看護師専門の転職支援サービス『看護のお仕事』には、様々な雇用形態の看護師の仕事が掲載されています。
正社員やパートはもちろん、派遣や紹介予定派遣など。
看護師として仕事をしている方の中には、何らかの希望や事情があって派遣という働き方を選びたい方もいらっしゃるでしょう。
今回は、『看護のお仕事』には派遣の仕事も多いのか、派遣看護師を目指したい方にもオススメなのか、というポイントについて解説していきます。
目次
『看護のお仕事』は、派遣希望者にオススメできる?
『看護のお仕事』は、他のサイトと比較してもぜひオススメしたいサイトです。
その理由は2点。運営会社の信頼性と、気軽に相談ができることです。
これらについて解説します。
運営会社が派遣事業の許認可も取得している
『看護のお仕事』を運営しているのは、レバレジーズメディカルケア株式会社。
人材やITなどの事業に特化したレバレジーズという会社の子会社です。
レバレジーズメディカルケア株式会社は、自社でも労働者派遣事業許可を取得しており、派遣事業を営んでいます。
このことからも、派遣という働き方についてきちんと理解しており、求職者をサポートできる体制が整っているといえるでしょう。
他社サービスの中には派遣の許認可を取得していないケースもあるため、そういったサービスと比べると『看護のお仕事』はオススメです。
気軽に相談ができる
派遣看護師として働く上で一番親身になってくれるのは、派遣会社の営業でしょう。
日頃からメールや電話で気にかけてくれたり、職場に顔を出して不安なことがないか聞いてくれたり。
様々な場面で頼れる存在です。
それだけでなく、『看護のお仕事』のアドバイザーに相談することもできます。
派遣先のことだけでなく派遣会社との関係性についても相談できるので、さらに心強いと思います。
看護のお仕事の詳しいサービス内容は、こちらの記事でも詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
『看護のお仕事』派遣版の基本情報
『看護のお仕事』公式サイトで「派遣・紹介予定派遣」を検索することで派遣版が利用できます。
利用者数 | 月間20万人(『看護のお仕事』全体) |
---|---|
公開求人数 | 約6,400件(派遣版のみ) |
非公開求人 | あり |
料金 | 無料 |
拠点・エリア | 東京(本社)、渋谷、横浜、立川、船橋、さいたま、名古屋、大阪、京都、広島、福岡、札幌 |
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
『看護のお仕事』を派遣で利用した人の良い口コミ
そうなんだねー!
ボーナスないの、メリハリなくていやよねww
場所によって多少仕事が違うとは思うけど、私は訪問診療にして良かったー!って思う🤗
わたしは『看護のお仕事』ってところ!
そうそう!少し前までハロワのところはブラックってなってたけど通報制度がはいってから変わったって聞いたよ!— あたおか な えびLv29 (@ebi_uni_ikura) June 8, 2020
『看護のお仕事』を派遣で利用した人の悪い口コミ
看護のお仕事 微妙だな。連絡が約束通りに来ないし、紹介案件少ないし…。
— かりめろ@読書好き (@ka_ri_me_ro_) August 23, 2018
電話できる日聞かれて空いてる日時送ったのに全然返信来ないし。LINE使うのは良いけど、既読スルーされてるとほんと気分悪い。優先順位低いなら、聞かなくて良いし、既読もしなくていいよ。
— かりめろ@読書好き (@ka_ri_me_ro_) August 23, 2018
まいこも 派遣は電話面接やったけど
次は正社やから スーツ買う
とこから始めないかんw岡山のナースパワーなら
山本さんがまいこ担当やけど
めっちゃいいひと!!!あと看護のお仕事は めっちゃ
電話くるけんやめたほうがいいw— maiko 👀 🎣 🌴❣️ (@da_mb10) January 26, 2018
看護のお仕事と医療ワーカーと看護roo登録したけど、結論は当たり外れある。に尽きる。看護のお仕事は以前利用した時の担当者は良かったけど今回は酷かったし、医療ワーカーはいきなりタメ口やったし。看護rooはまだ分からん。
— ちゃーき。 (@nschaaki) June 10, 2019
『看護のお仕事』を派遣で利用するメリット
- 正看護師・准看護師ともに求人数が豊富
- 約半数は「紹介予定派遣」
正看護師・准看護師ともに求人数が豊富
約6,400件もの求人が取り扱われています。
看護の仕事に特化したサービスのため、多くの選択肢から派遣先を見つけられるのです。
ただし、希望する条件が多いとなかなかマッチする派遣先は見つからないこともあるので注意してくださいね。
