠勤の解雇条件は3日以上の「無断欠勤」で解雇。2週間以上の「欠勤」の場合には解雇するとなっていると思います。
さすがに2週間以上の欠勤はマイナスイメージがつきますが、「無断」で「欠勤」さえしなければ解雇はできません。
無断欠勤の場合には最悪は解雇される可能性もありますが、連絡さえ入れておけば解雇など出来るものではありません。
連絡だけは欠かさないようにしましょう。
連絡だけは欠かさないという鉄則を守りつつ、どうしても会社に行きたくない日の休み方を伝授します。
突然、頭痛に襲われて動くことができない!
実は頭痛が一番納得されやすい休む理由です。
休み明けに腹痛で休んでしまうと、昼食が食堂で集まって食べるような会社だと「あいつバリバリご飯食べているなー。
本当に腹痛で休んだのか?仮病かな」と疑われる可能性があります。
頭痛にしておきましょう。
頭痛だけはどうしようもありません。
頭痛でどうしても無理なんです!と言われたら、管理職は念のために病院に行ってねと言われると思います。
これは素直に守るようにしましょう。
病院の領収書をとっておくようにしましょう。医者はなんらかの診断をしてくれますので、それで後ろめたさ無く休めます。
診断書はかなり料金が高いので、領収書でも良いです。
就業規則で1週間以上に及ぶ欠勤及び有給休暇を取得する場合には、診断書を提出してくださいと書かれている場合には診断書を貰いましょう。
それ以外の場合には領収書を上司に持っていくだけでも良いです。
無事休みが取れたら、病院に行った後は思いっきり遊ぶ!
無事に休みが取得できたら、病院で領収書だけは確保して、あとは思いっきり遊ぶようにしましょう。
映画もいいですし、カラオケでもいいです。
とにかく家を出るようにしましょう。
突然、会社に行きたくない!という状態はすでにストレスが溜まりきっています。
家に一日いないように心がけましょう。
病院で領収書さえ貰っておけばこちらのものです。
気分転換のために遠くまで車でドライブしても良いですし、スーパー銭湯に行くのでも構いません。
とにかく職場や家から思い切り離れるようにしましょう。
家と職場の往復だけをしていると相当なストレスがかかります。
無理にでも外に出て刺激を受けることで、気分が晴れてきます。
私も限界が来たときは、無理せずに休みを取って、スーパー銭湯にドライブしたりします。
疲れを感じたらもう遅いので、出来るだけ張り詰める状態になるまでの間に、対処するようにしましょう。
もしかしたらうつ病の前兆の可能性も…吐き気と食欲減退には注意!
メンタル疾患には前兆があります。
食欲不振と吐き気です。
ご飯が食べられなくなります。
社員の産業医面談の結果や、フォロー面談の結果で社員がうつ病を発症する前に、よく出てくる2大症状です。
真面目で評価の非常に高い社員からかかっていくのが現実です。
仕事で追いつめられたり、気負いすぎるとこれらの症状が出ます。
人間は真面目なので能力の限界まで仕事をします。
特に外国人従業員に比べて日本人は開き直ることが出来ません。
それだけ繊細と言えます。
人間の精神状態はゴムに似ている
人間の精神状態はゴムだと産業医の方はよく説明してくれます。
体調や人間関係で追いつめられるとゴムが完全に張り詰めた状態になってしまいます。
ギリギリに張り詰めたゴムは、千切れるまで引っ張られます。
千切れたらうつ病などの精神疾患に陥ります。
日本人は特に、ゴムの限界に気付かずにギリギリまで引っ張って仕事をしてしまいます。
無理は続きません。
仕事に真面目なことはとても素晴らしいことですが、仕事を継続できなければ経済的に苦しい状態になってしまいます。
ギリギリまでゴムが張り詰めない様に、適度に緩める状態を作って下さい。
社会人生活は定年も伸びて65歳まで働くことが前提の社会に突入しています。
1日や2日くらい、気晴らしに有給休暇を使うくらい、問題ありません。
仕事のことを忘れて思い切り気分転換してみて下さい。
仕事に自信が持てず、やる気を失っている
毎日怒られてばかりいると、仕事に対して自信を失っていきます。
入社時にイキイキとしていた新卒の子たちが、半年もすると目から力を失い始めます。
一番つらい時期を乗り越えるとまた力強い目に戻ります。
仕事に自信を持てないのは非常に辛いです。
しかし、新卒のときよりも出来る仕事は増えているのではないでしょうか。
先の長いマラソンレースが会社です。
途中、少しくらいペースアップして走っても、結局はマイペースで実力を付けてきた同期に抜かれるなんていうこともよくある話です。
無理をしすぎていませんか?
