30代から始めるキャリアプランの考え方!

30代から始めるキャリアプランの考え方!

キャリアプランを考えるのに30代からでは遅いのか

経験を積んで、初めてみえてくる世界がある

キャリアプランはできるだけ若いうちに立てた方が良いんじゃないか、30歳を過ぎてから考えるのは遅いんじゃないかと焦ってしまう方がいます。

そんな人の中には、20代はがむしゃらに働いていて、キャリアプランなんて考える余裕がなかったという方も多いのではないでしょうか。

仕事の経験を積んでいくに従って、仕事のなかで見える世界も広がっていきます。

視野が広がってくると、これまで気づけなかったことにも気づけるようになり、それを機会に改めて自分のキャリアプランを考えるひとも多いです。

学生の時に、就職活動を進めるのにあたって自己分析をした方も多いと思います。

ただ、その時にはわからなかったことが、社会に出て、経験を積んできたことでわかるようになっているはずです。

30歳を過ぎて自分のキャリアを考えると、

「もっと早いうちにキャリアについて考えておけばよかった。」

と後悔する方もいるかもしれません。

ただ、30代になって、ある程度経験を積んできた、今だからこそ分かること、見える世界があるのです。

多くの人が、最初の仕事から自分にあった仕事に就きたいと思うものです。

ただ、キャリアは最短距離で進んでいける直線的なものではありません。

紆余曲折を経て、経験を積んで初めてどの道を歩めばよいのか見えてくるものなのです。

キャリアは60歳を超えても進んでいく

60歳で定年退職をし、そのあとは年金生活というキャリアモデルは、もう過去のことです。

60歳を過ぎても、身体が元気なうちは、現役で働き続けられる方が増えています。

内閣府の調査である平成30年版高齢社会白書によると、2017年度の60歳-64歳の就業率は66.2%でした。

3人に2人は60歳を過ぎても働き続けていることがわかります。

年齢の高い方の就業率は増加傾向にあり、今後はさらに高くなっていくことが想定されます。

多くの方が60歳を過ぎてもその先もキャリアが進んでいくことを考えると、30代はまだまだキャリアの前半です。

これからのキャリアプランを一度考えてみるのに、良いタイミングといえるのではないでしょうか。

30代からのキャリアプランの立て方

キャリアプランとは

キャリアプランを立てるとは、これからのキャリアをどのように歩んでいくかを計画することです。

つまり、どこの会社で働きたいか、何を仕事にしたいか、どのように働いていたいか、といったことを考え、計画することです。

キャリアを計画するうえで大切なのは、あなたの仕事に対する「価値観」や「適性」や「興味・関心」です。

これらをもとに、自分の将来のありたい姿を描き、それをじつげんするための計画を立てるのが、キャリアプランです。

まずは、自分の仕事に対する「価値観」、「適性」そして「興味・関心」を知るために、過去の経験の棚卸を行い、その中に浮かび上がってくる自分がどんな自分かを探索してみましょう。

過去の経験の棚卸

キャリアプランを立てるのは、まず過去の経験の棚卸をするところから始めましょう。

過去の経験の棚卸をするとは、これまでの自分の経験を振り返るということです。

この時、できごと(事実)と主観(捉え方)をしっかり区分することが大切です。

できごと(事実)とは、何があったかです。あなた以外の人にとっても変わらない絶対的なものです。

主観(捉え方)とは、事実をあなたがどう捉えているかです。

「マネージャーに昇進した、うれしい。」というケースを例に考えてみましょう。

「マネージャーに昇進した」が状況で、「うれしい」が主観です。

この場合、「うれしい」と感じることは、当たり前ではありません。

マネージャーに昇進することで、

「(業務量が増えそうで)嫌だな」とか、
「(自分にできるだろうか)不安だな」とか、
「(これまでの仕事ができなくなる)困ったな」とか、

人によって様々な捉え方があります。

この捉え方のなかに、あなたがどういう人間かが浮かび上がってきます。

どうしてマネージャーに昇進することをうれしいと感じるのか?

