第二新卒の薬剤師は転職で不利になる?失敗しない転職活動の進め方

第二新卒の転職は不利なように思えますが、実は需要が高まっています。

第二新卒は数年であっても社会人経験があるので、教育コストがかからず柔軟性があるとみなされるので30代や40代よりも転職市場において人気です。

この記事では、第二新卒で薬剤師が転職するメリットとデメリット、おすすめの転職サイトをご説明します。

第二新卒の薬剤師は人気

第二新卒とは新卒で就職した後1年から3年の間に転職する人のことを指します。

6年制の薬学部を卒業した場合は26歳から27歳ころですね。

第二新卒は薬剤師試験に受かっているのですでに資格を持っていて、数年であっても社会人として働いていた経験があるので企業側からはとても人気です。

新卒で入社しても3年以内に退職する人が増えているため、若い世代の人材が不足している企業が多いのです。

そういった若い人材補充をするために第二新卒の需要が増えています。

調剤薬局によっては教育に時間とお金がかかる新卒採用をせず、中途採用のみを行っているところもあります。

こういった薬局では、若くて柔軟性があり、数年でも社会人経験のある第二新卒を積極的に採用しています。

第二新卒が人気の理由

第二新卒の薬剤師の需要が高いことはご説明しましたが、第二新卒が人気である具体的な理由は何でしょうか。

第二新卒の薬剤師が人気の理由をご紹介します。

安く雇用できる

新卒であれば教育費用が掛かり、30代や40代の経験豊富な薬剤師には、それなりの年収を提示する必要があります。

薬剤師は管理職でなければ、どの年代でも業務内容はほぼ変わりません。

それでも年齢が高くなるつれ高い年収を提示しなければならないのですが、第二新卒であれば経験のある30代や40代よりはスキルが劣っていても安く雇用できるため、採用に積極的な調剤薬局、病院、ドラッグストアが多いのです。

柔軟性がある

社会経験が少ない20代の第二新卒薬剤師は、柔軟性があり、新しい環境にもなじみやすいと思われます。

採用側としては経験豊富だけれど、こだわりが強すぎる40代や50代の薬剤師よりも、採用した後も社風になじみやすく、柔軟性がある第二新卒を採用したいと考えるのです。

また体力もあるので、夜勤勤務のある病院や商品の品出しや陳列業務のあるドラッグストアでは重宝される存在です。

1年未満での転職は難しい

入社して数カ月など1年未満で転職する場合は仕事にも慣れておらず、社会人としての経験があるとも言えないので、なかなか採用されません。

第二新卒として転職する時期には注意しましょう。

第二新卒薬剤師が転職したい理由

新卒で入社した1年目は薬の名前を覚えたり、仕事の進め方が分からなかったりして、とても大変ですよね。

薬剤師になりたての1年目は仕事を覚えることに必死だと思いますが、2年目、3年目になってくると余裕が出てくる人が多いはずです。

余裕が出てくると、職場の年収や仕事内容、人間関係など気になることが出てきて転職を考える人が出てきます。

では、第二新卒の薬剤師が転職を考える理由は何でしょうか?第二新卒の薬剤師が転職を考える理由をご紹介します。

年収が低い

働いている職場の年収が低すぎるので転職したいと考える第二新卒の薬剤師は多いようです。

調剤薬局やドラッグストアであれば、新卒で年収が400万円を下回ると年収が低すぎます。

調剤薬局やドラッグストアの年収は入社時からほとんど上がらないのが一般的なので、年収が明らかに低い場合は年収が高い職場に転職したほうがいいでしょう。

人手が足りない地方の薬局などは年収を高く設定しているので、高年収を狙うなら地方薬局か企業薬剤師がおすすめです。

やりたいことが見つかった

新卒で入社した触媒での仕事よりも、もっとやりたいことが見つかって転職を考える人もいます。

「企業のMRとして働いていたけど、薬剤師の資格を持っているからには調剤業務をやってみたい」と調剤薬局やドラッグストアへの転職する人、調剤薬局で働いていたけれど、もっと専門的なスキルを身に着けたいので病院に転職したい人など、数年働いているうちに自分のやりたいことが見つかった場合は第二新卒のうちに転職活動をするのがおすすめです。

