転職は絶好のチャンス!共働き夫婦が「もっと仲良く」なる方法

転職をきっかけに共働き夫婦がもっと仲良くなる秘訣とは?

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転職を検討しているけれど、パートナーにそのことを伝えにくいと感じる共働き夫婦は、男性・女性を問わず多くいらっしゃるようです。

いわゆる「夫ブロック」「嫁ブロック」と言われるように、転職の意思決定そのものがリセットされてしまうケースも。

本記事では、共働きの転職がスムーズに進み、転職をきっかけとして共働き夫婦がもっと仲良くなるために必要なことをまとめました。

転職は「ゴール」ではない

転職しようと決断するまで、そして転職活動は、人生の一大イベント。

まして、共働きでパートナーや子どもがいる場合は、そのハードルが一段と高くなってしまうようです。

家族の同意を得ることを含めて、共働きの転職活動はとても大変です。

けれども、転職は「ゴール」ではありません。

転職して、新たな職場でいかに成果を発揮できるかこそ、転職というイベントの最大の正念場なのです。

転職したせいで家族との間に溝ができてしまうようでは、とても新たな職場ではつらつと活躍できません。

共働きの転職では、家族の理解やサポートは不可欠です。

共働き夫婦が転職活動に臨む際、「夫ブロック」「嫁ブロック」に悩むことなく、上手く家族からの支援を獲得するためには、自己実現の視点だけではなく、家族全体の最適化という視点を持つことがとても大切です。

転職活動でパートナーから反対される理由

転職活動でパートナーから反対される、その理由はどこにあるのでしょうか。

私は、「日常的に対話が不足している」ことが、最大の理由だと考えます。

  • なぜ転職したいのか
  • そもそも現職では何をやっているのか
  • どういうことを悩んでいるのか
  • 自分はどういうタイプなのか
  • これからどんなキャリアを歩みたいのか

このような、転職の背景にある根本的な悩みや想いが共有されていなければ、パートナーの転職という大きな変化を「基本的には応援するよ」というスタンスで受け入れることは難しいでしょう。

このほかにも、

  • 収入が下がる or 上がっていない
  • 勤務先の社会的知名度が低い
  • 転職して激務になったら家事育児の負担が増える

そういった不安から反対されるケースもあります。

共働きだからこそ、お互いの勤務先や待遇を自分と比べてしまって、懸念点に目がいってしまうこともあるかもしれません。

けれども、収入や、時間・費用などの家庭運営に関する事項を、どのように役割分担していくかは、「お互いが、お互いのキャリアを、尊重する」という関係性が成立すれば、解決の糸口を共に模索することができるのではないでしょうか。

共働き夫婦の「円満転職」第一歩とは

いきなり転職の意思決定を相手に突きつけるようなアプローチではなく、共働き夫婦が「家庭円満」に転職するためには、対話が必要です。

とはいえ、いきなり深刻な顔つきで、キャリアや転職のことを切り出すのは、なんだか勇気がいることでしょうし、相手も身構えてしまいます。

また、共働き夫婦が当たり前になってきたとはいえ、男性の中には「家で仕事の話はしたくない(してはいけない)」という固定概念に囚われている方も少なからずいらっしゃるので、「聞いてくれない」「話しづらい」といった悩みも聞こえてきます。

ですから、共働き夫婦が「円満転職」にこぎつけるためには、常日頃から「自己開示する」ことが第一歩となります。

そして、結果的に、「お互いが、お互いのキャリアを、尊重する」関係性を構築していくことが、とても重要です。

では、どんなことを「自己開示」すればよいのか。

例えば、

  • 願望、理想像
  • 憧れの先輩
  • 仕事で困っていること
  • キャリアで悩んでいること
  • 仕事や職場で嬉しかったこと
  • 業務の現況
  • 将来的な野望、不安

「自分自身のことは話しづらい」という場合には、職場で起きた出来事についての感想や、ニュースで見た「働き方改革」などの客観的な話題で、自分なりの意見を伝えてみるのはいかがでしょうか。

改まって話すのは、最初のうちは緊張するかもしれません。

私がやってみてオススメだったのは、「ながら対話」。

家事をしながら、何気なく話す。

外食しながら、なんとなく話を振る。

ちなみに、私は、夫が皿洗いをしてる隣に立って、「LIFE SHIFT」という人生100年時代の指南本といわれる本の概要を解説するということを実践しました。

夫は逃げられない状況ですね(笑)。

それも、1度に止まらず、5〜6回。「LIFE SHIFT」を読んで得た気づきや、「こうしたいと思った」という想いも聞いてもらいました。

それについて意見を交わすなかで、「無形資産」の構築に重きをおくという共通認識を持つようになり、転職や独立の際の話し合いが随分スムーズにできたと思います。

「ながら対話」は、家事が終わるまでなどのタイムリミットも設けやすく、ライトな感覚で深い話を話し始めたいときによいですね。

キャリアに関する自己開示のポイント3つ

それでは、キャリアや転職に関する自己開示をするときのポイントを3つご紹介します。

(1)スケジュール感

キャリアや転職に関する自己開示は、転職したい、キャリアシフトして行きたい、働き方を変えたい、待遇をよくしたい、資格を取りたい(学び直しをしたい)など、テーマは多岐に渡りますし、1つではなく複数に渡ることも多いでしょう。