42.195キロのマラソンを、100メートル走のスピードで走ろうとすれば途中でバテて当たり前です。
長期的な視野に立って、今の仕事に足りていないスキルを先輩に教えてもらったり、よく出来る先輩から盗もうとしてみて下さい。
自分自身で勉強をするのもありです。
会社は学校ではないという言葉は経営者が良く使う言葉ですが、勉強したことをすぐに活かすことができるのが会社の良い所でもあります。
少しずつ改善することで自信をつけましょう。
結局はコツコツと積み重ねた人には勝てません。
出来る上司や先輩も、いきなり仕事が出来たわけではありません。
コツコツと勉強をしたり、先輩から教えてもらったからいまの地位があります。
天候が悪い時期には注意!特に梅雨時は誰もが憂鬱!
天気が悪いだけでメンタル疾患に罹患してしまった社員の方は、会社を休みがちになります。
雨と曇りの日は、メンタル疾患に罹患していない人でも気分が重いものです。
特に注意してほしいのが梅雨時です。
鬱陶しい天気の日は誰しも気分が悪くになります。
これは天気のせいで一時的に気分が悪くなってるだけだと考えるようにして、出来るだけ仕事だけに集中するようにしましょう。
手が動かないというのも分かりますが、晴れの日を待って耐えてみましょう。
気分が悪いときはルーチンワークを優先して、自分を仕事に乗せていくことも大切です。
単純作業を繰り返すことで、気分が良くなっていきます。
睡眠不足になっていませんか?睡眠時間を意識しましょう
睡眠不足になってしまっている場合には、会社に行ってからも眠くて仕事になりません。
就業時間中に集中できない場合には、強めの炭酸やコーヒーで眠気を覚ますようにしましょう。
特に就業時間中に居眠りをしてしまう状態は不味いです。
睡眠をしっかりとれるように、残業時間を短くしてもらうことも大切です。
もしも残業時間が多くなりすぎている場合には、上司や人事に相談して、睡眠不足でしんどいということは必ず伝えるようにして下さい。
メンタル疾患を未然に防ぐために、会社には配慮する義務があります。
夜眠れないくらいしんどいという場合には、まずは相談をして定時で上がれる日を設定してもらうようにしてもらいましょう。
その日は帰りに歩いて帰って運動時間を確保したり、お酒を飲んでリラックスしたりして、8時間は睡眠がとれるようにしましょう。
特に週5日のうち、1日でも定時で上がれる日があるだけで気分が違います。
限界が来る前に申告するようにしましょう。
人間関係に限界が来ていて会社に行きたくない!
人間関係に限界が来ており、しんどい思いをしている方は特に注意してください。
人間関係はあなただけの責任ではありません。
どうしても雰囲気の悪い部署というものはどの会社にも存在します。
雰囲気の悪い職場を改善するために、明るくてパワーのある人材を異動させることがあるくらい人間関係とは、深刻なものです。
もしも会社を辞めたい!休みたい!と思うくらい思い詰めているなら、異動を申し出るという手もアリです。
雰囲気の悪い職場があるということは人事や経営者は把握しています。
辞められるくらいであれば人事異動で他の部署で頑張ってもらうということはあり得ます。
異動を申し出るときの注意点
但し、異動を申し出るときの注意点があります。
後ろ向きな理由で上司や人事に異動の陳情を行わないということです。
「こういう仕事がしたいので、第二営業チームに行きたいです。また○○課長ともよくお話をさせて頂いていて、彼の元で頑張ってみたいと思っています。」
このように人事よりも先に他の部署のチーム長や管理職に話を付けてしまうというのも手です。
異動の決裁も、人事と管理職との話し合いもスムーズにいきます。
また、他の部署の管理職と懇意にしておけば辛そうに仕事をしている姿を見て「あいつ、うちで引き取らせてくれないか?最近元気が無いように思うから、うちなら元気にやれるんじゃないかな」という男気のある管理職の方もいます。
絶望しないようにして下さい。
なお、人気のある管理職の元で働きたいと思う若手は山ほどいますので、他部署と交流しておくことは大きなメリットがあります。
他部署の仕事ができるバリバリの管理職とは普段から仲良くするようにしておいてください。
思わぬところで救いの手が降りてきます。
他の社員と自分を比較しないことも大切!