将来性がある第二新卒であれば、30代や40代よりも未経験の業種に転職しやすいです。

やりたいことが見つかったのであれば、30代になるまえに早めに転職先を見つけましょう。

スキルアップしたい

「調剤薬局で働いているけれど、もっと多くの診療科の薬を扱いたい」と考えて転職する人も多いです。

クリニックの門前薬局では取り扱う薬が少なく、薬局によっては処方箋数が少なくてやりがいを感じにくい場合もあります。

より幅広い薬を扱いたいのであれば、総合病院の門前薬局や病院への転職がおすすめです。

どちらも診療科が多く、処方箋数も多めなので、多忙ではありますが薬剤師としてスキルアップできます。

薬剤師のよくある転職理由と面接でのベストな伝え方

第二新卒で転職するメリットとデメリット

第二新卒が転職する場合は未経験の業種にもチャレンジしやすく、求人も多いのでメリットは多いです。

ですが、もちろんデメリットもあります。こちらでは、第二新卒で転職するメリットとデメリットをご紹介します。

【メリット】未経験業種にチャレンジしやすい

30代や40代でも未経験の業種に転職することは可能ですが、20代の第二新卒の方がより可能性が高くなります。

第二新卒であれば、その若さから柔軟性があり、転職後の職場にもなじみやすいとみなされるため、未経験の業種でも採用されやすいのです。

例えば、病院などは年齢が高くなるにつれ求人が極端に少なくなりますが、第二新卒なら病院求人が見つかりやすいです。

夜勤勤務がある病院だと体力的に厳しい40代よりも体力のある20代を採用する傾向にあります。

調剤薬局やドラッグストアから病院へ転職を考えているなら30代に入る前、第二新卒の時期に転職を考えるほうが転職には有利です。

【デメリット】飽きやすいと思われる

第二新卒で転職するということは、新卒で入社後に1年から3年以内に職場を変わるということなので、採用側から「飽きやすいでは?」、「またすぐにやめてしまうのでは?」と思われてしまいがちです。