自問自答してみると良いでしょう。

どんなできごとを思い出せばよいのか見当がつかない場合は、過去のうれしかった成功体験や、つらかった失敗体験を思い出してみてください。

そして、なずうれしいと感じたのか、なぜつらく感じたのかを考えてみてください。

きっとその中に、あなたが欲しているもの、あなたが大切にしているものがあるはずです。

すると、あなたがどういった自分でありたいか、キャリアプランの方向性が見えてくるでしょう。

30代からキャリアプランを実現するために

キャリアをマネジメントする2つの考え方

キャリアプランを実現するためには、計画するだけでなく、実現に向けて行動することが大切です。

つまり実現するために自分自身のキャリアをマネジメントをしていく必要があります。

キャリアをマネジメントするには、2つの考え方があります。

それは、自分で自分のキャリアを積極的にコントロールしようとするキャリアデザインという考え方と、偶然のできごとを考慮に入れたキャリアドリフトという考え方です。

キャリアデザインとは、5年後や10年後どうなっていたいか、自分のキャリアをどのようにしていきたいのかをデザインすることです。

そしてそのキャリアの目標に向かって、今の行動や意思決定に具体的に落とし込んでいくことです。

キャリアをマネジメントする方法と聞くと、このキャリアデザインをイメージされる方が多いのではないでしょうか。

一方で、キャリアドリフトとは、偶然のできごとや他者からもたらされる機会を活かして、自分のキャリアを前に進めていくことです。

人事異動がその良い例です。

例えば、ずっと営業職として専門性を磨いていきたいと考えていた人が、人事異動で企画に異動になったとしましょう。

自分の計画していたとおりにキャリアが進んでいかないというキャリア上の転機が訪れたわけです。

キャリアドリフトとは、こういった思いがけない転機を自分のキャリアを前に進める機会と捉えて、それに積極的にかかわっていこうとする考え方です。

私たちは、変化の激しい時代で生きています。

不確実性の高い社会で、数年後には今の常識が通用しなくなっているかもしれません。

キャリアをデザインしても、なかなか思うようにいかないことが多いということはご理解いただけるでしょう。

そんなときにこのキャリアドリフトという考え方が役立つとは思いませんか?

キャリアドリフトをするうえで大切な姿勢

キャリアドリフトというのは、転機を活かしてキャリアを前に進めていくという考え方です。

これを推進してくために、キャリア上の転機に際したときの姿勢が大切です。

ジョン・クランボルツというキャリアの理論家が、この姿勢として、5つの姿勢を示しました。

それは、好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険心です。

好奇心とは、新しい機会を模索すること。

持続性とは、ちょっとやそっとではあきらめないこと。

楽観性とは、チャンスがきっと来ると思うこと。

柔軟性とは、これまでの信念や態度に固執しないこと。

冒険心とは、失敗を恐れずに、まずやってみること。

つまり、キャリア上で遭遇する様々な転機に、積極的にかかわっていくということです。

そして、その転機を自分のキャリアを推進していくための学習の機会に変え、自らを成長させていくということです。

キャリアデザインとキャリアドリフトはどちらか一方で良いというわけでありません。

両方を備えたキャリアマネジメントを行うのが良いと考えられています。

自分がどうなりたいか、そのために今何をするのかというキャリアデザインを意識しながら、キャリアデザイン上予期しないことがあっても、キャリアドリフトをしながら、自分を成長させ、キャリアプランの実現のためキャリアを前に進めていくのです。

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キャリアプランを立ててみよう

キャリアプランは後から変更しても大丈夫

一度立てたキャリアプランは変えてはいけないと思い、キャリアプランニングを難しく考えてしまう方がいます。

これから先のキャリアにおいても、経験を積んでいくなかで、当然キャリアに対する見方は変わってきます。

それを受けて、当然キャリアプランは変化します。

ですので、計画の一貫性を気にする必要がありません。

今の自分がどう思うか、どう考えるか、それだけを考えて、気軽に計画を立ててみてください。

過去の経験を棚卸をして、あなたの仕事に対する価値観がみえてきます。

それをもとに行動計カウを立てた場合、行動計画自体はきっと今後変化します。

しかし、仕事に対する価値観は簡単には変化しません。

それは、さながら灯台のように、あなたのキャリアの道しるべになるはずで。

過去の経験の棚卸のような自己分析をするのは、学生のときの就職活動以来だという方も多いでしょう。

久しぶりに行ってみると、なかなか難しいかもしれません。

でも大丈夫です。

一度しっかり過去の経験のなかに浮かぶ自分らしさについて探索すると、その時はわからなくても、ふとした瞬間に気づけるようになります。

頭に一本、自己探索のアンテナが立つ状態になるのです。

30代からキャリアプランを立てるのは遅くありません。

経験を積んで、ようやくあなたらしいキャリアプランが立てられるように準備が整ってきたタイミングです。

まずは、過去の経験の棚卸から、あなたが仕事において大切にしていることは何なのか、そしてどういうキャリアを歩みたいか、を考えるところから始めましょう。

次に、そのキャリアを実現するために、今何をするのかを具体的な行動レベルで考えてください。

そして、キャリアデザインだけでなく、キャリアドリブンの姿勢も意識していきましょう。

キャリアプランを立てる前と、立てた後では、あなたの仕事に対する向き合い方も変わってくることでしょう。

より主体的に、能動的になるはずです。するといまの目の前の仕事がより充実したものになってくるでしょう。

早速、あなた独自のキャリアプランを立ててみましょう!

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