「お疲れ様です」って英語で何て言うんだっけ?仕事で役立つ5つのビジネス英語表現

ビジネスパーソン

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日本企業では大抵「お疲れ様です」と言っておけば、相手に不快感を与えることはありません。

廊下ですれ違ったときも、退勤するときも、口癖のように「お疲れ様です」と言っている人は多いのでは?

しかし相手が日本語圏でない場合、「お疲れ様です(You must be tired)」と直訳して英語で伝えても、文化的背景を理解していなければ、違うニュアンスで伝わってしまいます。

最近では中国・韓国などアジア圏からやってくる技術者も増えており、職場で英語を使う機会は増えています。

そこで今回は英語で直訳すると、違った意味に捉えられかねない日本特有のビジネス用語を、英語ではどう表現すべきかご紹介します。

1 「お疲れ様です」=「How are you?」

 

日本では同僚の労をねぎらうときや、同僚・上司をすれ違うけど、何も話すことがない…でも無視は良くない!というときに、「お疲れ様です」という言葉が使われます。

しかし直訳して「You must be tired」などと英語圏の人に伝えても、「え、そんな心配されるようなことしたっけ?」と相手に混乱を招いてしまいます。

英語圏では普段から互いの労をねぎらう文化はなく、大変な仕事、厄介な仕事の後にしか「お疲れ様です」という表現は使いません。

またその際にも、「いい仕事だったね!(Great job!)(Nice work!)」という風に、相手の努力や能力を称える方向で褒めるのが一般的です。

そのため日本で使われる「お疲れ様です」と、同様のニュアンスを伝えたいのであれば、「調子はどうですか?(How are you?)」と、一般的な挨拶を用いるのがベターです。

日本人同士であれば、「調子はどう?」と訊けるのは仲の良い同僚か後輩に限られるかもしれませんが、英語圏の人であれば面識がなくとも一般的な挨拶として使われています。

2 「よろしくお願いします」=「Thanks,Most sincerely」

挨拶をする二人

日本であれば初対面の人との挨拶、また会議の始まり、そしてメールの結び分と、様々な場面で「よろしくお願いします」という言葉が使われます。

しかし英語の場合、シチュエーションに応じて「よろしくお願いします」の表現は、微妙に異なるので要注意です。

共通しているのは、英語圏の場合、「よろしくお願いします」と言う際には、相手への感謝を表明するということ。

たとえば会議や打ち合わせの際には、

「Thank you for taking time to meet us(私達と会う時間を作っていただきありがとうございます。)」

というように、まず感謝を伝えるのが一般的です。

またメールの結び分で「よろしくお願いします」と伝える際には、英語圏でも定型文があるのでご安心を。

  • Most sincerely
  • Yours very sincerely
  • Best regards

↑この3つは海外のビジネスメールではよく目にする表現です。

3 「お世話になっております」=「必要なし」

日本企業同士で社外の人とやり取りする際には、冒頭に必ず「お世話になっております」と使うのが一般的ですが、英語圏ではそのような挨拶は不要です。

英語のビジネスメールはなるべく完結に、必要な情報を早く伝えることが重要とされています。

そのため宛名、自分の情報、そして要件を述べるのが一般的です。

あまりにシンプルすぎてちょっと…と抵抗のある方は、文末に挨拶を述べておきましょう。

読むも読まないも選択権を与えることで、相手に不快感を与えることが少なくなります。

4 「がんばります」=「I won’t let you down」

英語圏の人に自分のやる気を伝える際には、ニュアンスには細心の注意が必要です。

「I’ll try my best(ベストを尽くします)」と答える人も多いですが、この言い方では自分のベストは尽くすけど…、というように自信がないように聞こえてしまう可能性があります。

アマチュア選手が何かの大会に出場するときや、コンクールに出場するときには、「I’ll try my best」で十分ですが、ビジネスシーンでは少し頼りなく感じます。

そのため「頑張る」というあやふやな表現よりも、「I won’t let you down(あなたの期待を裏切りません)」というような、成果を約束する答えがベストです。

特に取引先との会話・メールでは、「I’ll try my best」では不信感を与えるリスクもあるので気をつけてください。

5 「~に関して」=「Regarding・Concerning・As for」

会議やプレゼンでよく使われる「~に関して」という表現も、英語に訳すのは難しい言葉です。

英語では「~に関して」として使える言葉が非常に多く、場面や状況に応じて使い分けなくてはいけません。

たとえばプレゼンなどで統計データなど参照する際には「Regarding」が好ましく、形而上のものには「Concerning・As for」を使うのが一般的です。

しかしチーム会議など、少しくだけた雰囲気を出したいのであれば、「About」を使った方が、メンバーも発言しやくなるでしょう。

このように英語では同じ意味であっても、場面によって使い分けなくてはならない言葉が多いのも難しいところです。

日本語と英語のニュアンスはなぜ違うのか

日本人は識字率が非常に高く、コンテキストの共有が非常に高い国です。

国内の約96%以上が日本語を使うと言われており、同じ本・同じテレビ番組・同じ音楽を聞いて育っています。

そのため一言で多くの情報を相互に伝えることができ、「言わずもがな」文化が広まったと言われています。

数年前に流行った「KY(空気が読めない)」といった概念は、文化の共有度が相当に高い日本独自の考えといえるでしょう。

一方、英語圏は一部を除いて古くから移民を受け入れており、異文化と生活をするのが半ば当たり前となっています。

そのため言葉を伝えるときにも、より簡単で、より直接的な表現が多くなっています。

日本のように言葉の裏を考える、という文化的背景は非常に薄いのです。

こういった背景を覚えておくと、職場で英語を使う際にも、ミスマッチを少なくすることができるかもしれませんね!

ということで、今回は英語圏の人に誤解を与えやすい、日本独自のビジネス言葉の伝え方についてご紹介しました!

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