「またすぐに辞めてしまうだろう」と面接時に思われてしまうと採用されないので、「なぜ短期間で転職するのか」を採用担当者が納得するように説明しましょう。

自分でうまく説明するのが苦手な場合は転職サイトに登録し、担当コンサルタントと一緒に面接対策をするのがおすすめです。

転職サイトによっては、不安が強い人の面接に同行してくれることもあるので、書類作成や面接が苦手であれば転職サイトをうまく活用しましょう。

第二新卒の転職で後悔しないコツ

積極的に第二新卒を採用する企業、薬局、ドラッグストアが多いので、転職先には困りません。

ただ、転職後に「自分が思っていた仕事内容と違う」、「もっと条件のいい転職先があったはずだ」など後悔しないためにも、第二新卒の転職で後悔しないコツをご紹介します。

複数の転職サイトに登録する

第二新卒薬剤師が転職する際には、複数の転職サイトに登録しましょう。

転職サイトに登録すると担当のコンサルタントが付き、転職の悩みやキャリアプランの相談に乗ってくれます。

条件に合った求人の紹介、面接日の調整、書類添削、面接対策、条件交渉などを行ってくれるので、転職活動には欠かせないサービスです。

複数の転職サイトに登録することで、多くの求人をチェックできます。

チェックできる求人が多いほど、自分の希望条件に合った求人が見つかる可能性が高くなります。

転職サイト独自の非公開求人もあるので、好条件の非公開求人を見逃さないためにも複数の転職サイトに登録しましょう。

事前に職場見学する

転職先の年収や待遇などの条件も重要ですが、長く働くのであれば職場の雰囲気が自分に合っているかを知ることも大事です。

転職サイトに登録すれば、担当コンサルタントが薬剤師の人数や薬剤師の年齢層などの内部情報を教えてくれますが、やはり自分の目で見て体験するのが一番確実です。

職場見学が可能な場合は、必ず事前に見学をさせてもらいましょう。

「職場の雰囲気はどうか」、「忙しさはどうか」、「調剤室は散らかっていないか」など細かい箇所まで確認しましょう。

調剤室が散らかっている薬局は、忙しすぎて調剤室の整理まで手が回っていない可能性があります。

そうなると激務であることが予想できるので、「やっていけそうかどうか」をしっかりと考えましょう。

第二新卒におすすめ薬剤師転職サイト

第二新卒の転職におすすめの薬剤師転職サイト3つをご紹介します。

転職サイトは複数に登録して、サービスやコンサルタントを比較しましょう。

最終的に使いやすい転職サイトを2から3社に絞るといいですね。

薬剤師におすすめの転職サイト比較ランキング【2018年】

リクナビ薬剤師

リクナビ薬剤師

リクナビ薬剤師は、大手リクナビグループが運営する転職サイトです。

求人数は35,000件を超え、非公開求人も豊富です。大手人材紹介会社が運営しているので、大手企業、薬局、病院の求人が集まりやすいのが特徴です。

毎日30件以上の新着求人があるので、たくさんの求人を比較して自分に合った求人を探すことができます。

優秀なコンサルタントが多いので、初めて転職する人、第二新卒での転職に不安を感じている人はリクナビ薬剤師のコンサルタントに相談しながら転職を進めるのがおすすめです。

リクナビ薬剤師の口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は、大手人材紹介会社のマイナビグループが運営しています。

求人は50,000件を超えるので、幅広い求人をチェックするなら登録しておいて損はないでしょう。

マイナビでは、求職者との面談に力を入れています。

「転職活動の進め方が分からない人」、「丁寧なアドバイスが欲しい人」はマイナビに登録しましょう。

電話やメールでの連絡スピードが速いので、ストレスなく転職活動を進めることができます。

求人情報の読み方を教えてくれるので、転職が初めての第二新卒薬剤師におすすめの転職サイトです。

マイナビ薬剤師の口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!

ファルマスタッフ

ファルマスタッフ

ファルマスタッフは大手薬局チェーンの日本調剤グループが運営する転職サイトです。

薬剤師の転職支援期間が18年と長く、薬剤師特有の悩みや業界を熟知しているサイトです。

求人数は50,000件を超えており、正社員やパートだけでなく、派遣や紹介予定派遣の求人も豊富なので様々な働き方を検討することができます。

面接が不安な求職者の面接に同行してくれるので、面接でうまく伝えるのが苦手な人にぴったりの転職サイトです。

ファルマスタッフの口コミ・評判からみるメリット・デメリットを徹底解説!

志望動機・自己PRの例

調剤薬局ならどのくらいの処方箋数をどのくらいの人数でこなしていたか、どんな科目に対応したことがあるかなどがアピール材料になります。

また第二新卒での転職は「またすぐに転職してしまうのではないか?」と思われるので、長く働く意思があることを伝えるようにすると印象が良くなります。

ネガティブな内容は書かないようにしましょう。

第二新卒の志望動機・自己PRの例文

 

製薬企業のMRとして働いてきましたが、薬剤師としてよりスキルアップしたいと考え、調剤業務ができる貴社で勤務をしたいと思ったのが志望した理由です。

貴社では、地域の患者さんとのコミュニケーションを大事にしているとのことで、MRで培ったコミュニケーション能力を生かせると思いました。

 

第二新卒の薬剤師の面接でのアピールポイント

「勉強させてもらいたい」、「成果を出していないのに責任のある仕事をしたい」などと面接で行ってしまうと評価が下がります。

「自分で何かしらの成果を出しているが、その頑張りをさらに実現できる職場として御社を選んだ」という点をアピールすることが大事です。

また、第二新卒ならではの柔軟性や将来性をアピールすると印象が良くなります。

第二新卒特有のコツをつかんで後悔のない転職を

第二新卒を積極的に採用する薬局、病院、ドラッグストアは多く、「第二新卒歓迎」の求人も多いので第二新卒での転職はそう難しくはありません。

第二新卒特有の志望動機や面接でのアピールポイントを抑えれば採用担当者の印象もよく内定が決まりやすくなります。

しっかりと多くの求人を比較し、実際に職場見学することで後悔のない転職をすることができますよ。

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