自分より仕事の出来る社員も、出来ない社員も、山ほどいます。
比較するよりも自分自身の長所を活かして仕事をする方法を考えるようにして下さい。
長所も短所もない社員なんていません。
事務処理が苦手でも、お客さんのところに言ったらすごくウケが良い人もいます。
自分自身が示せる長所を最大限に活かすようにして下さい。
自信を付けることが出来れば、もう比較する必要もないことに気が付かれると思います。
適度な距離感を!仕事は仕事、家庭は家庭です!
職場と家庭の切り替えをしましょう。
職場の人間関係は、しょせん仕事上の関係だけです。
あまり深みにハマらない様に注意してください。
簡単に切り替える方法があります。
家を一歩出たら、もう家のことは忘れます。仕事のことを考えてもオッケーです。
会社を一歩出たら、とりあえず好きな食べ物を食べることを考えるようにして下さい。
もっと効果的なのはスポーツジムに通ったり、資格の勉強をするために仕事以外での仲間との交流を持つことです。
資格学校はお金がかかりますが、色々な考え方の人たちと交流できるので、実は気分転換に良いです。
とにかく仕事を忘れる時間を作ってください。
仕事はご飯を食べるために必要であり、それ以上でもそれ以下でもありません。
自己実現も大切ですが、何よりも自分自身がストレスを解消できる場所を作るようにしてみて下さい。
最後の手段、転職を検討してみる!
どうしても今の会社に行く気が起きないのであれば、転職サイトに登録してみましょう。
それも複数登録で、自分の希望の職種とは関係ない転職サイトにもです。
思ったよりもいまいる職場よりも待遇が悪い求人が多いなということに気が付きます。
また反対に、同じ職種でもっと給料が良くて休みが多い、高待遇の求人が掲載されていたりします。
情報を取るだけで安心することができます。
自分自身と関係のない転職サイトに登録することで、見えるものもあります。
未経験歓迎で待遇の良い求人を見てみて下さい。
待遇のいい求人は、かなり高度な仕事を任されることに気が付くと思います。
どこまでも隣の芝生は青く見えるということです。
誰もが仕事上で嫌なことを経験していますし、完全な職場なんてあり得ません。
しかし、情報を取り込むだけで安心できます。
みんな苦しい中でそれでも頑張っています。
与えられた環境の中で、出来るだけのことをやってみようという気持ちになります。
情報を得ることで、前向きになれるのならばやってみて損はありません。
会社に行くのが嫌なのは、みんな同じです!心配しないでください!
人間は1日に100回以上考えが変わります。
朝会社に向かうときは「ああ、会社行くの嫌だな」と思っているのに会社に着くと「おっ、これは面白そうな仕事だな。当たりだ!いいプロジェクトに入ったな」とやる気が出ます。
そしてやる気になったかと思えば「早く帰りたいな。まだ定時にもなっていないな」と思います。
コロコロ気分が変わるのが、人間の最大のメリットです。
気分に振り回されてこその人間です。
完璧主義は捨てるようにしましょう。
特に会社にいきたくない!と思い込んでしまうようなタイプの人は、真面目すぎます。
真面目なことは素晴らしいことで、これほど信用できる人材はいません。
しかし、いつも100%の力でやってはいけません。
大学のときの試験を思い出してみて下さい。
100点満点中、60点で「可」がついて単位が出ませんでしたか?
60点の出来栄えでも数をこなすことで評価される仕事もあります。
無理をせずに、サラリーマン生活を乗り越えていきましょう。
悪いことばかりではなく、良いこともたくさんありますから。
笑顔で過ごされる日を、お祈りしております!