児童指導員の年収は安い?条件別収入や給料アップの方法を紹介

児童指導員の年収は安い?条件別収入や給料アップの方法を紹介

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就職や転職を考える際、その仕事の年収や給料相場は重要なポイントですよね。

長く安定して続けていけるかどうかや、その後のライフプランを考えるうえでも大切なことです。

この記事では児童指導員の収入について条件別に詳しく比較して紹介していきます。

児童指導員が収入をアップするための方法についてもまとめていますので、ぜひ目を通してみてください。

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児童指導員とは

児童指導員とは、諸事情によって保護者からの養育受けられない子どもを、保護者の代わりに保護する専門職です。

0歳から18歳までの幅広い年齢層の子どもたちの対応し、その成長をサポートします。

子供たちが抱える問題も多様化している今、保育だけでなく医学的な知識や心理学などに関する理解も求められる仕事ですね。

児童指導員の平均年収・平均時給(雇用形態別)

下記は児童指導員の収入を雇用形態別に表示したものです。

正社員平均年収 323万円
派遣社員平均時給 1,254円
パート・アルバイト平均時給 994円

国税庁より発表された「令和2年分 民間給与実態調査統計」によると、日本の平均給与は430万円です。

児童指導員の正社員の平均給与が323万円ですから、児童指導員の収入は日本の平均より低いということが分かります。

児童指導員の平均年収・平均時給(地域別)

下記は児童指導員の収入を地域別に表示したものです。

正社員(年収)派遣社員(時給)パート・アルバイト(時給)
関東(1位)336万円1,451円1,031円
関西(2位)311万円1,301円994円
北海道・東北(最下位)276万円1,087円897円

児童指導員の収入が最も高いのは関東で、次いで関西、最下位が北海道・東北となっています。

ちなみに児童指導員の給与水準が高い都道府県は栃木県で、平均年収は353万円。

次いで神奈川県が350万円、千葉県が343万円となります。

やはり関東圏が比較的給与水準が高い傾向にあるようですね。

児童指導員の平均年収・平均時給(条件別)

下記は児童指導員の収入を条件別に表示したものです。

「放課後デイサービス」「土日休み」という条件を加えた際の年収についてまとめています。

正社員(年収)派遣社員(時給)パート・アルバイト(時給)
児童指導員の平均323万1,254円994円
放課後デイサービスの場合318万円1,223円994円
土日休みの場合307万円1,250円1,000円

放課後デイサービス勤務の場合、パート・アルバイト以外は平均よりも給与は低いという結果になっています。

土日休み勤務の場合も、パート・アルバイト以外は平均よりも給与が低くなっています。

児童指導員の給与事情

児童指導員の初任給・手取りについても紹介していきます。

初任給

児童指導員の初任給(大卒の場合)のおおよその相場は下記の通りです。

民間施設約18~20万円
公立施設約17万円

公立施設の方が初任給は少ないことが多いですが、公務員の場合勤続年数とともに給与がアップしていきやすいです。

反対に、民間施設は初任給が公立施設よりたかめですが、その後昇級や給与アップのハードルが高くなかなか給与が上がらない傾向にあります。

手取り

児童指導員の給与は、正社員の場合月給約27万円です。

ただしこれはあくまで総支給額であって、実際には全額が手元に入ってくるわけではありませんよね。

社会保険や税金を天引きした後の金額が、実際の手取りとなります。

手取りは給料の7~8割になるのが一般的です。

転職や就職を考える際には給与だけでなく手取り額を考慮するようにしましょう。

児童指導員経験者の体験談

実際に児童指導員の経験がある方が、給与についてどう感じていたのか等を見ていきましょう。

児童家庭支援センターで勤めています。
虐待などによって心に傷を負った子どもたちのサポートする施設です。
子どもが好きというだけではなく、必要な知識を幅広く備えていなければできない仕事で、やりがいは大きいですが本当に大変です。
給与は見合っているかと言われれば、業務内容のわりに十分ではないのではと感じてしまいます。

児童指導員は拘束時間も長く、体力も必要です。
専門知識も求められる職業ですから、それを考えれば給与はもう少し高くても良いのでは?と思いますね。

児童指導員が年収を上げる5つの方法

児童指導員が年収を上げる5つの方法

 

ここまで、児童指導員の条件ごとの年収や時給の詳細について解説してきました。

児童指導員の給与は決して高いとは言えず、実際日本の平均給与を下回っています。

では児童指導員が収入をアップするためにはどんな方法があるのか。

4つのポイントに分けて紹介したいと思います。

当直手当をもらう

児童養護施設の児童指導員の場合、当直の仕事が発生します。

介護でいうところの夜勤のようなもので、当直1回につき5,000~15,000程度の手当てが発生しますよ。

当直手当の金額は職場によっても異なりますので、転職を考える際は手当についてもあらかじめ確認しておき判断材料にしましょう。

資格を取得する

「児童発達支援管理責任者」等、資格手当の対象になりやすい資格に取得を目指して、給与アップを目指すこともできます。

児童指導員はとして5年の実務実績が必要になる等条件がありますので、禁足年数を重ねながら資格の現況を同時進行で進めていくと良いでしょう。

公務員にとして児童指導員になる

同じ児童指導員だとしても、公務員か民間かで給与は変わってきます。

児童相談所や児童養護施設に勤める児童指導員は、地方公務員が多いですね。

こういった地方公務員の施設職員の場合、平均年収は500万円程です。

公務員であれば福利厚生も整っていますから、民間で培ったスキルを活かして公務員を目指すことも視野に入れると良いでしょう。

勤続年数を伸ばす

職場によっては勤続年数によって給与がアップする制度を取り入れていることがあります。

また経験やスキルが評価さ安くなりますから、同じ施設に長く勤めることで昇級や給料アップを狙えます。

ただ勤続年数による昇給には、勤務場所によって特定の技能の取得や一定のスキルレベルに達していることが条件に設定されていることも。

ただ長く勤めるだけでは手当をもらえない可能性もあります。

給料が良い職場へ転職する

勤続による給与アップが望めない、役職のポストがなかなか空きそうにない等、同じ職場で給料アップが難しい場合は、思い切って転職するのも方法です。

施設の種類や規模等も考慮して、より良い条件で雇用してくれる職場を探しましょう。

元の職場での勤続年数は転職の際にアピールポイントになりますから、決して無駄にはなりませんよ。

児童指導員が年収を上げるための注意点

児童指導員が年収を上げる主な方法は、手当てをもらうこと、そして転職をすることです。

ただ、焦って転職先を決めたりすぐに今の仕事をやめてしまうと、気づかないうちの給料アップのチャンスを逃してしまうことも。

まずは本当に今の職場で収入をアップさせる方法がないのかを、しっかりと確認しましょう。

現職の昇給制度についてよく把握しておくことは、他の企業と条件を比較する際にも役に立ちますよ。

転職活動をしてみたら、意外にも元の職場の方が昇給制度が充実していた、なんてこともあり得ますからね。

焦って決断せず、まずは情報を集めるところから始めてみてください。

自分に合った給料アップの方法を見つけよう

児童指導員の条件別の収入や、給料をアップするための方法について紹介しました。

児童指導員の収入は日本の平均と比べても決して高くありませんが、給与を上げるための方法はたくさんあります。

経験を積んでのキャリアアップや転職等、自分の状況に合った方法で給料アップを目指していきましょう。

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