1つ目のポイントは、短期的な話なのか、中長期的な話なのか、1つずつスケジュール感を明確にして話すことです。

「いつくらいまでに、どういう変化を望んでいる」ということをパートナーに伝えることで、相手は自分のキャリアや業務状況と見比べて、見通しを立てやすくなります。

短期とは1年以内、中期とは3〜5年、長期とは10年くらいのスパンです。

(2)意見を求める

自己開示したあとは、「どう思う?」と相手の意見を聞くこと。これが、2つ目のポイントです。

転職活動で内定が出た後にパートナーに話そう、と考える方もたまにいらっしゃるようですが、内定承諾あるいは辞退の返答は、内定の連絡をいただいてから2〜3日、遅くても1週間以内にするのが一般的です。

共働きであれば、パートナーにも都合があります。

返答するまでの2〜3日の間、ずっと残業続きということだって考えられるわけです。

「どう思う?」と尋ねる限り、相手がゆっくり考える時間を持てるよう配慮することも、当然必要です。

日常的に対話をして、「どう思う?」という投げかけを繰り返していればいるほど、重大な決断の際にも相手がどう受け取るか、どう答えるかを想像しやすくなります。

ぜひ、「あなたはどう思う?」という投げかけを、普段の生活から意識して取り入れてみてください。聞かれた方は、悪い気はしないものです。

(3)「なぜだろう?」という疑問符を手放さない

3つ目のポイントは、「なぜだろう?」と、相手がなぜこの話をしているのか、疑問を持って聞くことです。

自分から自己開示する場合に、「どう思う?」という質問に対して、期待外れの回答だとしても。逆に自己開示された場合も同様です。

自分と意見が異なるからといって、いきなり相手の意見を否定しては、対話に繋がりません。自分の意見を通そうとして、相手の意見を批判するのもやめるべきです。

また、「私だって」と、自分の状況を引き合いに出したり、相手を叱咤激励するに見せかけて、競争することも避けましょう。

対話において、批判や競争を避けるためには、「なぜ?」という疑問符を手放さず、相手の真意や想いを理解しようと努力することが大事です。

これらの3つのポイントは、共働き夫婦のパートナーシップにも有効ですが、実は職場や親子間での対話にも、とても役立ちます。

転職をきっかけに家庭内の役割を見直そう

実は、転職は、家庭内の役割を見直す絶好の機会です。

  • 家事育児の負担が偏っていることについて、お互いがどのように思っているのか
  • 稼得役割が偏っている(例えば男性が稼ぐものだと決まっている)ことについて、お互いがどのように感じているのか

転職を通じて、家庭運営をどのようにシフトさせて行くべきか、どのような家族のあり方がお互いにとって望ましいか、深く話し合ってみましょう。

他の家庭と比べて焦ったりせず、ネットやSNSに溢れる他人の言い分やお互いの両親の意向などにも振り回されることなく、夫婦が向き合って対話し、お互いが納得できるあり方を模索することで、転職は家庭運営のあり方を見直す好機に変わります。

お互いが妥協できる、折り合い点を見つけることができて初めて、気持ちよく内定受諾でき、転職後も長く成果を出し続けることができるのではないでしょうか。

パートナーをよきキャリアアドバイザーに

転職をきっかけに、共働き夫婦がもっと仲良くなる秘訣とは、まずは日常的に対話することですが、究極的には「パートナーをよきキャリアアドバイザーにする」ことだと思います。

仕事の話を家庭に持ち込むと、ワークライフバランスが保たれなくなると不安に感じて、避けたがる方も多いのですが、共働きが当たり前になった現代においては、実は真逆。

  • 業務の現況や想い
  • 自分の強みは何か
  • ニーズはどこにあるか
  • 理想的な働き方

このような話題で、パートナーとの対話を通じ自己理解を深められるようになると、自律的なキャリア開発がスムーズに進められるようになるでしょう。

また、共働き夫婦がお互いのキャリアについてポジティブに話し合う姿を、子どもが見聞きすることは、とてもよいキャリア教育になるはずです。

家族そしてパートナーという最も身近な存在が、自分のコンディションや想いを理解し支援してくれること、そしてお互いがお互いにとってそのような存在になれることは、人生100年時代を自己効力感を持って心身ともに健康に生き抜く上で、最も重要な鍵になるのではないでしょうか。

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