約半数は「紹介予定派遣」
「紹介予定派遣」とは、一定期間派遣看護師として働いたあと、社員として働くということが前提になっている求人です。
最終的に社員を目指す人にとっては「紹介予定派遣」があることは嬉しいですよね。
一方で、「ずっと派遣として働き続けたい」という人は「紹介予定派遣」を避けて派遣先を見つける必要があります。
『看護のお仕事』を派遣で利用するデメリット
- エリアが関東・東海・関西・福岡に限られている
- 派遣先の約8割は介護施設
エリアが関東・東海・関西・福岡に限られている
『看護のお仕事』で取り扱われている求人は、関東・東海・関西・福岡が中心です。
そのため、該当しない地域で派遣先を見つけたい人は『看護のお仕事』を上手く活用できないでしょう。
今後、エリアが拡大することを期待しましょう。
派遣先の約8割は介護施設
『看護のお仕事』の派遣先の約8割は介護施設です。
派遣の求人は人手不足のところで募集されるため、介護施設が多いと予想できます。
介護施設で働きたい人にとってはありがたいですが、そうでない人は選択肢が少ないと感じるかもしれません。
『看護のお仕事』派遣版はどんな人にオススメ?
- 派遣看護師に興味がある人
- 派遣看護師として働くと決めている人
派遣看護師に興味がある人
派遣看護師を仕事するか悩んでいる段階の人でも、一度『看護のお仕事』に登録することをオススメします。
なぜかというと、登録することでアドバイザーに相談できるから。
不安に感じていることや気になっていることがあれば、専門知識をもったアドバイザーに聞くことができます。
派遣看護師として働くと決めている人
派遣看護師として働くと決めている人ももちろん『看護のお仕事』への登録をオススメします。
無料で利用できるため、他のサービスと併用して比較しながら派遣先を決めることも可能です。
アドバイザーには当たり外れがあるため、親身になってくれる人から派遣先を紹介してもらうと良いでしょう。
『看護のお仕事』派遣版の特徴と注意点まとめ
- 派遣先の人間関係などの内部情報までわかる
- アドバイザーが親身になってサポートしてくれる
(元看護師など専門知識をもったアドバイザーが在籍) - アドバイザーの質にばらつきがある
- 関東・東海・関西・福岡以外の求人が少ない
(対象地域から外れている人にはオススメできない)
以上の特徴・注意点を踏まえて『看護のお仕事』で派遣先を探してみてください。
『看護のお仕事』派遣版に登録したあとの流れ
面談→求人紹介→選考・内定
面談
- 希望するエリアや給料、勤務先の条件を確認
登録をしたらまずは面談です。
希望する条件を確認することで、自分に合った派遣先を紹介してくれます。
求人紹介
- インターネット上にない非公開求人も紹介してくれる
(非公開求人には好条件で人気なものが多い) - 希望すれば職場見学ができる
『看護のお仕事』では非公開求人を紹介してくれることがあります。
インターネット上に出すと応募が殺到してしまうために非公開にしているような良い案件もあるのです。
気になった派遣先には見学に行くこともできます。
選考・内定
- 選考だけでなく、内定後もサポートしてくれる
- 不安なことや気になることはアドバイザーに相談できる
内定後までアドバイザーがサポートをしてくれます。
不安はできるだけ解消してお仕事を始めましょう。
派遣看護師という働き方
派遣看護師は、直接雇用ではなく、派遣会社に登録した上で各病院・クリニックに派遣されるという働き方です。
派遣は比較的勤務日数や勤務時間が柔軟で、正社員と比べると自分の希望に沿った働き方をしやすいのが特徴です。
仕事と子育てや家庭とを両立させたい方や、プライベートの時間を大切にしたい方、ブランクからの復帰を目指す方などから選ばれています。
派遣と紹介予定派遣の違い
看護のお仕事では、派遣と紹介予定派遣、両方の求人が掲載されています。
この二つはどう違うのでしょうか。
両方とも、派遣会社と雇用契約を結んだ上で、各職場に派遣されるという形は変わりません。
違いは『正社員になることを目指した派遣かどうか』ということです。
紹介予定派遣は、その名の通り紹介を予定している派遣です。
つまり、一定の派遣期間で企業と労働者がお互いを見極め、晴れて両想いになれば正社員として雇用契約を結ぶ、という働き方です。
いきなり正社員として入社すると、ミスマッチに感じてしまうことが出てきがちです。
そうなってはお互いに不幸。
それを生まないためにも、一定のお見合い期間を設けるのが紹介予定派遣のメリットです。
もちろんその職場で正社員として働きたくなければ、無理に正社員にならなくても大丈夫です。
その場合は次の職場を紹介してもらい、希望に合う職場に出会えるまで待ちましょう。
『看護のお仕事』に派遣の求人は多いの?
