上司からの退職の引き止めで困らないために事前にやっておくべきこと

引き止めようとする上司

退職をしたい人が悩んでしまう問題の一つに、上司から引き止められた時の対応があります。

退職したいと上司に話すと、さまざまな手を使って退職を引き止めようとしてきます。

そのため、上司からの熱い説得や、今までよりも良い労働条件を提示されると心が揺らぐことがあるのです。

そして、「この選択は間違っているのか」「会社に残り続けるほうが一番良いのではないのか」と不安に悩まされてしまいます。

上司からの引き止めで心が揺らいでしまうのは、事前の退職準備をしっかりしていないことが原因となる場合があります。

そこで、今回は上司に退職の意思を伝える前にやっておくべきことをご紹介します。

まだ本格的に退職を考えていない、という人もぜひ参考にしてください!

退職の引き止めに対する4つの事前準備

退職しようと思ったとき、上司に話をする前に準備しておくことは以下の4つです。

  • 退職理由を明確にする
  • 法律や就業規則を確認する
  • 退職前・退職後の計画を立てる
  • できるだけ貯金する

順番に説明していきます。

退職理由を明確にする

退職理由を考えたときに、さまざまな要因が浮かんでくると思います。

ただ、退職したいと思ったものの、漠然としているため理由にならないこともあります。

そこで、頭に浮かんだことを一度整理することで、どの要因が退職理由として一番大きいか明確にできます。

退職理由を明確にしていれば、上司を納得させやすくなるので、強く引き止められてしまう可能性が下がるのです。

また、転職活動を行うときに、ここで整理した退職理由が役に立ちます。

例えば、企業を選ぶときの優先順位を決めやすくなり、履歴書の志望動機も書きやすくなります。

このように、退職理由を明確にしておくことは、非常に大切なのです。

法律や就業規則などを確認する

退職に関する法律や就業規則の確認をしておくことで、退職時のトラブルを減らせます。

特に会社の就業規則の中で、退職に関係のある部分は必ず目を通しておきましょう。

たいていは、退職願の提出期限、退職日までの有給休暇の手続き、退職金の有無などが記載されているはずです。

また、法律についても、退職に関係ある民法第627条などは確認しておいた方が良いです。

就業規則の記載通りに退職手続きを進めることで、大きな問題は起きなくなります。

また、法律に問題がありそうな引き止めに対しても、冷静に対処できるようになります。

退職前・退職後の計画を立てる

退職前・退職後の計画を立てることは非常に大切です。

計画を、退職についてのさまざまな不安や迷いを断ち切れます。

転職活動はいつやるのか、転職後のキャリアはどうするのか、生活費は大丈夫か、など考えるべき内容は数多くあります。

しかし、一つ一つ考えておけば、いざ動き出そうとしたときに悩まずにスタートを切れるようになります。

また、引き止めてきた上司への説得材料になるので、できるだけ具体的な計画を立てるようにしましょう。

貯金する

退職を考えたとき、貯金を始めるのも必要です。

退職後に転職活動を行う場合、必要な費用や転職先が決まるまでの生活費が必要になります。

また、退職前に転職先が決まっていたとしても、給料日の関係で余分に生活費が必要になるケースもあります。

例えば、転職前の職場では給与が月末締めの翌10日払いだったとします。

そして、翌月から働く転職先の給与が月末締めの翌月末払いだったとすると、約20日分の生活費が余分に必要になるのです。

こうした事態や、他の急な出費にも対応できるように、貯金はなるべく早く始めるようにしましょう。

また、物理的な心配だけでなく、お金があるという精神的な安定にもつながるため、貯金しておくメリットは大きいのです。

以上、4つの点について紹介しました。

上司に退職の意思を伝える前にしっかりとした準備をすることで、退職に関するたいていの心配事を避けられます。

しかし、これだけでは不十分な点もあります。

退職を引き止めるのは上司だけではない

退職を引き留める最大の壁は「家族」

退職を引き止めてくるのは、上司などの職場の人だけではありません。

最も身近な人、つまり、家族が退職への大きな壁となって立ちはだかるときがあります。

両親や、結婚している場合は配偶者や配偶者の両親など、さまざまな身内が退職を引き止めてきます。

退職によって家族の生活が変わる可能性が大きいため、上司よりも強く引き止めようとします。

そのため、上司を説得する前に退職をあきらめてしまう人もいます。

上司に退職の意思を示す前段階の準備として、家族の説得はとても重要です。

家族を説得するためには現実的な説明が必要

家族からの説得は、上司からの説得よりもより現実的です。

生活費、ローンの返済、転職先、引っ越しの必要、転職後の休日などについて、具体的な理由で説得する必要があります。。

ここでうまく説得するために、事前の準備がとても役に立つのです。

準備したことや考えを丁寧に伝えて、家族の感じている不安を解消すれば、容易に説得できるようになります。

また、家族を説得できたことは、上司を説得する自信につながります。

さらに、家族からの理解やフォローを得られるので、気持ちを楽にして動けるという大きなメリットがあります。

このように、事前に家族を説得することは非常に大きな意味を持っているのです。

上司に退職の意思を伝えましょう

事前準備を終え、家族を説得できたら、上司に退職したいと話しましょう。

ここまでくれば、かなりの説得力を持って説明できると思います。

うまく説得すれば、上司も納得して円満に退職できる可能性が上がります。

退職するのが初めての人にとって、緊張しますし、不安に感じることも多いと思います。

しかし、漠然とした理由や計画で上司に退職の意思を伝えてたとしても、引き止められて心が揺らぐことも多くなります。

無駄に悩まずに退職するためにも、しっかりと事前の準備をしましょう!

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