まずは求人数を調べたところ、派遣の求人数は2006件、紹介予定派遣の求人数は1745件でした(2019年1月23日時点)。
件数だけ見るとどちらもかなり多いように思いますが、求人のほとんどは都市圏(東京・大阪・愛知・福岡)に集中しています。
地方の求人はほとんどなかったので、利用するとしたら当該エリアに住んでいる方だけになるでしょう。
ちなみに都市圏であれば各都道府県200~300件の求人があるようですが、これは特段多いというわけではありません。
もし掲載されている派遣の求人が希望に合わないようであれば、派遣専門のサービスに登録してもよいかもしれません。
もちろん『看護のお仕事』には非公開求人もありますので、掲載されていない優良求人もあると思います。
ぜひアドバイザーに聞いてみましょう。
派遣のメリット・デメリット
派遣という働き方には、メリットもデメリットもあります。
派遣を選ぶからには、その両方をきちんと知っておくことが大切です。
今回ご紹介するのはあくまで一部なので、興味がある方はアドバイザーに細かく相談してみることをオススメします。
派遣看護師として働くメリット
柔軟な働き方ができる
派遣はフルタイムで働く正社員と違い、勤務時間や勤務日数など、自分の要望に沿った働き方ができます。
残業などもないことが多いので、家族との時間や自分のための時間を大切にしながら働けます。
時給額が高い場合が多い
派遣の場合、ある程度の経験や知識は求められます。
その分、高い給与を提示されることも多く、場合によっては正社員以上の給与を手にすることもできるでしょう。
しがらみに縛られずに働ける
派遣ということは、正社員とは待遇も扱いも違います。
しかしそれは、正社員として働く上で悩まされがちなしがらみとは縁遠いということでもあります。
合わないと思ったらすぐに職場を変えられる
正社員であれば一度入社してしまうとなかなか辞めにくいもの。
しかし派遣であれば、その職場が合わないのであれば別の職場に変えてもらうことも可能です。
派遣看護師として働くデメリット
福利厚生が少ない
正社員であれば保険や手当をはじめとしたさまざまな福利厚生が用意されています。
しかし派遣社員には社員同様の福利厚生は適応されません。
当然ながらボーナスや住居手当などはないでしょう。
スキル・ノウハウの蓄積が難しい
派遣社員には、ある程度派遣期間が決められています。
正社員のように年単位で働けば、知識を蓄積していくことができるでしょう。
しかし派遣の場合はそうはいきません。
スキル・ノウハウが身に付く前に職場を離れなければならないこともあるでしょう。
安定性に欠ける
正社員には雇用期間の定めはありませんが、派遣社員は一定期間で契約を切られることもあります。
安定性があるとはとても言い難く、腰を据えて働きたい人には向きません。
紹介予定派遣で働くメリット
紹介予定派遣は、正社員を前提とした派遣です。
一定の派遣期間を、職場とあなたとのお見合い期間として過ごします。
あなた自身が仕事や職場に納得ができるようであれば正社員として働きたい旨を伝え、企業側もあなたを採用したいと思えば正社員として採用してもらえます。
いきなり正社員として働くよりもミスマッチのリスクが少ないのが大きなメリット。面接などの段階で職場を見学するだけでは見えないことも、実際に働く中で見えてくるでしょう。
『看護のお仕事』には非公開求人がある!まずは一度登録を
いかがでしたか?
『看護のお仕事』の特徴はなんといっても非公開求人があることです。
そして、専門知識をもったアドバイザーがあなたに合った派遣先を紹介してくれます。
派遣看護師として働くことに決めた人も、気になっている人もぜひ一度登録してみてください。